焼山北面台地
- GPS
- 03:26
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 771m
- 下り
- 35m
コースタイム
天候 | 1日目曇りのちガス・夜雨、2日目ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
最近報告のあった笹倉温泉駐車場内の「登山者は駐車禁止」の看板は伏せられていた。ハイシーズン・好天時は駐車禁止となる可能性が高い。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
堰堤上から林道上に雪あり。以後、切れることはない。下部のショートカットは可能。ただし枝など散乱。上部のショートカットはもうそろそろ無理そう。デブリ・落石注意。 アマナ平までの起伏は平時通りの程度。 台地への登り上げも支障なし。向かって右の谷は避けた。 台地下部の木々は普段より多めに見えるが、ツリーホールを見る限り4-5mほどの積雪はあるようだった。 ピークの視界が得られたのは1日目の夕暮れ時のみであったが、焼山火口へのルートは繋がっている(溶岩溝縁の藪は濃い)。 デブリ跡も見えない。 火口縁最高点あたりにはもう雪がついていない。 噴火ガスは少なめ。台地末端でも時折硫黄臭がする。 大曲がりくらいまで行った先行者によると全面良好ザラメだったとのこと。 アマナ平も重いザラメだが板は走る。 |
その他周辺情報 | 笹倉温泉850円。糸魚川駅前蕎麦、泉屋で蕎麦と卵焼き。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
バラクラバ
日よけ帽子
毛帽子
着替え
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
シュラフ
シュラフカバー
マット
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共同装備 |
4人用テント
シート
食材(2食分)
φ5mmx30m補助ローブ
水作りセット
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感想
2月中頃に蓮華温泉が春季営業しないことが決まった。facebookでの案内を見てもGW頃のような様相で寡雪は予想以上にひどい。
当初は宿泊で雪倉朝日ツアーを検討していたのでとても残念であった。
それでも3月はそこそこ降ってくれたので、有志でテント担いで温泉でも入りに行くかーとなりachihiさんが山行を計画。栂池スキー場に向かった。
快晴で山日和。スキー場も賑わっている。が、ゴンドラが中間駅までしか動かないという。ロープウェイ休止はある程度覚悟していたがゴンドラまでとは…
あらかじめ相談してあった転進先ということで焼山に向かった。きっと晴れてるでしょうよと…
1時間強の移動で笹原温泉入り。駐車は奥の林道路肩にさせてもらった。
登り始めるが、現地は曇り。標高を上げてもガスが濃くなるだけで晴れ間はない。
降りてくる方々もガスの中途中で引き返す方も多かったようだ。
その代わり強風予報だったのに微風。アマナ平でテントかと思っていたが、台地に張れそうだ。
その後の行動は北面台地まで進んで決めることとした。
地図上で1250ほどの台地末端に登り上げるが、一向にガスははれない。
整地してテントを立てて、微風の中雪テーブルで早い夕食宴会を開始した。
夕日が近くなる頃、急にガスがきれて全面見渡せるようになった。北面台地を見たことのないa-kuniさんは大感激。
何度か目にしている自分もやっぱり感動。素晴らしい景観だと改めて思う。
日が沈むと寒くなってきたのでテント内に移動して夕食の続き。
achihiさんからは山岳会仕込みの様々な宿泊tipsを頂いた。場数を踏んでいるだけはある。
満腹になったところで翌日の相談をするが、「視界があれば焼山に行けるところまで」
と決めて一旦5時起床とした。
21時ころはまだ満点の星空だったが、その後は雨。ずっと雨。
積み上げた雪ブロックは骨格だけが残るような感じで溶け落ちてしまい、テントに転がってくる。
朝5時起床も雨が続いていた。二度寝になって6時半ころに動き始めるも小雨が続く。ホワイトアウト状態が続いた。
大曲りくらいまでハイクアップして一滑りすることは簡単だが、積極的に行こう!とはならない。
テントを撤収しつつ待つがやっぱりガスははれない。さぁ帰ろうかとスキーをはいてザックを背負ったところで急に火打と大曲りくらいまでの視界が回復した。と、思ったら30秒後には元通り。
またおいでと言われたんだねー、来んなんねー、と話しつつ下山となった。
ホワイトアウトのなか下山も面倒。トレースを外さないようにアマナ平に降りた。
以後は林道滑走。登り返しも容易で雪もまあまあ走る。
1時間ほどで下山して9時から営業の笹原温泉にどぼん。
帰りに糸魚川の蕎麦屋に寄って帰った。
山の天候は行ってみないと分からない。今日は蓮華でも焼山の日でも無かったということか。
行き帰りは今後の山行のことがたくさん話題になった。またチャンスを掴んでピークを踏みたい。
小谷は快晴だったのに焼山には低い雲がかかり今にも雨が落ちてきそうな雰囲気、たくさんのグループが続々と降りてくるが皆一様にガスが濃くて視界が無かったと言うのでがっかり…テント泊でのんびり出来れば良いと気を取り直して林道をてくてく。アマナ平までのトレースはアップダウンを極力減らしてとっても上手く付けられていたので殆どトレース通りに進んだ。アマナ平に上がると予報とは裏腹にほぼ無風、この先も強風が吹いているようには見えないのと展望を期待して北面台地まで上がる事に。やっぱり山の天気は難しい。1時間弱プラスで台地に上がるもガスは晴れず山は見えないため早々に幕営地を決めて1日目の行動終了し、風除けのため深めに掘り下げてテントを設営。風もなく気温も高いため外で宴会を始めるとまもなくガスが晴れ一気に展望が開けた。火打、焼山、高松山の大パノラマ。何度見ても素晴らしい、今回は雪も白く雪崩跡も無いため一層綺麗に見えた(高松山稜線の側壁は頚城名物全層雪崩のオンパレードだったが…)夜半になるとやはり強風が吹き荒れ、雨も降り始め朝まで続き、シュラフの中で2日目の行動をほぼ諦める。雨が上がっても視界は10-15mほどで撤収を終えるとほんの一瞬だけ火打焼山が姿を見せてくれ、あっという間に姿を消す。まるでまたおいでよー待ってるよーと言ってくれたようで感動、後ろ髪を引かれるように真っ白の中1時間ほどで下山完了。計画通りとはいかなかったけれど久しぶりのスキーテント泊&宴会山行は楽しかった。
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絶対晴天の日に日帰りリベンジしましょう!
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