両神山登山記:鎖場と達成感、そして温泉
- GPS
- 05:39
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 763m
- 下り
- 748m
コースタイム
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 5:39
山頂への距離がなかなか縮まらないのは、鎖場が連続しているせいでした。一つ一つの鎖場を越えるたびに、山頂への道のりが遠のいていくようで、心も体も難儀しました。最後まで鎖場がたくさんあり、その度に「またか」と思いながらも、何とか切り抜けました。
山頂に立った時の達成感は、言葉にできないほどでした。一瞬、すべての疲れが吹き飛ぶような清々しさを感じました。しかし、その後に訪れたのは、駐車場まで戻らなければならないという絶望感。下山の道のりは、登る時以上に体力と精神力を要求されました。
それでもなんとか駐車場まで戻り、温泉に浸かった時の安堵感は格別でした。疲れた体に温泉の湯が染み渡り、心地よさに包まれました。夕食のラーメンは、特別な味わいがあるわけではありませんでしたが、その日の疲れを癒すには十分な普通さでした。
この経験は、自分の限界と向き合い、それを乗り越えたことで得られる充実感を改めて教えてくれました。両神山の厳しさと美しさ、そしてそこから学んだ教訓は、これからの登山にも活かしていきたいと思います。
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
上落合橋近くには路肩スペースがあり、約15台の駐車が可能です2。ただし、金山志賀坂林道は2019年の台風19号の影響により、国道299号線との交点から上落合橋までは通行止めとなっている場合がありますので、事前に最新の情報を確認することをお勧めします3。 安全なドライブと素晴らしい登山をお祈りしています! |
コース状況/ 危険箇所等 |
両神山の八丁峠コースは、日本の百名山の一つである両神山への登山ルートの一つです。このコースは、金山志賀坂林道の上落合橋から八丁峠を経由して、急峻な西岳・東岳を縦走するもので、日向大谷ルートと比べて鎖場の数が多く、体力を要するルートとされています。標準コースタイムは、登りが約3時間10分、下りが約1時間20分(作業道経由)となっています。 八丁峠コースの登山口は、国道140号線から中津川渓谷と国道299号線を結ぶ金山志賀坂林道沿いにありますが、この道路は通行止めになることもあるため注意が必要です。コースは八丁沢沿いから始まり、赤岩尾根や八丁トンネル手前の八丁峠入口からのルートと合流します。八丁峠から行蔵峠へ向かうと、鎖場がありますが、難易度は高くありません。行蔵峠からは西岳・東岳への稜線が続き、鎖場のアップダウンがあります。東岳からは両神山・剣ヶ峰へと続き、山頂からは奥秩父の主峰や八ヶ岳、浅間山や北アルプスの稜線などの展望が得られます。 下山ルートは、梵天尾根へ少し下ったところから分岐する作業道が最短ですが、一般向けのルートではないため、上落合橋駐車スペースの崖直上に下りるルートは通行禁止となっています。詳細な情報や登山口の案内は、登山口ナビなどのウェブサイトで確認することができます123。 安全に楽しむためにも、事前の準備として天候やルートの状況を確認し、適切な装備を整えることをお勧めします。登山は自己責任で行い、十分な計画と準備をしてくださいね。 |
その他周辺情報 | 付近に道の駅あり 温泉もついているのでそこで休憩しました |
感想
2024年04月11日、秩父の霊峰・両神山に登山に行ってきました。標高は1723mと決して高くはありませんが、鎖場が多いことで有名です。登山者にとっては挑戦しがいのある山として知られています。
登山道の最初は、鎖場が連続して現れました。最初は新鮮で、まるでアスレチックのような感覚で楽しめました。鎖場の難易度もそれほど高くないので、初心者でもなんとか登ることができました。しかし、次第に鎖場の数が多くなり、だんだんと体力が消耗してきました。鎖場を登るたびに、山頂までの距離が縮まっているはずなのに、なかなか山頂が見えてこないという焦りもありました。
それでも、なんとか山頂にたどり着いた時の達成感は格別でした。周囲の山々を一望できる山頂からの景色は、まさに絶景でした。達成感に浸っていると、同時に駐車場まで戻らなければならないという絶望感も押し寄せてきました。
下山は、登りとは逆方向のルートを選びました。こちらのルートも鎖場が多かったのですが、登りに比べて体力が消耗していたので、より辛く感じました。それでも、なんとか駐車場までたどり着くと、全身が解放されたような気持ちになりました。
駐車場に戻った後は、麓にある温泉で汗を流しました。温泉は露天風呂もあり、登山の疲れを癒すのに最高でした。体の芯まで温まり、日頃の疲れもすっかり忘れてしまいました。
温泉の後は、夕食としてラーメンを食べました。山登りの後のラーメンは格別というイメージがありますが、この日のラーメンは特に印象に残るものではありませんでした。
両神山は、鎖場が多くて大変な山でしたが、達成感もひとしおでした。温泉も気持ちよかったので、トータルでは大満足の山行でした。いつかまた挑戦したい山の一つです。
補足
上記の登山記は、あくまで一例です。実際の登山体験は、個人によって異なります。
両神山は、登山道が整備されていますが、鎖場が多いので、ある程度の登山経験が必要です。
山頂付近は天候が変わりやすいので、防寒対策をしっかりとしておくことをおすすめします。
登山後は、温泉やグルメなど、周辺の観光スポットを楽しむのもおすすめです。
その他
両神山に関する情報は、以下のウェブサイトなどで確認できます。
両神山観光協会: https://en.culmina.jp/kanto/saitama/ryokamisan
秩父市観光情報: http://chichibuji.gr.jp/
登山道情報: https://yamap.com/maps
天気予報: https://tenki.jp/
注意事項
登山は、十分な準備をして、安全に行うようにしましょう。
自分の体力や経験に合ったコースを選びましょう。
天候に注意し、悪天候の場合は無理に登山をしないようにしましょう。
ゴミは必ず持ち帰りましょう。
両神山登山が、あなたにとって素晴らしい思い出になりますように。
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