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記録ID: 661837
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ハイキング
丹沢

ヒルだらけの唐沢川(廃道)から三峰山へ

2015年06月10日(水) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
15.8km
登り
1,081m
下り
1,259m
過去天気図(気象庁) 2015年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
■唐沢川(小唐沢橋〜唐沢峠 3:00)
昭文社13年版に「廃道」とあります。吉備人出版の地図には登山道ではないものの実線が一貫して右岸に引かれています。と言うことは林道か?と思いきや、ルートと言うほど鮮明ではない普通の踏跡でした。当然何度も渡渉を要します。本当にかつては正規ルートだったのかなあと疑わしく感じるほどです。
特に困難な箇所はありません。水量が多めの支流が2つほどありますが、左(直線方向)の方が本流だということは判別できると思います。
唐沢峠への取り付き口が分からず、違うと分かっていながら堰堤を3つ越えてしまいました。その3つ目の堰堤上の広場の奥で沢が再開する手前から急斜面を無理矢理這い登りました。柔らかい斜面なので何かあっても下まで転落するようなことはないと思います。と言うか、どうせ分からないなら堰堤の手前で始めるべきでしょう。すぐ上に斜面が切れて空が見える状態だったのですが、着いた場所は稜線ではなくやせ尾根でした。それを登っていくと道標のある本ルートに合流します。
その道標が「七沢」になっているので混乱しました。「と言うことは雷ノ峰尾根かよ、どうやったらそんなことになるんだ、ありえない」と。「三峰山」と書く訳にはいかないということなのでしょうが、だったら「煤ヶ谷」にして欲しいものです。大山に向かうことさえ検討しましたが、謎を解くため下ってみると程なく唐沢峠に着いて拍子抜けでした。人騒がせと言うか、迷惑と言うか。まあ、担当者の能力の反映なんでしょうけど。

■唐沢峠〜三峰山
このルートが正規ルートになっていない根拠は、単に踏跡が薄いだけだと思います。尾根道で迷う可能性は皆無ですし、不動尻分岐までは特に険しい箇所もありません。そもそも、奥秩父等だったらこの程度の正規ルートは幾らでもありそうなものだと思います。

■三峰山
階段やロープが整備されていますが、意外に険しく楽しめます。自然のままにされていれば、上級者向けになってしまいますが、もっと楽しめたでしょう。

▲ヒルについて
登山口に注意書きがありましたが、辺室山ではチェックしなかったので分かりません。
唐沢川の祠で大休止しようとした時に初めて気付きました。ライター等で駆除していると、右足を処理している間に左足に新たなヒルが取り付いてくるありさまでした。あわてて振り払うだけにして、その場を立ち去りました。その後もこまめにチェックするとかなり上流の方でも取り付かれました。3つ目の堰堤の上がからからの伏流で、やっと大休止できました。
煤ヶ谷へのルートでは湿気の多い標高の低い地帯で、数箇所で取り付かれました。こまめにチェックしていたので大事には至りませんでした。
その他周辺情報 煤ヶ谷からバス停を4つ歩いてみましたが、飲食できる店はありませんでした。役場の向かい側に土産物屋があります。
本厚木駅周辺は都会です。
ヒルへの注意が喚起されていましたが、無視してしまいました。
2015年06月10日 11:38撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
6/10 11:38
ヒルへの注意が喚起されていましたが、無視してしまいました。
階段が多目に設置されています。
2015年06月10日 11:48撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
6/10 11:48
階段が多目に設置されています。
ハタチガ沢方面が良い感じです。
2015年06月10日 13:42撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
6/10 13:42
ハタチガ沢方面が良い感じです。
辺室山山頂
2015年06月10日 12:53撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
1
6/10 12:53
辺室山山頂
物見峠
2015年06月10日 14:02撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
6/10 14:02
物見峠
2015年06月10日 14:04撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
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6/10 14:04
林道へのルートは迂回路であるかのような書き方ですが、
2015年06月10日 14:07撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
6/10 14:07
林道へのルートは迂回路であるかのような書き方ですが、
完全に確立しています。これで固定でしょう。
2015年06月10日 14:10撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
6/10 14:10
完全に確立しています。これで固定でしょう。
林道に出ました。
2015年06月10日 14:14撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
6/10 14:14
林道に出ました。
一般車は入れないので、静かで良い雰囲気です。
2015年06月10日 14:21撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
2
6/10 14:21
一般車は入れないので、静かで良い雰囲気です。
唐沢川にかかる橋です。
2015年06月10日 14:48撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
6/10 14:48
唐沢川にかかる橋です。
ここから沢に入ります。
2015年06月10日 14:49撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
6/10 14:49
ここから沢に入ります。
2015年06月10日 15:14撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
6/10 15:14
2015年06月10日 15:17撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
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6/10 15:17
窯跡かな?
2015年06月10日 15:19撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
6/10 15:19
窯跡かな?
祠。大休止には良いんですけどね。ヒルが...。
2015年06月10日 15:27撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
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6/10 15:27
祠。大休止には良いんですけどね。ヒルが...。
手前から取り付くつもりでしたが、堰堤に来てしまいました。
2015年06月10日 17:21撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
6/10 17:21
手前から取り付くつもりでしたが、堰堤に来てしまいました。
3つ目の堰堤上。やっと休めます。
2015年06月10日 18:15撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
6/10 18:15
3つ目の堰堤上。やっと休めます。
無理やり斜面を這い登り、本ルートに合流。「七沢」はないよなあ。
2015年06月11日 07:59撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
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6/11 7:59
無理やり斜面を這い登り、本ルートに合流。「七沢」はないよなあ。
「唐沢峠」の文字は見当たりません。
2015年06月11日 08:05撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
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6/11 8:05
「唐沢峠」の文字は見当たりません。
「三峰」の手書き文字はありがたい。
2015年06月11日 08:18撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
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6/11 8:18
「三峰」の手書き文字はありがたい。
踏跡は薄いですが、険しくもなく迷う心配もないでしょう。
2015年06月11日 08:22撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
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6/11 8:22
踏跡は薄いですが、険しくもなく迷う心配もないでしょう。
三峰山前後はかなり険しいですが、鎖等でさほどの苦労は不要になっています。
2015年06月11日 09:59撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
6/11 9:59
三峰山前後はかなり険しいですが、鎖等でさほどの苦労は不要になっています。
三峰山
2015年06月11日 10:01撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
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6/11 10:01
三峰山
2015年06月11日 12:07撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
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6/11 12:07
珍しい堰堤
2015年06月11日 13:25撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
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6/11 13:25
珍しい堰堤
2015年06月11日 13:25撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
6/11 13:25
沢沿いの道からバス通りに出てきました。
2015年06月11日 13:36撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
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6/11 13:36
沢沿いの道からバス通りに出てきました。

感想

最近ちょっと廃道にはまっています。
ヒルなんて気持ち悪いだけでたいして有害でもないのかもしれませんが、この辺にはもう行きたいないです。

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