春の花探し／金剛山、石ブテ尾根〜カトラ谷

2024年04月07日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.8km
• 登り: 746m
• 下り: 619m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:10
• 休憩: 0:00
• 合計: 7:10

9:10 さわんど茶屋
12:10 12:10 六道の辻
12:30 12:30 大日岳
12:50 12:50 金剛山山頂トイレ
13:30 13:30 山頂広場
14:00 14:00 お花畑
15:00 15:00 水場
15:30 15:30 カトラ谷分岐
15:50 15:50 ツツジオ谷入口
16:20 16:20 金剛登山口バス停
16:20 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

近鉄富田林駅〜東水分：4市町村コミバス
東水分バス停〜水越トンネル手前旧道分岐：第一交通タクシー
金剛登山口〜河内長野駅前：南海バス

コース状況／危険箇所等

カトラ谷は、ロープで通行止めとなっていた。斜面崩落のため危険。実際、かなり際どい場所を歩かなければならない。歩くなら自己責任で。

写真

4/7 11:28

石ブテ林道を歩く。林道脇にヤマブキ、渦巻きのようなつぼみが、開いた花よりかわいいと思う。

4/7 11:33

ツルカノコソウ、群れて咲く小さい花。

4/7 11:35

ムラサキケマン

4/7 11:40

林道を蔽うモミジの新緑、これぐらいの時が一番きれいかもしれない。

4/7 11:42

ヤマブキ・・開いた花もあった。

4/7 11:45

タチツボスミレ

4/7 11:46

ヘビイチゴ、一つだけ咲いていた。

4/7 11:54

枯葉の間から、スズシロソウ。

4/7 11:56

登山道入り口の植林の尾根に、シロバナショウジョウバカマ・・まだ、咲き残っていた。

4/7 11:56

白い清楚な花・・

4/7 11:56

花の根元とオシベが、ほんのり紫・・

4/7 11:57

4/7 12:06

日当たりの良くない植林の尾根にも、タチツボスミレ。

4/7 12:07

スギの枯れ枝の中に、めずらしい白いスミレ・・ニョイスミレか・・

4/7 12:11

クロモジの花と若葉が、日差しに輝く・・

4/7 12:13

ミヤマシキミ

4/7 12:16

クロモジの若葉に、小さな花がぶら下がる・・

4/7 12:27

シハイスミレ、葉が朝露に濡れる・・

4/7 12:47

スギの枯葉を押し分けて、シハイスミレ。

4/7 12:58

石ブテ尾根、稜線に着くと、まだ冬枯れの自然林の中に、タムシバの花が、点々と咲く・・

4/7 13:00

モミジの若葉の向こう、枯れ枝の中に、うっすらと黄緑色が、

4/7 13:01

目を凝らしてみると、

4/7 13:02

オオバヤシャブシの花と、ヤマネコヤナギの黄緑色のフサフサだ・・

4/7 13:04

日差しの当たる、気持ちのいい尾根・・

4/7 13:06

枯れ枝の所どころに、点々と、タムシバの白い花、

4/7 13:07

そして、新緑の芽吹きの、くすんだ褐色や黄緑色、

4/7 13:08

遠景の稜線の青色に、この時季だけの、微妙な色彩が、かすんだように浮かび上がる・・

4/7 13:11

石ブテ西谷側の眺め、冬枯れの枝の向こうに、ぼんやりと黄緑色が、

4/7 13:11

これも、ヤマネコヤナギだ・・

4/7 13:16

地面の枯葉を押し分けて、シハイスミレ

4/7 13:18

こんな泥の中からも・・

4/7 13:19

これは、タチツボスミレ。

4/7 13:25

あざやかな紫のシハイスミレ、ポツンと咲く。

4/7 13:30

895mピーク手前の、美しい尾根・・枯葉を踏み分けていくと・・

4/7 13:27

あちこちに、小さなスミレ・・

4/7 13:28

上の花びらが丸まっている、ヒナスミレ。

4/7 13:29

ここにも、

4/7 13:29

これは、シハイスミレ。

4/7 13:31

この尾根から続くなだらかな斜面は、丸滝谷へとつながっている。

4/7 13:45

尾根を一旦下ると、タムシバの花が、樹間に見え隠れする。

4/7 13:47

標高930m辺り、ひと際大きなタムシバの木・・

4/7 13:47

みごとに咲いた、タムシバの花。

4/7 14:31

大日岳1094m、枯葉の中から、ユキザサが、

4/7 14:32

まだ、つぼみのユキザサ。

4/7 15:35

山頂売店で昼食後、カトラ谷へ、

4/7 15:41

斜面の至るところに、ミヤマカタバミ・・

4/7 15:41

花芯に向かって、透き通った紫の線が何本も走る・・きれいだ・・と思う。

4/7 15:46

枯葉を押し分けて咲く、ミヤマカタバミ。

4/7 15:48

枯葉の斜面に、エンレイソウの群落。

4/7 15:48

3枚の大きな葉っぱの中央に、くすんだ色の地味な花。

4/7 15:52

カトラ谷上流の崩落地、

4/7 15:54

小さな尾根状の部分、右半分が崩れ落ちている。この尾根を上った所に、ヤマブキソウの群生地があったはずだが・・

4/7 15:55

崩れた土手の手前に、タチツボスミレ。

4/7 15:57

ミヤマカタバミには、枯葉が似合う。

4/7 15:58

出たばかりの小さな葉の中に、一つだけ咲いていたニリンソウ。

4/7 15:59

4/7 15:59

ジロボウエンゴサク、淡い紫の花。

4/7 16:00

ユキザサとミヤマカタバミ。

4/7 16:01

なだらかなカトラ谷の、広々とした斜面。

4/7 16:03

苔むした大木。

4/7 16:04

咲き残りの、ダンコウバイ。

4/7 16:04

もう、葉っぱの芽が出始めている。

4/7 16:05

ほんのりピンクの、ニリンソウ。

4/7 16:05

ジロボウエンゴサク・・葉も花も、ほんとに小さい。

4/7 16:06

近づいて見ると、薄紫のしなやかな曲線。

4/7 16:12

一カ所に5輪の花、少しだけにぎやかなニリンソウ・・

4/7 16:12

真っ白な花。

4/7 16:13

ジロボウエンゴサク・・枯葉をバックに、花の表情がくっきり。

4/7 16:15

ヤマシャクヤク。

4/7 16:16

近づいてみると・・

4/7 16:16

まだ固い、つぼみ。

4/7 16:18

石の間に、ヤマネコノメソウ、シロバナネコノメソウ。

4/7 16:18

4/7 16:18

シロバナネコノメソウ・・ツンと立った、紫のオシベ。

4/7 16:21

ここにも、

4/7 16:22

一輪だけ見つけた、サイゴクサバノオ。

4/7 16:32

斜面に、ミヤマカタバミ。

4/7 16:34

エンレイソウの群落だ。

4/7 16:34

大きな三つ葉の真ん中に、ちょこんと咲く花。

4/7 16:35

花の表情は、こんな感じ。

4/7 16:40

見つけた・・たわわに咲く、サイゴクサバノオ。

4/7 16:41

鈴なりにぶら下がる、サイゴクサバノオの花・・

4/7 16:42

花びらの間から、オレンジ色のおしべが覗く。

4/7 16:43

まるで、小さなランプシェード。

4/7 16:44

上から眺めると、地味に見える。

4/7 16:46

コガネネコノメソウ・・葉も花も小さい。

4/7 16:47

釣り鐘のような花も、オシベもはっきり見える。

4/7 16:53

ヨゴレネコノメ・・苔むした岩の上に咲く。

4/7 16:53

小さな花を取り囲む、葉がレモンイエロー・・

4/7 16:54

こんもりと、盛り上がるように咲く、シロバナネコノメソウ。

4/7 16:54

4/7 16:55

流れの畔に、ヨゴレネコノメ・・

4/7 16:55

さっきの花より、少し色が暗い。

4/7 16:56

暗い葉っぱの中に、花の周りのレモンイエローが鮮やかだ・・

4/7 16:57

こんな沢の畔を歩いている。

4/7 16:58

花の開いてしまった、フキノトウ。

4/7 17:00

ヤマルリソウが咲いている。

4/7 17:00

4/7 17:01

これは、マルバコンロンソウ。

4/7 17:05

ヤマルリソウ・・固まって咲いていた。

4/7 17:06

トウゴクサバノオ・・花びらがやや閉じている。

4/7 17:12

振り返ると、こんな低い尾根状の隆起が・・

4/7 17:12

広いカトラ谷には、こんな尾根状の丘が何本もある。

4/7 17:22

カトラ谷の鎖場の、岩の上に咲いていた、ミヤマカタバミ。

4/7 17:23

春の山には、めずらしくもない花だが、やはりいい。

撮影機器：

LUMIX DMC-FT4 パナソニック

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

arajin

　3月の季節外れの寒気で、開花の遅れていた春の山野草が、このところの暖かさで、一気に花を咲かせている。
　石ブテ尾根〜カトラ谷は、金剛山にはめずらしい、ほとんどが自然林の尾根と谷だ。カトラ谷のニリンソウは、満開には程遠い状態だったが、それでも、日当たりのいい谷の広い斜面には、たくさんの春の花が咲き始めている。
　暖かい春の一日、ほとんど人の歩かない静かなカトラ谷で、可憐な春の花をゆっくり愛で、楽しむことができだ。