鋸岳、比布岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 21.4km
- 登り
- 2,031m
- 下り
- 2,024m
天候 | 風強 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス | 車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鋸岳と比布岳の稜線の北側には大きな雪庇あり |
写真
感想
昔の山行すぎてあまり覚えていないが覚えている限りで書いてみよう。
4/21
ホテル「ロックサイド」に車を置かせてもらう。そこから最終人家の方へ。まずリクマンベツ川の近くを歩き尾根に取り付き。なかなか急でかなり苦労する。・805付近は道のようなものが感じられる。適当なところで引金沢を渡渉。スノーブリッジがあった。対岸は少し急だがなんてこともない。その後天幕山までコンパスを見ながら進む。病み上がりの一番荷物の軽いMがへばる。私はMに対して「この程度でへばるなよ。ケッ」と言ったが、内心ゆっくり歩いてくれる人がいて助かったものである。(LとsLの体力は恐ろしく、ついていくのが必死であった。)この辺りはずっと混合林でかなりの密林である。イメージ的にはトムラウシ温泉からトムラウシに向かう時の夏道上のような感じだ。どんどん木は薄くなっていき途中から尾根が細くなり、波打つ。タンネ主体のいかにもここにテント張ってください的なところに幕営。そこで食料等は置いて上を目指してみる。しかしC1700くらいで風が強すぎるため皆がバタバタと倒れだす。「今日はこの辺にしといてやらあ」と悪態をついて敗退。その後はテントで楽しくすごした(ような気がする)。
4/22
天気はスカッパレ。風は少しあるようだが昨日よりはだいぶ弱まっている。また愛別岳の方は沢が埋まっていて渡渉できそうだ。(当初愛別の東斜面を滑るという話もあったため偵察を行なった。)昨日敗退したところを簡単にすぎ、・1771に着く。そこから比布岳直下のスロープを滑ることする(ここを我々の部活でははるか昔から「天皇」と呼んでいる。)天皇は結構ずぼずぼであった。しかし途中からかなり急になって比布岳に上がるときはダガーポジションになった。比布岳は看板あり。結構気持ちが良かったなぁ。天皇をいざ滑る。上部は急で硬い。ビビリビビリの横滑り。また途中から雪が緩んだと思うと右手の雪庇からのデブリが気になる。なかなかの斜面であった。ここは一度滑るべきであろう。次に雪庇を挟んで反対側の鋸岳の方を滑ることとする。(ここを我々は「リクマン」と呼んでいる。)稜線に出た後、鋸岳アタックを試みる。モラルのない私はアイゼンで草花を踏みつけようとしていたところ、Pのメンバーに注意された。ここから私は高山植物を愛でることに決めたのであった。途中で岩がゴツゴツしだして時間もないから断念。リクマンをいざ滑る。ここはとてもスキーに適した斜度であり、雪もよい具合に緩む。楽しく滑った。あとはひたすら帰るだけ。途中コンパスをみるが私は右にどんどん曲がっていく。コンパス見ているのに。人体の神秘である。最後の尾根を下ろすのにとても苦労して時間くう。私はもうボロボロ。ボロ雑巾であった。なんとかおりて下山完了。楽しかったがかなり疲れる山行であった。つまり充実。
この辺りは良いスロープがたくさんあるのにアプローチが長いためかあまり知られていない。さすが大雪と感心した山行であった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する