皇海山【銀山平から周回】

2015年06月13日(土) [日帰り]

• GPS: 10:16
• 距離: 23.0km
• 登り: 2,251m
• 下り: 2,142m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:02
• 休憩: 0:42
• 合計: 10:44

3:56 スタート地点
4:42 4:42 一の鳥居
5:48 6:03 庚申山荘
7:17 7:17 庚申山
7:42 7:42 駒掛山
8:03 8:06 薬師岳
8:52 8:52 鋸山
9:17 9:17 不動沢のコル
9:54 9:55 皇海山
10:18 10:18 不動沢のコル
10:50 11:07 鋸山
11:41 11:46 六林班峠
13:29 13:30 庚申山荘
14:06 14:06 一の鳥居
14:40 ゴール地点

鋸山前後で一時ログが途切れてます。
最後の林道歩き途中で電池切れです。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

銀山平駐車場（無料）約20台可　〜　3時30分到着時は5台目でした。

コース状況／危険箇所等

【登山ポスト】
　・国民宿舎かじか荘のフロントに届を提出できるらしい（朝早いので確認できず）。
　・一の鳥居のポストは気づかずに通過した。
　・庚申山荘にも届を提出できるみたい（管理人さんがいなくて確認できず）。

【危険個所】
　・鋸十一峰のうち白山から鋸山までは、クサリ場・ハシゴ場・ロープの連続でスリル満点。
　　鋸山からの下りは尾根を行くのが正解、沢に下らないこと（多くの人が沢をよじ登ってい
　　た）。
　・六林班峠から庚申山荘は刈払いされておらず、笹藪に隠れた倒木を何度も蹴ってしまい、
　　左膝と右太腿を負傷。崖っぷちにある踏み跡の幅が狭いので、踏み外さないよう注意（何
　　度かヒヤッとした）。

その他周辺情報

国民宿舎かじか荘「庚申の湯」大人610円

写真

6/13 3:59

銀山平駐車場。今日は長丁場なので4時出発です。

6/13 4:13

ヒェ〜！落石注意です。

6/13 4:32

天狗さま、相当ヒマだったのね。

6/13 4:42

一の鳥居到着。くぐらずに、庚申七滝に寄り道します。左側にあるのが登山ポストだったのかな？

6/13 4:45

庚申七滝、癒されます。

6/13 5:02

もう百丁目!?

6/13 5:08

鏡岩。悲しい言われがあるようです。

6/13 5:19

夫婦蛙岩で家庭円満。

6/13 5:26

仁王門。

6/13 5:38

青銅の剣。

6/13 5:40

猿田彦神社跡。

6/13 5:48

庚申山荘に到着。

6/13 5:50

室内は明るくてきれい。

6/13 5:51

バイオトイレも完備。

6/13 5:45

周りにはクリンソウが咲いてます。

6/13 5:55

軽くエネルギー補給しときます。

6/13 6:05

クリンソウの小路。

6/13 6:15

コウシンコザクラ。

6/13 6:18

カラマツソウ。

6/13 6:20

コウシンコザクラがいっぱい咲いてました。

6/13 6:21

岩肌からシャワーのように水が落ちてきます。

6/13 6:33

ハシゴをよじ登ります。。

6/13 6:44

イワキンバイ？

6/13 6:46

一ノ門。

6/13 6:48

お山巡りの分岐。コウシンソウを見たかったけど先を急ぎます。

6/13 6:52

大胎内。

6/13 6:58

6/13 7:18

庚申山に到着。

6/13 7:20

鋸十一峰の先に、これから目指す鋸山と皇海山。まだまだ遠いです。

6/13 7:28

御岳山。なぜ2枚あるのでしょう？

6/13 7:33

笹藪がうるさいですが、踏み跡は比較的明瞭です。

6/13 7:44

こんな倒木もあるので、藪の中に潜ります。

6/13 8:14

白山から鋸山。ここまでは楽勝と思っていましたが…

6/13 8:22

目の前に立ちはだかる鋸山。どこから取り付くのでしょうか？

6/13 8:23

クサリの先が見えない。

6/13 8:24

ほぼ垂直！

6/13 8:26

無事に着地して振り返る。

6/13 8:29

さっき見た岩肌はトラバースするのか。

6/13 8:30

ハシゴを登って、左にロープだな。

6/13 8:33

まだ先まで続くロープ。

6/13 8:37

やっと着いたと思ったらさらに先が…。

6/13 8:39

かわいらしいイワカガミに励まされながら。

6/13 8:41

さらに登る。

6/13 8:44

剣ノ山。まだ先があったか…。

6/13 8:45

いよいよ鋸山に取り付きます。

6/13 8:45

その先には皇海山。重厚な山容です。

6/13 8:47

至る所に群生していました。

6/13 8:49

6/13 8:54

鋸山に到着。

6/13 8:55

歩いてきた鋸十一峰を振り返る。

6/13 8:59

シャクナゲはもう終わりですね。

6/13 9:18

不動沢のコル。不動沢コースと合流して急に賑やかになります。

6/13 9:18

鋸山を見上げる。ギザギザが良く分かります。

6/13 9:23

不動沢コースができて手軽に登れるようになったので、こんな看板が必要になったのですね。

6/13 9:53

山頂手前にある青銅の剣。

6/13 9:54

皇海山に到着。

6/13 9:55

人が多く、眺望もないので、すぐに出発します。

6/13 9:55

山頂付近には、ミツバオーレンが群生してました。

6/13 9:56

6/13 10:40

6/13 10:51

眺めの良い鋸山で昼食にします。

6/13 11:09

皇海山と右に延びる県境尾根。その間に霞んで見える奥白根山。

6/13 11:09

県境尾根の先に霞む太郎山。その右には男体山。

奥日光方面のパノラマ。

6/13 11:14

帰路は六林班峠方面に行きます。笹藪はきれいに刈り払いされていました。

6/13 11:18

鋸山を振り返る。

6/13 11:43

六林班峠に到着。

6/13 11:51

ここからはヤブ漕ぎです。

6/13 12:01

一箇所崩落場所がありました。

6/13 12:42

写真では良く分かりませんが、かなり高いところを歩いています。踏み外したら…。

6/13 13:18

クワガタソウ。

6/13 13:24

今回は天下見晴には寄りません。

感想

hanaabi

　梅雨の切れ間に皇海山に行ってきました。群馬県側からの不動沢コースができて手軽に登れるようになった皇海山ですが、今回は栃木県側の銀山平から、往路は鋸十一峰を巡り、復路は六林班峠経由する長丁場の周回コースです。
　銀山平駐車場を夜明け前の4時頃に出発し、長い林道歩きから始まります。一の鳥居から登山開始ですが、その前に庚申七滝に寄り道します。マイナスイオンで癒された後は、奇岩を見ながら沢に沿って庚申山荘を目指します。庚申山を背景にして建つ庚申山荘は、バイオトイレを備えたきれいな小屋です。ここに一泊してお山めぐりコースを加えてコウシンソウを見るのもいいと思いました。
　庚申山から鋸山までの鋸十一峰を巡るコースは破線ルートであり、大変だけれどもスリル満点の楽しいコースでした。途中にはいくつか展望地もあり皇海山の重厚な山容を眺めながら、また足元にはコウシンコザクラが目を楽しませてくれました。
　鋸山からは群馬県側からの登山者と出会うようになり、不動沢のコルから皇海山までは多くの人で賑わっていました。皇海山頂や不動沢のコルで休憩する人が多かったようですが、このコース上では鋸山からの展望が最も素晴らしいと思います。鋸山周辺ではイワカガミが、皇海山付近ではミツバオーレンが群生していました。
　事前の情報どおり、六林班峠までは笹藪がきれいに刈り払われていて、とても歩きやすかったです。六林班峠からはヤブ漕ぎで、笹藪に隠れた倒木を思いっきり蹴ってしまい、両足に怪我を負ってしまいました。ここを通る方はくれぐれも気を付けてください。また、崖っぷちに付けられた踏み跡の幅がとても狭いので、踏み外さないよう気をつけましょう。
　今回の周回コースは四万歩、千キロカロリーを超えるハードな山行でした。