船形山
- GPS
- 07:01
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,074m
- 下り
- 1,077m
コースタイム
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 7:00
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
AM7:30で登山口直近のスペースは全て満員。 登山口まで徒歩5分程の位置に駐車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から山頂まで全て雪が繋がっている。 雪質は湿った重い雪で歩きやすい。本山行は全てツボ足でチェーンスパイク等は不使用。 本ログ上に、ルートから外れて歩いている箇所が多数あるが、トレースと雪の状況によるもの。 【登山口〜升沢避難小屋】 傾斜の緩い快適な道が殆ど。 旗坂平の前後のみ傾斜のきつい箇所があるが、朝は雪がしっかりしているので、多少傾斜があってもキックステップで通行しやすい。一方、昼を過ぎると雪が緩んで滑りやすくなるので注意。 一群平付近は、谷側が切れている箇所が有り、コース上その縁を通るが、谷に繋がる雪の根本に大きなクラックがあったので、あまり刺激しないほうが良いと思われる。 三光の宮から先は道が細くなり、小屋まで休憩の適地は少なくなる。細いと言っても危険箇所と思われる様な場所は無いが、少し距離が有るので、三光の宮で休憩したほうが良い。 避難小屋はとても綺麗に整備されており、利用しやすい。 【升沢避難小屋〜山頂】 避難小屋から先に進むと、直ぐに急登になる。 千畳敷の分岐までは、体感45度くらいの斜面を直登した。この直登の辺りで森林限界に出るので、展望が得られるようになる。 ただし、風が強くなり捕まるものも無いので、滑落に注意すること。 千畳敷の分岐まで登ると、船形連峰の稜線上にでる。山頂までは数百mなので最後の詰め。 傾斜は落ち着き、殆どアップダウンが無くなるが、雪の下が石楠花等の低木の為、踏み抜きが多発する。 浮力を得るために、わかん等着けたほうが快適だと思う。(それでも踏み抜いたと思われるトレースがあったが) 下山時の山頂から南東方向への降りは、先行者のトレースを辿ったもので、こちらは良く締まった雪で踏み抜き無し。下山には良いと思う。(稜線上に出てから山頂に歩いていくワクワク感は無いが快適) |
その他周辺情報 | 【花おりの雪】 950円/大人一人。 浴場はよく清掃されていて快適。 内湯二つ(ノーマルとぬるめ)があるが、ぬるめが普通の温泉くらいの温度。ノーマルはかなり熱い。 |
写真
感想
昨年12月から会社に命ぜられていた宮城県出張が、この3月に終了した。
せっかく宮城県にいるのだから宮城の山を登ろうと、ここ4ヶ月は宮城県の山を中心に登った。その中で、水沢山への山行で初めて雪山を歩いて、その美しさに惹かれた。
この4ヶ月の締めとして、先達の記録を読んで心惹かれた船形山に登った。
登山口より200m程手前のスペースに車を置いて出発。登山駐車場は既に満車だった。
登り始めると直ぐに一面の雪。雪の緩さからしてツボ足がベターと判断して登る。わかんを付けるべきか?と頭をよぎったが、足の1kgは肩の5kgということで、ツボ足で行けるうちはツボ足で行くことにした。
登山道はいたって快適なスノーハイク。青空の下で、白銀の樹林帯を歩いた。とても気分が良かった。
緩い登りと多少の降りを混じえて、升沢避難小屋に到着。避難小屋でエネルギーの補給とした。
避難小屋の中はとても綺麗に手入れされていて、この避難小屋が皆に愛されていることを感じた。
補給が終わり、避難小屋を出発すれば、いよいよ最後の登り。直登ルートを詰めた。
天気が良く、景色も良かった。ただし、直登ルートのキツさだけは、ジリジリ消耗していくように感じた。
やっとのことで登りきって稜線に出ると、山頂方面はガスっていた。先行者がガスに撒かれるのが見えた。霧の中に消えていってしまうようで、凄絶さを感じた。
稜線は石楠花を主とする森林限界。ひたすらに踏み抜いた。一回踏み抜く毎に一休みし、やっとのことで山頂に到着すると、待っていてくれたかのようにガスが晴れた。
空は青くて、足元は一面の銀。夢のような世界だった。
今回の山行はまるでご褒美のような山行だった。
来年度以降も雪山を目指したい。
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