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Yamareco

記録ID: 6583986
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
蔵王・面白山・船形山

船形山

2024年03月24日(日) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 宮城県 山形県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:01
距離
15.4km
登り
1,074m
下り
1,077m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:35
休憩
0:25
合計
7:00
距離 15.4km 登り 1,074m 下り 1,078m
8:04
9
スタート地点
8:50
8:51
14
9:05
9:05
25
9:29
9:30
41
10:11
10:11
4
10:15
10:15
23
10:38
10:38
6
10:44
10:44
29
11:13
11:13
42
11:55
11:55
17
12:18
12:23
0
12:31
12:31
16
12:47
12:55
9
13:05
13:05
6
13:11
13:11
19
13:29
13:30
40
14:10
14:10
13
14:23
14:23
9
14:32
14:32
21
15:05
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
升沢登山口手前に駐車。
AM7:30で登山口直近のスペースは全て満員。
登山口まで徒歩5分程の位置に駐車。
コース状況/
危険箇所等
 登山口から山頂まで全て雪が繋がっている。
雪質は湿った重い雪で歩きやすい。本山行は全てツボ足でチェーンスパイク等は不使用。
 本ログ上に、ルートから外れて歩いている箇所が多数あるが、トレースと雪の状況によるもの。
 
【登山口〜升沢避難小屋】
 傾斜の緩い快適な道が殆ど。

 旗坂平の前後のみ傾斜のきつい箇所があるが、朝は雪がしっかりしているので、多少傾斜があってもキックステップで通行しやすい。一方、昼を過ぎると雪が緩んで滑りやすくなるので注意。

 一群平付近は、谷側が切れている箇所が有り、コース上その縁を通るが、谷に繋がる雪の根本に大きなクラックがあったので、あまり刺激しないほうが良いと思われる。

 三光の宮から先は道が細くなり、小屋まで休憩の適地は少なくなる。細いと言っても危険箇所と思われる様な場所は無いが、少し距離が有るので、三光の宮で休憩したほうが良い。

 避難小屋はとても綺麗に整備されており、利用しやすい。

【升沢避難小屋〜山頂】
 避難小屋から先に進むと、直ぐに急登になる。

 千畳敷の分岐までは、体感45度くらいの斜面を直登した。この直登の辺りで森林限界に出るので、展望が得られるようになる。
ただし、風が強くなり捕まるものも無いので、滑落に注意すること。

 千畳敷の分岐まで登ると、船形連峰の稜線上にでる。山頂までは数百mなので最後の詰め。
傾斜は落ち着き、殆どアップダウンが無くなるが、雪の下が石楠花等の低木の為、踏み抜きが多発する。
浮力を得るために、わかん等着けたほうが快適だと思う。(それでも踏み抜いたと思われるトレースがあったが)

 下山時の山頂から南東方向への降りは、先行者のトレースを辿ったもので、こちらは良く締まった雪で踏み抜き無し。下山には良いと思う。(稜線上に出てから山頂に歩いていくワクワク感は無いが快適)
その他周辺情報 【花おりの雪】
950円/大人一人。
浴場はよく清掃されていて快適。
内湯二つ(ノーマルとぬるめ)があるが、ぬるめが普通の温泉くらいの温度。ノーマルはかなり熱い。
スタート!
2024年03月24日 08:15撮影 by  Pixel 8, Google
1
3/24 8:15
スタート!
升沢小屋までは基本的にこんな感じの林道歩き
2024年03月24日 08:57撮影 by  Pixel 8, Google
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3/24 8:57
升沢小屋までは基本的にこんな感じの林道歩き
一群平
ここまでが少し急登もあった
2024年03月24日 09:04撮影 by  Pixel 8, Google
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3/24 9:04
一群平
ここまでが少し急登もあった
気持ちの良いスノーハイク
2024年03月24日 09:38撮影 by  Pixel 8, Google
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3/24 9:38
気持ちの良いスノーハイク
が、小屋までが遠い…
2024年03月24日 10:14撮影 by  Pixel 8, Google
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3/24 10:14
が、小屋までが遠い…
来し方
2024年03月24日 10:29撮影 by  Pixel 8, Google
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3/24 10:29
来し方
不動石の鳥居
綺麗に手入れされてます
2024年03月24日 10:36撮影 by  Pixel 8, Google
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3/24 10:36
不動石の鳥居
綺麗に手入れされてます
ここに看板があるが…
2024年03月24日 10:36撮影 by  Pixel 8, Google
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3/24 10:36
ここに看板があるが…
不動石は少し後ろ
2024年03月24日 10:37撮影 by  Pixel 8, Google
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3/24 10:37
不動石は少し後ろ
船形山を捉える
2024年03月24日 10:40撮影 by  Pixel 8, Google
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3/24 10:40
船形山を捉える
瓶石
冬だから?面白い形
2024年03月24日 10:43撮影 by  Pixel 8, Google
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3/24 10:43
瓶石
冬だから?面白い形
やっと小屋に到着!
ということでここからは最後の詰め
2024年03月24日 11:10撮影 by  Pixel 8, Google
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3/24 11:10
やっと小屋に到着!
ということでここからは最後の詰め
船形山の稜線に乗って
先行者が雲に巻かれていく
2024年03月24日 11:51撮影 by  Pixel 8, Google
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3/24 11:51
船形山の稜線に乗って
先行者が雲に巻かれていく
晴れた!
2024年03月24日 12:07撮影 by  Pixel 8, Google
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3/24 12:07
晴れた!
絶景中の絶景
頂上避難小屋と先行者
2024年03月24日 12:13撮影 by  Pixel 8, Google
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3/24 12:13
絶景中の絶景
頂上避難小屋と先行者
お菓子の家(通称)
こんな場所に来れたことに感動する
2024年03月24日 12:16撮影 by  Pixel 8, Google
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3/24 12:16
お菓子の家(通称)
こんな場所に来れたことに感動する
ピーク!
2024年03月24日 12:17撮影 by  Pixel 8, Google
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3/24 12:17
ピーク!
来し方
既に後ろは雲に巻かれて
2024年03月24日 12:17撮影 by  Pixel 8, Google
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3/24 12:17
来し方
既に後ろは雲に巻かれて
山頂標識は巨大な海老の尻尾をつけている
正に自然の芸術
2024年03月24日 12:18撮影 by  Pixel 8, Google
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3/24 12:18
山頂標識は巨大な海老の尻尾をつけている
正に自然の芸術
岩さえも
2024年03月24日 12:19撮影 by  Pixel 8, Google
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3/24 12:19
岩さえも
仙台平野が一望出来た
2024年03月24日 12:30撮影 by  Pixel 8, Google
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3/24 12:30
仙台平野が一望出来た
ブルースカイ
ご褒美見たいな光景
2024年03月24日 12:30撮影 by  Pixel 8, Google
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3/24 12:30
ブルースカイ
ご褒美見たいな光景
蔵王さえも見通せる
2024年03月24日 12:37撮影 by  Pixel 8, Google
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3/24 12:37
蔵王さえも見通せる
船形連峰
2024年03月24日 12:38撮影 by  Pixel 8, Google
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3/24 12:38
船形連峰
撮影機器:

感想

 昨年12月から会社に命ぜられていた宮城県出張が、この3月に終了した。
せっかく宮城県にいるのだから宮城の山を登ろうと、ここ4ヶ月は宮城県の山を中心に登った。その中で、水沢山への山行で初めて雪山を歩いて、その美しさに惹かれた。
 この4ヶ月の締めとして、先達の記録を読んで心惹かれた船形山に登った。

 登山口より200m程手前のスペースに車を置いて出発。登山駐車場は既に満車だった。
登り始めると直ぐに一面の雪。雪の緩さからしてツボ足がベターと判断して登る。わかんを付けるべきか?と頭をよぎったが、足の1kgは肩の5kgということで、ツボ足で行けるうちはツボ足で行くことにした。
 登山道はいたって快適なスノーハイク。青空の下で、白銀の樹林帯を歩いた。とても気分が良かった。

 緩い登りと多少の降りを混じえて、升沢避難小屋に到着。避難小屋でエネルギーの補給とした。
避難小屋の中はとても綺麗に手入れされていて、この避難小屋が皆に愛されていることを感じた。

 補給が終わり、避難小屋を出発すれば、いよいよ最後の登り。直登ルートを詰めた。
天気が良く、景色も良かった。ただし、直登ルートのキツさだけは、ジリジリ消耗していくように感じた。

 やっとのことで登りきって稜線に出ると、山頂方面はガスっていた。先行者がガスに撒かれるのが見えた。霧の中に消えていってしまうようで、凄絶さを感じた。

 稜線は石楠花を主とする森林限界。ひたすらに踏み抜いた。一回踏み抜く毎に一休みし、やっとのことで山頂に到着すると、待っていてくれたかのようにガスが晴れた。
空は青くて、足元は一面の銀。夢のような世界だった。

 今回の山行はまるでご褒美のような山行だった。
来年度以降も雪山を目指したい。

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