愛別岳
- GPS
- 07:00
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 1,656m
- 下り
- 1,650m
コースタイム
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 7:00
天候 | 晴れ無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
(復路) 天幕沢から尾根はツボ 引金沢から平尾根末端まではシール (メモ) ・最初の平尾根までの取り付きは滑走のルートで沢地形をトラバース気味に登ると良い。 ・Co805手前には左側に作業道がある。尾根トップは凸凹なので作業道を使うと復路はスマート。 ・天幕山の尾根は空沼の様に地形図に無いポコが出てくるのでなるべく尾根トップを歩かない様にする。 |
その他周辺情報 | よし乃 味噌チャーシュー |
写真
感想
行ってみたかったが、都合が合わなく縁が無かった愛別岳に行く日がやっと来た。
目的地が見えない森歩きが続く、試練の時間を越えると素晴らしい山並みが現れ感動し、苦戦しながらも登り終えた山頂からは絶景が広がり、意外と滑りも楽しめた大満足の日曜になり、暫くは思い出してニヤニヤ出来そう!笑
シロさんありがとう!
この時期の羊蹄は硬くて修行になる、午前中は晴れそうなので今季2度目の遠征にした。
向かう愛別岳は僕は2度目で前回は牧場から登ったが、山頂でガスになってしまい天幕沢の全景が見える程度だった。今回は山頂からの絶景を見るためのリベンジ。清川からのルートは初見だ。
平尾根まで取り付きは涙壁と同様の超絶急斜面で細いし木も混んでおり片栗粉の様な雪でシールの効きも悪く予想以上に難度が高く乗り上げるまで40分要した。
太陽が出てきて青空も広がり平尾根の森ハイクも気持ち良いが空沼の様に地形図に無いポコが出てくる。
一旦引金沢へ下降し天幕山への尾根の登る、いつまでも続く長い長い森ハイクに飽きてきた頃に木々隙間から山並みが見えてきた。
3時間弱でやっと森林限界を超えて愛別岳と対峙する。大雪山は夏も冬も色々と歩いてきているが、ここから見る上川岳から鋸、比布、愛別にかけての景色は他とは違う大雪山としては荒々しい山容だった。
向かう愛別岳の斜面はとても急でアレ、登れるのか!?と思うくらい。1番急な斜面に近づいてみると雪が残っており東からの日射で程よく柔いのでシールのまま登る事が出来た。それでも超絶急斜面なので僕の中でのスキー登坂3大急斜面に認定します。
山頂までラスト100は硬くて普通的にクトーだがもう少しなので数mm程度の雪を拾い2度踏み込み足場を作りながらシールのまま山頂に到着。急斜面と硬い山頂下の踏み込みで脚はパンプし5時間かけての長丁場の登りは久しぶりに疲れた。
天気は持ってくれて山頂から絶景で5年前のリベンジに成功した!特に冬季の吊り尾根から稜線にかけて白い屏風を見たかったのでとても嬉しい。
シールを剥がして絶景に飛び込むが出だしはシールを剥がし忘れたのかと錯覚するほど滑らない酷い雪だったが、高度を落とすと徐々に柔らいシャバになり期待していなかったが楽しいスキーがだった。
天幕沢からツボで登り返し森の雪は北面なので生きておりクリーミーでとても気持ち良い、が日向は制御不能のファッキンモナカなので日陰を選んで滑る。
引金沢へはシールを張って登り返し、その後平坦なので平尾根末端までそのまま歩き再びシールを剥がして取り付き滑走。
登っている時、こんな急で木だらけの細い尾根を滑れるか心配だったが沢地形の木の薄いところは程よいパウダーで杞憂で無事に車まで帰還した。
久しぶりに初見のルートだが体力、メンタル、技術的にもタフなルートでサラっと1人でやっちゃうパクさんは凄いなぁと思った。
プライスレスな思い出作りができてコンさんにも喜んで貰えて大満足の遠征になりました。
コンさんありがとうございました!
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