白馬乗鞍岳 大斜面滑走
- GPS
- 05:51
- 距離
- 22.6km
- 登り
- 2,153m
- 下り
- 2,147m
コースタイム
- 山行
- 4:29
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 5:49
天狗原から下 重い雪 ブレーキかかる
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
7:10 安曇野穂高発 8:20 栂池スキー場駐車場 <復路> 14:20 栂池発 15:30 自宅着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
問題ない 天狗原から下はブレーキのかかる雪質もあり 中間駅まで滑走可能だった |
その他周辺情報 | 栂の湯など |
写真
感想
2024年(令和6年)4月12日(金)
白馬乗鞍岳 大斜面滑走
ホップ・ステップ・ジャンプで白馬乗鞍岳へ。
体調不安から5日に自然園へ、10日に天狗原まで、そして今日白馬乗鞍岳まで登り大斜面を滑走する。
3日間とも天気に恵まれ、気になっていた坐骨神経痛も出ずに活動できた。
2本栂の森ゲレンデで滑ってから上部林道から歩き始めた。
そこに山岳ガイドを目指しているという松本市のA病院へ務めるという看護師の方が同行しよう現われた。
長野に移住して数年経つとのことで様々なコースを滑り、冬のテン泊での移動も経験されているとの話など盛り上がり林道をあっという間に歩ききった。
シールも濡れなかった2日前に比べるとベタベタのザラメ調の雪面に苦労する。
ことに急斜面に入ると直登しようとするとズルッと滑り、斜めに移動しての登りとなった。
今日も景色は最高、時々急斜面でも写真を撮り一息入れた。
天狗原までの登りは2日前にも登っていたので余裕もあった。
天狗原の栂の林の中で大休止。
目の前の大斜面、先行する人たちがどのように登っていくか眺めていた。
かなりの急登に不安が募り始めるのは確かだった。
それでも時間的には余裕もあり一歩一歩ゆっくり行けば良いだろうと気持ちを高め出発した。
登り始めは真っ直ぐ進み、岳樺の辺りから斜めに踏跡をなぞり登った。
幾通りもトレースがあるので自分に登れそうなラインを選ばせてもらいの登り。
最終版はジグザグに登って行くのだが緊張する。
ピンチ!
8分目ほど登ってあと一歩というときズルと板が滑り転倒。
必死に斜面につかまりずり落ちるのをこらえる。
板が縦になっているので横へ移動させようとするがなかなか思うように動いてくれない。
それでもあせらず、何とか一本ずつ横に板をそろえ立ち上がる。
ほとんど急登を登り切ろうとした所だったので一瞬の油断だったのか。
急登を登り切ると跡は山頂目指し行く。
目の前に小蓮華への稜線が見え、白馬乗鞍岳の山頂のケルンが見えた。
今までに無く山頂は雪が積もりケルンまで板で進むことができた。
賑わう山頂、外国人が10名以上はスキーを履き登って来ていた。
白馬の山稜、後立山の山々、そして頸城・雨飾山など展望できた。
眺望も良く広い雪面が見渡せる山頂はやはり良い。
ホップ・ステップ・ジャンプで白馬乗鞍岳へ、計画完了。
体調不安で登り切れるか心配していただけに感動!
そして感動は、白乗大斜面滑走でピークに。
黄砂が乗りザラメの雪質だったが板は良く滑り気持ちよいターンができた。
つい大声(奇声)も出て、大斜面を独り占めしたような気になり滑り降りた。
自然園方面も考えたが、天狗原の斜面も下から見たときに滑り跡もなくよさげに見えていたので神社横を通り北側へ移動。
シュカラブもあるが真っ新な斜面に飛込む。
上部は気持ちよいターンができてこれは最高と滑っていると、中央部辺りからブレーキがかかり始め苦戦。
黒丸ワックスを塗りまくり再度滑り始めるが、滑るときとブレーキが混在する雪面に太腿パンパンにさせ成城小屋まで滑りきった。
林道を滑り栂の森へと降る。
中間駅までは滑走可能とのことで降るが、ここも荒れてその上ブレーキがかかる雪面も。
中間駅からゴンドラに乗り込むとどっと汗が噴き出て、今日一日の満足感も湧き上がった。
これだけ動ければ5月計画している立山滑走へ一歩近づけたか。
ふるちゃん
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