Petit Traverse 中央分水嶺トレイル(霧ヶ峰→美ヶ原→松本)
- GPS
- 14:03
- 距離
- 34.7km
- 登り
- 1,432m
- 下り
- 2,460m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー 自家用車
・深夜0時半頃霧が峰インターチェンジ(霧の駅)駐車場到着時にはほとんど駐車車両なし ★電車・バス・タクシー ・山辺小学校→松本駅(松本アルピコ交通 ¥2180) ・松本駅15:19→上諏訪駅15:43(特急あずさ24号 乗車券¥580+特急券¥750) ・上諏訪駅16:45→霧が峰インターチェンジ17:23(アルピコ交通 ¥940 *霧が峰方面最終バスになります) 最終バスに乗るには、今回乗車したあずさ24号のほかに、松本発15:21(はまかいじ)もしくは15:47(あずさ26号)でも間に合います。 ●詳しくは下記参照 ★アルピコ交通バス https://www.alpico.co.jp/access/suwa/ ★駅から時刻表(松本駅 土曜日時刻表) http://ekikara.jp/newdata/ekijikoku/1301391/up1_20202031_sat.htm ★アルピコタクシー http://www.alpico.co.jp/taxi/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
●登山ポスト:霧が峰周辺にはありません ●トイレ:「霧の駅」駐車場内にあり ●危険箇所:石切場から松本駅へ向かう一般道路(交通事故の危険性大!) ●注意点 1.石切場から山辺小学校までの間、水分補給できるのは桜清水コテージます釣り場の自販機とかなり小学校に近づいてからの建設会社脇にある自販機のみです。 2.途中でタクシーを呼ぼうとしても良いランドマークがありません。コンビニも郵便局も今回歩いた道路沿いにはありません。 ●霧の駅〜八島湿原〜鷲ヶ峰 八島湿原まで第五園地経由でも行けますが、ナイトハイクの場合道が分かりにくいので、今回は御射山ビジターセンター付近まで車道を歩きました。 この時期の八島湿原はシュレーゲルアオガエルのコロコロと鳴く声が響いています。 ●鷲ヶ峰〜和田峠〜三峰山〜扉峠〜茶臼山 この区間未踏の領域です。鷲ヶ峰〜和田峠間、道もしっかりついていて分かりやすいです。 和田峠に出たら、右折して車道を数分歩くと「農の駅」に出ます。今回は「農の駅」正面にある和田峠スキー場の斜面を登りましたが、中山道を歩くルートもあるようです。いずれにせよ、ほどなくして同じ場所に合流します。 ここから三峰山を経て扉峠まで、非常に気持ちの良いトレイルが続きます。アルプスの山々を眺めながら、小鳥のさえずりやハルゼミの声をBGMに静かな山歩きを満喫できるコースです。 扉峠の少し手前で車道に合流しますが、ここは路肩が比較的広いのでそれほど問題ないと思います。扉峠山荘前辺りから標識に従い茶臼山へのコースに向かいます。 茶臼山へは樹林帯と稜線歩きを繰り返しながら登りますが、ここもまた歩きやすく気持ちのよいルートです。 ●茶臼山〜塩くれ場〜王ケ頭〜王ケ鼻〜石切場 塩くれ場〜王ケ頭〜王ケ鼻間は美ヶ原の観光ルートです。今の時期はまだオフシーズンなのでしょうか、観光の方もそれほど多くはなかったです。 王ケ鼻〜石切場への下山ルートも非常に歩きやすいです。途中レンゲツツジの見事な群生地があり楽しめました。ここまでは特に疲労も感じることなく計画より早い順調なペースでしたが・・・。 ●石切場〜松本駅に向けて 12km程度のロード歩きとなります。普通に歩いたら3時間以上かかるのではないでしょうか?というより、普通には歩けなくなってきます。 ・石切場からかなり長い区間下りが続きます (ナイトハイクで11時間以上歩いてきた足にはかなりの負荷がかかります。ロードの下りで両足のマメがつぶれました) ・長い下りの後、少しづつ民家が増えてくる辺りは路肩も狭く、スピードを落とさずにやってくる車も多く危険です! (車が途切れるまで立ち止まったり、とにかく神経すり減らしました) ・気温31℃の暑さ (梅雨の晴れ間は良かったのですが、無風状態で暑いのなんのって・・・) |
その他周辺情報 | ★登山中の甘味:王ケ頭ホテルのソフトクリーム¥350 ★下山後の温泉:すずらんの湯¥600(割引券使用) ★下山後の食事:上諏訪駅前(諏訪湖口)秋月そば本店 |
写真
感想
♪Petit traverse(八ヶ岳と美ヶ原をつなげる山歩き)♪
八ヶ岳から鷲ヶ峰までは昨年秋に線がつながったが、その先の美ヶ原まで線をつなげるなんて「ありえない」と思っていた。
その「ありえない」が現実になったのは「中央分水嶺トレイル」に興味を持ったから。和田峠から扉峠までのコースタイムが読みきれないが、地図を見ていたら何となく挑戦意欲をかきたてられた。
しかし問題は美ヶ原から霧が峰までどうやって戻るか?時刻表とにらめっこしていろいろとプランを練るが、美ヶ原〜松本の交通をどうするか?もちろんバスは出ていない。タクシーという手もあるが、歩いてみるのはどうだろうか?ということで今回のチャレンジとなった。
今シーズン初めから、ロード歩きを想定したトレーニングはしてきたものの、長時間行動した後の長いアスファルトの下りと、一般車両が行き交う道路歩きは思いのほか肉体的にも精神的にもタフなものだった。おまけに梅雨の晴れ間の猛烈な暑さ。
少々無理をすれば何とか松本駅までたどりつけたかもしれないが、それで身体を壊して職場に迷惑をかけるわけにはいかない。
松本駅まで残り5km。タクシーを呼べそうなランドマーク(小学校)を見つけたので、残念ながら今回はここで歩くのをやめることにした。
松本駅まで線はつながらなかったものの、素晴らしい景色の中静かな山歩きができたことと、自分の限界を知ることができたのは大いなる収穫だった。
このルート、本当に素敵なところなのでお勧めできるのだが、霧が峰から美ヶ原そして松本まで一日で歩くのはお勧めしない。少しづつ区間を分けて歩くのが、身体にもやさしく楽しいのではないだろうか?
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