蒜山三山縦走〜梅雨の晴れ間、マイカーと地域バスを使ったソロ縦走の試み〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,236m
- 下り
- 1,117m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
道目木バス停から下蒜山登山口までも徒歩(45分) 真庭市コミュニティバスのWebサイト(6/15追記) https://www.city.maniwa.lg.jp/life/2/16/46/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道:整備されていますが、滑り易いところがあります。稜線沿いは日陰が少なく、日焼け対策が必須です。 トイレ:上蒜山、下蒜山の両登山口にはありませんが、下蒜山の場合は、途中の郷土資料館脇に公衆トイレがあります。 |
その他周辺情報 | 上福田バス停そばにセブンイレブンがあります。 |
写真
装備
個人装備 |
携帯ラジオ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
テントマット
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感想
中国山地の山々は登山口までの公共交通機関が乏しく、アプローチは自然とマイカーになる。となると、ソロでの縦走は難しい。
ピストンよりも縦走好きのワタシとしては、工夫して何とかならないか?と考えた。
そんな中、ヤマレコユーザーのjohndoeさんが”Bus Routes”なるものを作って下さった。それを見れば、意外に山麓に市町村のコミュニティバスが走っている。これを生かした縦走として、蒜山三山の縦走をプランニング。
5月に実行したかったけれど、天気や仕事の関係でできず6月に入った。週間天気予報で曇り/晴れの予報となった13日の土曜に照準を定めて準備。当日は仕事終わりが遅くなると予想されたので、クルマに山道具を積んで出勤。予想以上に仕事は遅くなり、21時過ぎ(悲)に仕事を終えて職場から出発した。
国道54号沿いの湧き水を汲み、途中の高速道PAで車中仮眠を3時間半ほど取って、道の駅へ到着。身支度を調えて出発。
道の駅の蛇口の水は飲用不適だったので、事前に水を汲んだのは大正解。
まずは道の駅から上福田バス停へ20分弱歩く。バス停至近にコンビニがあり、待ち時間に朝食とした。
6:30のバスに乗車。途中で高校生を拾いながら進み、15分ほど乗って道目木[どうめき]で下車。
ここから犬挟峠まで、3.5km強をてくてく歩く。途中松並木を眺めながら45分ほどで登山口に到着。登山口には駐車スペースと東屋があるだけで、登山ポストやトイレは無かった。道の反対側に火葬場が建設中だったので、完成すればトイレぐらいは使えるようになるかもしれない。
山道用に身支度を調えてからいざ登山道へ。新緑を抜けてくる朝の日差しが心地よい。道の脇にはオレンジ色の木イチゴ?が沢山なっており、一口味見してみたら甘酸っぱかった。五合目を過ぎると草原の縦走路になる。展望はあるが、初夏の日差しがダイレクトに当たるので暑く、一気に汗が噴き出した。ここからは暑さとのたたかいになる。雲居平では汗を風で乾かしながら体をクーリングし、水分と栄養補給。九合目でも日陰で水分補給してクーリング。予想では暑くとも湿度が低くて、「カラッとした暑さ」を想像していたが、来る時季を間違えたか?
それでも広がる展望に元気を貰いながら下蒜山山頂に到着。大山が出迎えてくれた。
ここから中蒜山まではおよそ300m降りてまた登るが、これまた草原の道が多く、下りはイイが上りは暑い。フングリ乢からの登りは風が通らず辛かった。
一歩ずつ歩を進めていくと左前方から賑やかな声が聞こえ、塩釜からのルートと合流。一気に登山者が増えて中蒜山山頂に到着。丁度空いたベンチで昼食とした。
見守っていた大山は霞の向こうに隠れ、いつの間にか空は薄曇りに。これには助けられた。
お昼を廻って登山者が増えてきたので、入れ違いに出発。避難小屋を覗いて上蒜山へ。いちばんキツいはずだけれど、日差しがなくなった分辛くなかった。
ここまでの縦走で気づいたが、縦走路沿いには笹の花が所々で咲いており、中蒜山→上蒜山では笹が枯れていた。他では一気に新芽になっているところもあったから、ここも新芽に替わるのでしょう。上蒜山山頂から三角点まで行こうかと考えたが、笹藪が濃そうだったので諦め下山路へ針路をとった。
槍ヶ峰手前の稜線で一息しながら、ここまでの縦走路を眺める。まともな山歩きは一ヶ月半ぶりだったけれど、意外とバテずに最後まで歩けそう。
最後、上蒜山登山口までの下りは二合目辺りからの階段状の道は段差が大きくて登りも降りも辛い道でした。
視界が開けて登山口に到着。さて、ここからバス停までまだ歩きます。百合原牧場を突っ切っていきますが、前方には牛さんの一団がぞろぞろと。どうやら餌の時間らしく、30頭ほどの牛が道を横切っていくのを待ちました。更にくだって、高原の道をてくてくと歩いて蒜山高原の中心部?に到着。バスの待ち時間に葡萄サイダーを飲んで生き返りました。湯船口バス停から上福田まで乗車し、そこから歩いて道の駅へ。
帰りの温泉は、湯原温泉郷の足[たる]温泉にしました。ぬるめのお湯で良かった。ただ、ここを選んだせいで帰りのルートは延びてしまい、帰りも車中で仮眠することになりました。
コミュニティバスを生かしたソロ縦走。まだまだ検討の余地がありそう。
今回の山行は”Bus Routes”によってバスのダイヤが判ったからできたこと。作成者のjohndoeさんに感謝いたします。
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