絶海の二島 南大東島 日の丸山展望台散歩と各名勝地巡り

2024年03月26日(火) ~ 2024年03月27日(水)

• GPS: 02:09
• 距離: 9.7km
• 登り: 95m
• 下り: 83m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:53
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:53

12:40 中心集落
12:40 12:40 亀池港
12:40 12:40 日の丸山展望台
14:33 中心集落

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

飛行機

那覇空港から、JAL系のRAC便で約1時間です。6月以降南大東島への便数は維持されますが、北大東島へは減少し、かつ北と南を結ぶことはなくなり、北大東島へは猛烈に不便になります。

コース状況／危険箇所等

島内や港内の舗装路歩きや、名勝地付近の砂利の遊歩道歩きなどです。

その他周辺情報

役場近くの集落に宿や飲食店があるのみです。

写真

3/25 16:33

沖縄の唯一の鉄道、ゆいレールに初めて乗車しました。

3/25 18:14

翌日朝の南大東島行きの飛行機に乗るため那覇で前泊（キャビンスタイルの安宿）。赤嶺駅近くで海鮮丼をテイクアウトです。1個600円しない激安です。

3/26 9:08

やってきました南大東島です。この時点ではまだ8時に決定された悲報を知らない。。。

3/26 9:08

乗ってきたボンバルディア機です。それにしても着陸の挙動が怖い、、、
この後宿のお迎えの車中で、帰りの船が高波で出航しないことを聞きました。飛行機も満席、帰れるのか？

3/26 10:26

沖縄の海はエメラルドグリーンと言いますが、大東島の海はブルーハワイでした。地中海より少し青が薄いけど近い感じ。

3/26 10:42

大東神社にやってきました。悲報を知った後なので、無事帰れますように祈ってしまいました。

3/26 10:39

本殿に上がります。

3/26 11:16

村役場です。

3/26 11:36

島で一番人気の食堂、いちごいちえにやってきました。

3/26 11:25

ジューシーと大東そばのセットです。

3/26 12:53

宿から日の丸山展望台へ向けて歩き始めました。集落を出ます。

3/26 13:08

亀池港と外周道路との交差点です。

3/26 13:14

亀池港には、剥き出しの突堤の他、消波護岸付きの岸壁もありましたが、規模が小さすぎる。

3/26 13:16

剥き出しの突堤です。海が綺麗。空はカメラの露出がおかしくて飛んでます。

3/26 13:30

交差点に戻り、きび畑の中を東へ歩いてきます。

3/26 13:36

日の丸山展望台が見えてきました。道路沿いです。

3/26 13:37

展望台に入ります。

3/26 13:37

少しだけ階段を上がります。

3/26 13:38

さらに展望台に上がります。

3/26 13:39

展望台から島の中心部を見下ろします。

3/26 13:39

この島は外周の海岸付近の標高が盛り上がっていて道路との標高差はほぼありませんが、内側とは標高差があるため、一応山としての展望台にはなっています。

3/26 13:39

中心部の集落です。

3/26 13:39

一面きび畑だらけの島です。

3/26 13:40

展望台から道路に戻ります。

3/26 13:48

これ以上歩くと距離が長くなりすぎるので、東には行かずに北の方へ進みます。

3/26 13:54

展望台を見上げます。

3/26 14:32

宿に帰ってきました。

3/26 15:15

星野洞にやってきました。星野さんの洞窟でした。

3/26 15:00

まずは坂を下ります。帰りは動く歩道があります。

3/26 15:02

鍾乳洞に入りました。

3/26 15:02

鍾乳石

3/26 15:03

鍾乳石

3/26 15:04

鍾乳石

3/26 15:04

ジャバザハット？　笑

3/26 15:07

鍾乳石

3/26 15:07

鍾乳石

3/26 15:08

ビロード状がすごい

3/26 15:08

突き出した柱。微妙に卑猥かも、、

3/26 15:09

無数の細かいつららがあります。

3/26 15:11

全体の規模は小さいながらも、石灰水の流れを近距離で感じられる素晴らしい鍾乳洞でした。

3/26 15:15

星野洞を後にします。

3/26 15:32

南大東漁港にやってきました。
掘り込みの規模がすさまじい。どんだけ金をかけたんだか。

3/26 15:33

向こうに明日行く北大東島が浮かんでいます。

3/26 15:48

バリバリ岩にやってきました。

3/26 15:49

ジャングルの中を下っていきます。

3/26 15:49

岩の裂け目の間って感じです。川口浩な気分。

3/26 15:51

さらに奥へ。足場はゴツゴツしているので、トレランシューズ履いてきていてよかった。

3/26 15:52

日が差し込まずじめっとしています。正午頃がお薦めと書いてあったのも納得です。

3/26 15:52

一番奥はなんかいそうで気色が悪い。

3/26 15:52

見上げてみました。ほんと探検隊。

3/26 15:53

戻っていきます。結構急な岩団で、足場が暗いので怖いです。

3/26 15:56

入り口へ戻りました。なかなかこんな所はない場所でした。

3/26 17:03

宿に帰って、近所の光さんでお待ちかねの夕食です。

3/26 17:16

いきなりのインガンダルマです。お腹にとってチャレンジャーですが絶対食べてみたかったやつです。人間が消化できないワックス状の脂の身です。タラタラと垂れ流すことはありませんでした。

3/26 17:19

ナワキリのバター焼きです。コクがあって美味しい。

3/26 17:26

沖縄の県魚グルクンの唐揚げです。どこの地方でもおなじみですね。

3/26 17:40

ヤギ刺しです。骨に近い筋っぽい部分の身はヤギ汁でおなじみの酵素臭で若干臭みがありますが、そうではない一般的な筋肉の部分はその臭みがほぼなく、鹿刺し並みに美味しく食べられました。新しい発見でした。

3/27 9:58

ビジターセンターです。観測気球を上げていました。

3/27 10:14

大池展望台にやってきました。

3/27 10:16

海水ではなく淡水に生えるマングローブの一種が生い茂っています。

3/27 10:16

鴨も泳いでいました。

3/27 10:16

東水門です。

3/27 10:16

展望台のてっぺんはこんな感じ。

3/27 10:45

夕日が見える広場にやってきました。

3/27 10:46

広場からの眺め

3/27 11:04

広場と塩屋海岸の間の名もなき海岸にやってきました。バイクは危ないので歩いて下ります。

3/27 11:06

ゴツゴツの岩場に出ました。トレランシューズが再度威力発揮です。

3/27 11:09

波が荒いです。

3/27 11:11

戻っていきます。

3/27 11:23

塩屋海岸にやってきました。

3/27 11:24

波しぶきが豪快です。

3/27 11:25

海水プールがありますが、思いっきり波を被っています。行ったら死にます。

3/27 11:25

プールはこんな感じ。昨日は泳げたらしいです。

3/27 11:27

波はひっきりなしに暴れています。まぁ欠航も納得というところか。

3/27 11:28

塩屋海岸の東屋です。

3/27 11:59

反対の島の東側の海軍棒プールにやってきました。

3/27 12:00

北大東も眺めながら泳げるようです。

3/27 12:04

脚だけ海水浴しました。

3/27 12:15

きびの苗を植える準備をされた赤土の畝。

3/27 12:38

宿に戻ってバイクを帰し、またいちごいちえにやってきて昼食です。今日は三枚肉丼と大東寿司にしました。

3/27 12:52

ザ・離島の繁華街。スナックとかカラオケとかあります。

3/27 12:54

一番きれいそうな店。

3/27 12:54

元パチスロらしい。

3/27 12:55

ビリヤードとカラオケ、、

3/27 14:34

北大東島へ飛行機で向かいます。本来10分で着きそうな距離ですが、ぐるっと旋回して20分強で着きます。それで約9000円です。そして船の出航延期でプチ帰れま10発動です。

撮影機器：

OLYMPUS PEN Lite E-PL7 オリンパス

感想

エスプリ

何年も前から訪れたいと思っていた沖縄本島から東に300km以上の絶海の孤島ならぬ二島である大東島ですが、6月から両島を結ぶ航路からJALが手を引き、片方の島ではなく両方を一度に訪問することがかなり困難になることが2月に発表されたので、2月は予約状況が合わずに諦めましたが、この3月になんとか予約をまとめ上げて訪れました。
ちなみに、那覇から15時間のフェリーを片道にして海上から、片道は飛行機で上から眺めるという離島旅王道の組み立てをしようとすると、船の予約開始とスケジュール発表が最大で40日前で既に始まっている飛行機の予約には不利になっていて、しかもその飛行機は北大東島を含む昼便は曜日によって片一方の動きしかないため、組み立てはかなり複雑なパズルかつ天気などの欠航や順延の可能性も高くて相当に大ばくちな旅になります。


島に到着して、宿のお迎えの車に乗ると、いきなり悲報に接しました。その日那覇を出航するフェリーが高波のため出港延期が決定したと。離島あるあるですが、予定がどうなるか不確定になり最悪何日も島から出られないということも考えられます。悩んでも仕方ないので、翌朝に1日だけの延期で出港してくれるか発表されるのを待って、旅の行程はそのまま続行です。

南大東島に入ると、他の地域から隔絶された島の成り立ちに由来するバリバリ岩の秘境感や石灰水の流れを感じる立派な星野洞、淡水マングローブの池、印象的な岩の海岸など様々な名勝があり、海水の色が地中海よりは若干薄いブルーハワイだったことにも驚きました。

島内で山というならということで、日の丸山展望台を目的地に宿から周回的に歩きましたが、人口に比して島の面積がとても広く、歩きではとても全体を回れないので、そこを目的地に9キロほど歩き、他の名勝は50ccのレンタルスクーターで走り回りました。

他の土地ではなかなか食べられない料理と、沖縄と離島では一般的な料理を組み合わせて、食べたかったものはいろいろ食べることができ、また船の出航は一日遅れで出ることが決まったので、北大東島での滞在が予定の一泊から二泊へと伸びてやることなくて困りそうですが、なんとか予定通りに大阪に帰れそうにはなりました。
でも離島のことなので、それもまだ不確定です。長期帰れま10はご勘弁願いたいと思いながら、超短時間のフライトで北大東島に向かいます。

ちなみにこの旅の最大のショックは船の延期ではなく、クマを家に忘れてきてしまったことです。