ミツマタ探し&未踏ルート歩き 丹沢大山周辺


- GPS
- 10:40
- 距離
- 22.8km
- 登り
- 2,553m
- 下り
- 2,344m
コースタイム
- 山行
- 8:18
- 休憩
- 2:14
- 合計
- 10:32
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ある程度カラッとしているがところにより水溜まり、川の水量多し |
写真
感想
ミツマタが開花時期なので不動尻と行ったことない道を歩こうという回です。
おおまかなルート
広沢寺温泉入口バス停→ 鐘ヶ嶽→山神トンネルの西側のとこ→不動尻→白滝沢→不動尻→新しくできたミツマタ群生九折登り→唐沢峠→大山→春嶽山→イタツミ尾根途中の大山緊①地点から東側の尾根を下る→柏木林道に接続→髭僧の滝→⭐️大惨事⭐️→髭僧の滝→登山道じゃないとこショトカ→春岳林道→大山南尾根→大山→大山ケーブルバス停
本厚木バスセンター6:30→6:56広沢寺温泉入口バス停。丹沢付近の神奈中バスは時間感覚ゆるいので7:05くらいに到着(その方が助かる)。住宅地を進むと右手に鐘ヶ嶽方面への分岐、左の分岐どこに行くんだろう。鐘ヶ嶽登山道は綺麗に整備されていて山頂付近には立派な神社がある。登山というより里山、地域の方も気軽に登ってる感じだった。神社横でアマチュア無線の方がどでかいアンテナを展開していた!家に帰って親にアマチュア無線ってなんぞやと聞いたらどこかの見知らぬ誰かと通信できる趣味との事で、なんともロマンチックではないか、一瞬流行ったスマホアプリでメッセージボトル的なやつあったよね~。鐘ヶ嶽から先に進むと十字路、正面が大山と標識に書いてあったのと地図が下っていたので正面に進む。なんだか登ってばかりだし急すぎない??と3分くらい進んで地図を確認したら下りだと思った等高線は登りだった(アホ)。引き返して「広沢寺温泉行き らくらくコース」と書かれた鐘ヶ嶽から見て十字路右手の登山道を下る、左手の登山道も同じ林道に下るみたい。さっき間違えて進んだ正面の道もまた今度計画を練り直して挑戦したい。下りると山神トンネルの近くに接続、不動尻方面へ。不動尻はありえんほど人で溢れかえっていてびっくりした。どでかいカメラを携えた人ばかり。トイレが綺麗になっていたしハートのモニュメントがいつの間にかできてて厚木市が観光に力を入れているのを感じれて嬉しい。不動滝から白滝沢へ進む、さっきまでとの喧騒とは異なりピストンして不動滝にかえってくるまで全く人と会わなかった。白滝沢への道は初っ端の急登とコケの滑りと今日は水量が多かったので渡渉が難しかった、ヤマビル対策で靴下の中にズボンを入れてたのでめっちゃ靴下濡れた。登山道はなく踏み跡となんとなくあっちの方が歩きやすそう!って勘を頼りに進むが上流に行けばいいだけなので道迷いはしない、行き詰まったら引き返せ。川が爆音で岩だらけなので熊とかにばったり会ったら怖いなぁとか思ったり、15分くらい進むと白滝沢。こんな絶景なのになんで全く人いないの!?勿体ないねぇ。初心者は死ぬから行かないでね❤️順調に戻るがやっぱり不動滝直上のとこがきつい、ストック下にぶん投げて新しくつけられたロープを頼りに降りた。前回来たときは不動滝の上の段で道がよくわからなくて帰ったけど今回は迂回路を発見できたので俯瞰で歩きやすい場所を見つける力が上がったかなぁなんて。不動滝から少し戻ってミツマタジグザグロードを登る、すごい量のミツマタ群生地の中を歩くので楽しい、上り詰めると唐沢峠への尾根道に合流。さらに進むと分岐があるが唐沢峠への最短なら左、なんかよくわからんピークにいくなら右、左に進む。この左の道とミツマタジグザグロードなんでか今年改定の東丹沢詳細図16500:1に記載されてないんですよね~なんで?。唐沢峠から大山直下の三又分岐までは土嚢でルートが補強されていたり整備されてて歩きやすい、大山山頂近くは前よりさらにステップが増えて歩きやすさに拍車をかけていた、高尾山にも引けを取らない。大山山頂は大盛況でさっさと準備を済ませて表参道を降り、イタツミ尾根を降り、春嶽山へ。春嶽山は軽い広場になっていて山頂標識があった。立ち入り禁止らしい·͜· 。イタツミ尾根に戻って降り、ベンチなどがある大緊①地点から東側の尾根を降る。登山道ではないが人口的な杉林なので林業関係者の踏み跡を辿れるし傾斜の緩い尾根沿いなので危険なポイントはない、ちょこちょこミツマタが生えてる、ヤマビル多いらしい、てか途中に〇〇小学校寄贈みたいな植林がされていてバリルートだと思ってたので あっ普通に登山道なんだ...って思った、下っていくと柏木林道に接続。しばらく綺麗な林道を下る、誰もいないと思って大声でSPECIALIZ歌ってたら帽子のつばで見えてなくて気づいたら目の前におじさんがいた( 👁‿👁 )あぁ恥ずかし。髭僧の滝への分岐に着いてふと崖下を見たらありえんほどがっっっっつり整備されて地面がなかった場所に広場ができててびっくりした、ずっと工事してたけどこんなことになってたとは。髭僧の滝へ進んですぐの山側斜面にかなりミツマタが群生していた、登山道は綺麗に整備されていて良き、髭僧の滝名滝なのでぜひ。
ここから大惨事なのですがついこの前ネットで「髭僧の滝から春嶽林道に接続できる」と聞きまして、渡渉はあるがかなりショートカットできると、えぇ、これを実行しようと考えたのですが地図に2箇所滝の表記があって、上流側にがっつり髭僧の滝と記載があるのになぜか春嶽林道付近の滝表記を髭僧の滝だと思い込みまして、髭僧の滝のわきの...どこから進むんだ?まあ進んでみようと絶対下れない急斜面をなんの疑いもなく登り、なんか林業関係の踏み跡に接続し、ますます確信を得て東側に巻こうとしたのですがなかなか巻けない、道が険しいのはバリルートなので仕方ないとして地図表記だと2分も歩かなそうなのにしばらく歩かされているおかしいと地図を確認してとんでもないとこにいる事に気づきました、あぁ大変。近くに丸っこいうんちが山になっていてあぁたぬきがいるぞと思いながら、滑落しないようへつり体制でたまにずりずり小滑落してなんとか元の位置近くに戻り、林業用の下山路を発見してなんとか降りれました。あ~~良かった。
さっきから髭僧の滝にいたおじいちゃんと話したらあそこらへんヤマビルいるよぉ~と教えてくれたり沢登りなどもするらしく色々教えてくれた、今さっき登った髭僧の滝脇のやばい急登は沢登りで普通に使う道らしい、まじかよ、山のおじいちゃんってまじではるか格上いるよね、春嶽林道への接続する道は知らないとの事だった。もう精神的にヘトヘトだったので蓑毛から帰ろうとも思ったがなんとなく諦めきれないので川側の踏み跡を降りて渡渉できるとこないかな~とか道ないかな~とか散策して、地図の川が三又になった場所付近の渡渉が無理そうなので少し下流に歩いてたら川の向かい側になにか人工物があった。こんな山奥に!?でか!!と興味が湧いて渡渉できる地点を探して向かってみるとでっかいアヒルちゃんであった、よく周りを見るとオイル缶とか色々落ちている、なんで!?と上を見ると人工的な岩積み!あれは!と上流側に進むと踏み跡らしきものがあり登ると春嶽林道終点だった、やった~~!!!
春嶽林道を東に向かう、途中タイヤ跡の水溜まりが揺れたのでなんだなんだと見るとアズマヒキガエルちゃんであった、写真を撮ってたら真横から水溜まりに向かっているアズマヒキガエルちゃんもいてびっくりした、卵もあった、こんなとこにいたら轢かれちゃうよ、あびないよ...。しばらく進むと大山裏参道に接続して登る、ちょっと暑さを舐めてて3リットルと非常用の500mlしかなかったので足りなくなりそうで危なかった、汗っかきなので夏がきつい、夏の丹沢はいつなんどきヤマビルが襲来するかわからないのでベンチがないとウォーターパックから水筒に補給がしにくいのがつらい、ハイドレーションはカビそうだし臭いつきそうでずっと買うの渋っている。しんどいなぁしんどいなぁとは思いつつあんまり早く帰ってもする事がないので大山山頂へ、私のように3時に登ってるバカ野郎はあんまりいない、3時37分山頂着。これからカレーを作る。
ビーフカレーライス 673kcal
材料❤️
・生米0.5合
・キャノーラ油 小さじ4
・プレミアム熟カレー中辛 ひとかけら
・赤身牛肉80g 少量のみりんと一緒にアイラップに入れてる
・バジル
・水400ml
レシピ💙
小さじ4の油を熱して肉を焼く、生米0.5合を少し炒ってから水を400ml投入して10分加熱。カレールーを入れてさらに5分加熱。完成✨
感想💛
おおまかに美味しいが最後らへん水っぽくてしゃばしゃばしたカレーになった。
家で鉄のフライパンで練習した時はいい感じになったのだが。原因としては①水筒のおおまかな目盛りで400ml入れたので多めに入れてしまった②火力が足りず沸騰するのに時間がかかり結果として水が多くなった③鉄のフライパンとテフロンフライパンでは熱量になにか差があった④気圧差で沸点が異なったため。などあげられるがまあ練習あるのみ。再度家で500mlに変更し、顆粒だしをひとふり入れて作ってみた。かなりいい感じになったし水量を間違えて水っぽくなった際にリカバリーが効くので顆粒だしを持っていくといいかもしれない。
リゾット風にするために多めの油を入れているが少なくてもいい気がする、でも手軽にカロリー摂取できるから山ごはんとしてはいいかも?
牛肉にみりんをちょろっと入れたけどたぶんあんまり意味無い、お守り程度
食べ終えて下山、スタコラサッサと表参道を降りる、途中大丈夫かな~って感じのおばあちゃんや外国人さんがいるのが大山のいつもの光景、さっき登ってたときすれ違ったおばあちゃんがカレー作って食べて下山して追い抜くのはさすがに大丈夫か不安になる、阿夫利神社下社の鹿ちゃん(名前なんだっけ~~~?)に挨拶しにいったが売店が閉まっていておやつを買えなかったので塩対応された。女坂を降りて大山ケーブルバス停!おつかれ山でした
感想
・途中で知り合ったおばちゃんに白糸滝って言ってたけど白滝沢だったわごめんねおばちゃん
・今回とんでもない地図読み違いをしたが私がずりずり滑っていた急斜面を林業関係者の皆様は普段から歩いているのかと思うと驚嘆するばかりである。山歩きも慣れてきたと自惚れていたがまだまだ先は長い。
・渡渉した際、今回水量が多かったのとヤマビル対策にズボンを靴下に入れていたのも一因であるが、靴下がかなり濡れてしまったのでゲイターこういうとき必要だなと思うなどした。それが原因かはわからないが右足裏にまた水ぶくれができてしまった、前回の六甲縦走でも水ぶくれができてしまって、今まで水ぶくれとは縁がなかったので体力が上がるとともに難易度をあげたことの弊害か、六甲縦走は大雪だったのでやはり靴下が濡れたことが原因かもしれない。あと家に帰って風呂に入ったら足から恐ろしいほどの悪臭がして怖くなった。
・初心者の頃、山神トンネル横の鐘ヶ嶽に向かう道を見て「こんなの自殺志願者しかいかない」と思っていたが今は「綺麗に整備された気持ちの良い登山道」に見える。見え方が変わっている。
・26度で中厚手ズボンクソ暑いサイズも合ってないはよ薄手のピッタリズボン買ってもろて
・ミツマタいっぱいで綺麗だなぁって呑気に思ってたけど鹿の食害によって毒性のあるミツマタが勢力を伸ばした結果が今だということは心に刻んでおきたい。
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