雪渓とエーデルワイスの月山
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- GPS
- 03:40
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 926m
- 下り
- 915m
コースタイム
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雄大な雪渓が広がりますが、滑落するような危険個所や雪崩を起こすようなところはありません。ただし、雪解けが進み、沢の踏みぬきや水没個所が多く、例外的にリフトの下を歩いての下山が許されていました。 6/19くらいから夏リフトへの架け替えで休業するようなので、行かれる方は確認してください。 牛首経由のショートカットコースより、姥が岳経由の稜線コースのほうが歩きやすく、花を楽しめますのでオススメです。 |
その他周辺情報 | 慈恩寺蕎麦で板そばをいただきました |
写真
感想
スキーは何回かあるが、登山は2度目の月山。
前回は親とはぐれて、子供たちと牛首どまり。
今回は湯殿山神社から登ろうと計画したが、実際に行ってみると、有料道路は夜間閉鎖(8:15から通行可)。仕方なく引き返し、蛯沢から登ることに。
予定より、40以上遅れての出発でした。
この日は夏山リフトの掛けかえで、リフト運休と思っていました。ところが架け替えは来週とのこと。リフトの運転開始も8:15ということなので、リフト下を登ることに。どうせ、リフトに乗らない予定だったので....。
前夜、缶ビール6缶(350ml)とワイン少々と痛飲し、若干からだの動きが悪い感じ。それでも、30分程度で山頂駅に到着。
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山頂駅から見上げると、先行者4名。なぜか姥が岳手前で停滞中。コースを考えているのか?私は前回ショートカットコースを歩いたので、今回は姥が岳を経由。
登山道が完全に雪に覆われているので、DIYで山を確認し直登。
前日の朝日岳の雪渓より傾斜もゆるく、程なく登頂。稜線への木道などは、雪が消えているではありませんか。
途中で何回かは雪渓をトラバースするために、チェーンスパイクを着脱しました。こういうときは便利な道具です。ただし、腐れ雪だと歯が短いため、傾斜のあるところはキック&ステップが必要です。
木道が終わり、石畳が現れると、高山植物のお花畑。石が熱を蓄えるのか、石畳の登山道の周辺には、イワカガミ、チングルマ、ウスユキソウなどが.....。いっぽう、牛首より上の笹薮ではシラネアオイが満開。あいにくの曇りの天気でしたが、高山植物に励まされて、2時間あまりで登頂。
神社は山開きが7/1とのことで、静まり返っていました。
羽黒山への縦走は計画していませんでしたので、風の強い山頂部には長居をせずに下山開始です。牛首から沢沿いに姥沢小屋を目指して、本来なら登山道ではない雪渓上を急降下して行きました。国土地理院の25000分の1の地図には沢沿いコースがのっていないので、途中で山スキーのご夫妻に道を尋ねると、
「そっちはもっと下に下りちゃうよ。」
「沢沿いのコースはもう少しリフト寄りだけど、今は水没中なので、向こうのスキー場を降りるしかないよ。」
ありがとうございました。
リフト山頂駅を目指して登り返していると、今度は年配のご夫婦から新情報。
「スキー場の沢も融雪で踏み抜きがひどく、今日はリフトの下を下ろしてくれるそうだよ。」
かくして、往復ともリフトの下の無雪コースで歩きました。
ちなみに冬シーズンの運行中は下りのリフトは乗せてくれないとのこと。
早く下山できましたが、さすがに蔵王にも上って16:00に仙台に戻るのは不可能と判断し、蔵王山はまた別の機会にすることにしました。あそこも、火山警戒レベル2で、馬の背火口より1.2kmいない立ち入り禁止だしね。
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