十勝岳
- GPS
- 04:07
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,070m
- 下り
- 1,068m
コースタイム
天候 | 快晴、風は強め |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
パウダーシーズンも終わり、そろそろ吹上温泉界隈の人口密度も低くなったことだろう。終日晴天なようだしそろそろ十勝岳に行きましょう。
それでも駐車場争奪戦に負けたら元も子もないので5:30アパート出発。家でトイレを済ませる必要がないから気が楽だ。おっと上富良野のセブンイレブンのトイレは清掃中。吹上温泉駐車場のトイレはまだクローズ。6:30にトイレ使わせてもらえるものだろうか?オッケーでした。ほんとにありがたい温泉ですね。
面ツルの前十勝を見てかなり誘惑されました。歩いて来てそんなに悪い雪じゃないし、きっとシュプールも綺麗に残せるはずだ。いや、でも今日は新得コース側にちょっと滑り込んでみたいのだ。と誘惑を断ち切って十勝岳に向かう。
グランド火口登り切るまではシールだけで大丈夫。しかし火口の奥に行くほど噴煙濃度が高い様子。早めに左側夏道に合流。そこでクトー装着。夏道はほぼアイスバーン状態でクトーが刺さらない場所もあった。刺さりそうな箇所を選びながら歩いた。
途中から、新得コースを偵察するため左に巻いていったが、ここも巨大黄色エビが無数にあり、隙間を縫うようにトラバースした。新得コース側に回り込むと、そこから山頂までの間だけシールが良くきくデコボコのない斜面となり頂上までほぼ直登できた。無数の巨大黄色エビを乗り越えないと新得町側に滑って行くことはできなさそうだ。
登頂❗️3時間。自己ベストだ。朝活、夕活無駄じゃなかったのだ。良かった。
山頂で大阪からの男性と撮影タイム。柱を掘り出そうとしたが硬くて断念した。
なんとか山頂から滑走できた。問題はグランド火口の処理だ。夏道アイスバーンを戻る選択肢はない。グランド火口には噴煙が充満している目にしみる。咳が出る。柔らかそうな斜面を選んでささっと通過しよう。くれぐれも滑落して骨折してボトムに長時間居てガス中毒なんてことにはならないように。
どこから滑り込めそうかな~と火口の端で停止、したつもりだったが足を谷側に向けて転んだ。動くつもりはなかったが、なぜか底の方に向けて滑り始めた。一瞬富士山滑落動画を思い出した。ウィペットでアイスバーンの表面を引っ掻くようにガリガリやってみた。刺さらない。足は全く使い物にならない。すぐにウィペットを持った右手で斜面をグーパンチした。あっ刺さった。手首に通してあったストックひもがピーンと張った。右肘も伸びきった。停止した。スピードが出すぎる前で良かった。この間5秒くらいかな。すぐに立ち上がってガス充満ゾーンを脱出。おやつを食べながら、大阪の男性が急斜面エリアをクリアしたのを見届けて、登りの時に見た沢を探してトラバース。地図に載ってなさそうな噴気孔のそばを通って沢発見。うほっ、沢の中にはまだパウダーもどきがありました❗️感謝感謝。
無事に戻って、時間も早いのでゆっくり温泉。
昼食は味処新町でラクヨウキノコラーメンを思ったけど、もうラクヨウ在庫切れだそうで、チャーシュー麺にした。美味でした。良い一日でした。JESUSに感謝。妻に感謝。職場に感謝。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する