金剛山（カトラ谷〜カタクリ尾根 混みだす前に静かなカトラで花三昧…） ��24009

2024年04月12日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 8.2km
• 登り: 755m
• 下り: 619m

コースタイム

10:32 金剛登山口バス停出発 ー(31分)ー 11:08 黒栂谷・カトラ谷分岐 11:10 ー(64分)ー 12:48 国見城跡 12:53 ー(16分)ー 13:14 ワサビ谷カタクリ群生地 13:24 ー(16分)ー 13:45 モミジ谷カタクリ群生地 13:48 ー(11分)ー 14:02 一ノ鳥居 14:07 ー(13分)ー 14:21 カタクリ尾根入口 14:22 ー(14分)ー 14:44 細尾谷出合 14:45 ー(6分)ー 14:52 念仏坂出合 14:54 ー(13分)ー 金剛山ロープウェイ前バス停帰着 15:09

歩行時間：3時間04分（10:32〜15:09）
歩行距離：8．4��
登高速度：＋285m/h　−430m/h
累積標高：＋770m　　 −589m
消費エネルギー：1432kcal

天候

晴
風：1〜3m/s、時々4〜5m/s
気温：出発時・15℃、山頂・15℃(12:55)、下山時・17℃

アクセス

利用交通機関：

バス

往路：平井バス停 9:07(定時9:03) 発　河内長野駅前 9:37 着 ＠520円
　　　河内長野駅前 9:55 発　金剛登山口バス停 10:28 着 ＠480円
復路：金剛山ロープウェイ前バス停 15:44 発　河内長野駅前 16:23 着
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＠530円
　　　河内長野駅前 16:36 発　光明池駅前 17:35 着 ＠560円

バス代は正規運賃を記載していますが、南海バス1日フリーカード(規定区間は終日乗り放題)を使用しているので実費は1,050円です。

コース状況／危険箇所等

道の状況：
　カトラ谷三ノ滝左岸の一部を除き危険個所はありませんが、ガレ・ザレ・木の根・岩場などの急登・急坂は各所にあるので躓き・スリップには注意が必要です。又、彼方此方のルート上には倒木も多数あります。

登山ポスト：なし

その他周辺情報

温泉・飲食店・宿泊施設等：
　金剛山ロープウェイ前バス停周辺には当該施設はありませんが、マス釣場・金剛登山口バス停付近には数店舗が営業しています。

写真

本年初見の赤花です。近くでチャルメルソウにも出合いました。

カトラ谷三ノ滝左岸の危険ゾーンです。前方の梯子を下って来る若者を目にしたので階段下で立ち止まってもらいましたが・・・、

片側が切れたところでの立ち位置(掴まるものがない時は山側に立つのが原則)を認識されていない様子に少し不安を覚えました。

上部が壊れた梯子を登り切って下流方向を振返ったところですが、見た目以上に谷側へ切れ落ちています。

倒木やゴロゴロ石に注意しながら谷分岐を左へ進み落石防護ネット柵が見えてくると・・・、

一服ポイントの水場へ到着します。

落石防護ネット柵はビール腹の小父さんか出産が近い女性のようにおなかがせり出しています。

数種類の花が咲いています。ニリンソウの横にはマッチの軸頭が目立たなくなったネコノメソウもあります。

中身は未確認です。

きれいな黄金色です。

汚れている訳ではありませんが、ヨゴレ○○と呼ばれています。

ニリンソウが咲き始めています。

本日2度目のチャルメルソウに出合いました。

折角顔を上げてくれているのに肝心の花にピントが合っていません。

GW頃からは大混雑するカトラ谷のお花畑付近ですが、本日は貸切状態です。

二種のネコノメソウや・・・、

群生するエンレイソウの花を楽しみ・・・、

花と蕾のニリンソウを心ゆくまで愛でていると・・・、

そばにはヤマシャクヤクが蕾んでいました。

大雨毎に土砂崩れが続く谷上部に国見城跡の崩落地があります。

サイコクサバノオは俯き加減なので上手く写真が撮れません。

国見城跡の北側登山道は通行再開2週間足らずで大雨(昨年6/2)に遭い、崩壊通行止めになったままです。

カトラ谷の花々を独り占めして得意げなポーズでカメラの前に立っています。

大阪湾の向うに六甲山系がハッキリ目視できましたが写真はパッとしません。

表示に違わず・・・、

倒木が行く手を阻んでいますが・・・、

カタクリ群生地は・・・、

正に見頃期でした。

見る度に崩壊が進んでいるようです。

春の妖精ギフチョウが大和葛城山から遠征してきていました。

大きな倒木は右へ迂回してモミジ谷上部へ向かいます。

このカタクリ群生地は蕾が多数でした。

転法輪寺の軒下でミソサザイが甲高い声で読経していました。

3連ベンチの向うからカタクリ尾根へ下ると・・・、

五輪金メダリストSAさん張りの姿で・・・、

カタクリが咲き誇っていました。

カタクリ群生地を後にして本日はこの三叉路を左折し・・・、

金剛ロープウェイ山上駅からの堰堤道を下ります。

細尾谷出合で徒渉して左折(右が山頂方向)し・・・、

馬の背取付出合・香楠荘尾根取付出合を通過すると程なくして念仏坂に出合います。右折(左折すると伏見峠へ)して金剛山ロープウェイ前バス停へ向かいます。

感想

fukuchi36

　先日運転免許を返上し車を処分したので本日(4/12)は公共交通機関利用に限定した山行の第1回目である。平日はバス便数に制限があるので最終便の1便前までには下山できるようにルートを選定した。朝は子ども見守り隊任務があり早立ちできないので、近場の金剛山をターゲットにした。GW頃の花期になると大混雑が予想されるカトラ谷を登りに3ヶ所のカタクリ群生地を巡るコースで10:40登山開始・15:35下山の行程を組んだ。昨年7月下旬以来となるカトラ谷は少々様変わりしているところがあったが、多数の花に出合えたうえ出会う登山者がほぼ皆無で独り静かに花を楽しむことができた。カタクリは色的にはやや不満であったが、好天に恵まれて2ヶ所で見頃期であったのはラッキーだった。マイカー登山と違ってバス便の時刻を気にしながらの歩行であったが、下山後は河内長野駅からビール片手の小一時間のバス旅が待つ違った楽しみがある山行であった。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　fukuchi36