長野県安曇野市 中房温泉〜燕山荘〜大天井〜常念乗越〜一の沢
- GPS
- 16:30
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,860m
- 下り
- 2,065m
コースタイム
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 2:40
- 合計
- 9:50
天候 | 1日目 曇/晴 2日目 晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
中野市西友5:00=自家用車=6:00穂高駐車場6:15--6:20穂高駅6:40=乗合バス=7:20中房温泉 〔復路〕 一ノ沢12:30=タクシー=12:50穂高駐車場13:00=自家用車=13:20山のたこ平(温泉)13:50=自家用車=14:00とんかつや14:40=自家用車=15:40中野市西友 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〔中房温泉〜合戦小屋〕 登山ポストやトイレは日帰り温泉施設脇登山口に有ります。 ここで水も確保できます。 ここから急登、時々ギャップの大きい個所があるモノのほぼ整備された登山道を歩きます。危険個所は谷川が崖となっていて転落すると生命の危険が有りますが、登山道から踏み外さなければ問題なし。 今回は残雪はほとんど有りませんでした。 〔合戦小屋〜燕山荘〕 この時期の合戦小屋はスイカもなく少し寂しですが売店は営業をしていました。 そしていきなり登山道に残雪が出て来ますがその先はミックス、燕山荘が見えてくるあたりの尾根から本格的な残雪歩きとなります。 滑落すれば止まる事が困難な場所を歩きますが、登山道の幅は広く普通に歩けば危険は有りません。 燕山荘直下の坂道が辛くこたえますが、燕山荘の到着すれば大展望が待って居ますので、今までの疲れが吹っ飛んで行きます。 自炊や行動食も良いですが、燕山荘ではお昼メニューも取り扱っていますので食事を頂いてみては如何でしょうか? 但しとなりで生ジョッキ大を頂くのを見ながらの食事はもどかしいです。 (*^。^*) 〔燕山荘〜大天井〕 までは稜線歩きの快適な空中散歩が楽しめます。時々ザレ場や岩場が出て来て少し苦労しますが概ね気持ち良く歩く事が出来ます。 大下りを下り切ってから残雪が出て来ます。滑落すれば止まることなく谷底まで滑って行きますのでアイゼンを使用し慎重に歩きます。 雪が緩んでいる場所も有り、特に斜面をトラバースする時は注意が必要です。 それ以外は余りの風景の良さによそ見をしてつまずいて転倒をしなければ特に危険な個所は有りません。 〔大天井〜常念乗越〕 ここも眺めの良い縦走路が堪能出来ます。 空中散歩を堪能して下さい。 〔常念乗越〜一ノ沢〕 少し辛い下り道となりますが、登山道の整備は合戦尾根より劣るますが有る程度行き届いています。 下り始めてしばらくすると残雪が出て来て少し苦労しますが、焦らず確りとステップを切っております。 谷筋の地形的に厳しい場所に登山道を作った為にかなり危険な個所が有りますが、登山道から外れなければ問題は有りません。 しかし50m以上の有ると思われる崖脇を高度感を感じながら歩きますので、間違いなく慎重に歩く必要が有ります。 こけるなら山側に倒れるが鉄則ですね。 数か所雪渓歩きや沢の徒歩が有りますのでスリップに注意が必要です。 |
その他周辺情報 | 食事は国道沿いに何件かの食堂が営業をしています。但し14時になるとお昼タイムが終わり準備中となりますので注意が必要です。 温泉は泉質が良い穂高温泉郷がお勧めです。 |
写真
装備
個人装備 |
水
タオル
雨具
食料2回分
行動食
ストック
テント
寝袋
グランドシート
ザック
防寒着
非常食
アイゼン
カメラ
ヘッデン
ストーブ
コッヘル
カップ
|
---|---|
共同装備 |
無線機144&430(2)
シュリンジ(2)
地図(地形図)
計画書
予備電池
|
感想
昨年より残雪の北アルプスや立山・剣岳を見たくて6月は梅雨の晴れ間を利用して縦走する計画を立てていた。
しかし思った以上に雪が有りそうなのと、いきなり唐松岳から五竜山荘・遠見尾根の周回は難しいと考え、今回の表銀座コースへ変更した。
残雪の剱岳を目の真に見る事は出来ないが、その代り槍穂のゴールデンコンビを右手に眺めながら縦走を歩く事が出来る。
当日朝方まで土砂降りの雨となっていたが、天気予報ではこれから晴れるとの事だったので、それを信じて自家用車で中野市を出発した。
途中雨にも降られたが穂高の駐車場に到着すると雨は上がり、少し青空が見えて来た。
乗合バスは出発30分以上前に到着したが決して早く着いたとは感じなかった。やはりこの余裕を持って行動する事は心のゆとりと落ち着きをもたらすようです。(大変珍しい・・・・たまにはこの様に言ってみたかった)
毎度ながら表銀座に登るとお約束の如く槍ヶ岳は雲の中となる。今回も結局大天井岳山頂に着くまでその姿を眺める事は出来なかった。
しか〜しその日の夕方から次の日は常念乗越を下りるまで終日槍穂を眺めながら縦走を歩く事が出来た。
お天道様、好日に感謝です。
今回の山行で感想なんて似合わない、画像とコメント見て頂ければその素晴らしさは判るであろう。
しいていうならば、「好日の日に登れば裏切らないルートです」かな。
天気予報では終日風は穏やかとの事でしたが、どうも夜中に気圧の谷が通過したらしく強風がふいた様です。
風が強い場合はやはり自立式テントは強いです。
ツエルトにてテン泊を初めて試みましたが、風に吹かれるとバタバタ言ってうるさくペグも飛んで行きます。
今回は2人のテントに挟んで頂きましたので、テント倒壊はなく事無きを得ましたが、稜線のテン場ではツエルトの使用方法に一工夫が必要な様です。
期待を裏切らない山行と兄さんの記録、楽しませていただきました。
素晴らしいですね〜
山の楽しさとか楽しみ方とかは色々ありますけれど、やっぱり山の一番の醍醐味は、山で泊まる事によって楽しめる事にあると思うんです。しかもそれが展望の良い稜線で、天気も良いとなれば文句なしですね。
北アルプスのような高い山に登ったり、山で泊まったりとか出来ないヘタレの私ですので、こうした兄さんの期待を裏切らない記録を拝見出来るのが嬉しいですし、楽しみです。
あ、夕食と朝食の写真も見てみたかったですね。兄さんの事だからきっと食事も充実していたと思います 美味しい珈琲にデザートもあったはずですしね
さて、これからS姉さんをお迎えに上がって、こちらも秘境の山へ向かいます。お会い出来たら嬉しいですね
13Bさん、おそコメで申し訳ございません。
バタバタが落ち着いた今日この頃、久し振りに山行記録を見直してコメント気が付きました。当日の雰囲気を思い出して兄さんのコメント読まさせて頂きましたら感無量で大変嬉しくなりました。
有難うございます・・・・頑張ります。
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