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記録ID: 66710
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ハイキング
谷川・武尊

武尊山

2010年06月04日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:26
距離
10.5km
登り
1,193m
下り
1,194m

コースタイム

川場野営場0705発→不動岩0845→ 前武尊着0945 間に10分レスト二回程。
武尊山頂1130着 昼食摂取
武尊山頂1210発→剣ケ峰着1305
剣ケ峰1310発→前武尊着1329
前武尊1345初→川場野営場着1426

行きは「かにの横ばい」、「背すり岩」を通りました。
天候 晴れ 下ってから雨でした。
過去天気図(気象庁) 2010年06月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
・川場野営場にポスト有り
・かに横・背すりルートは川越えがありますが、そこが分かりづらいです。
 川にぶつかったら下流のマーキングを探してください。
・鎖場の岩が滑りやすいです。できるだけ泥を落としてから入られたほうが良いです。又、足がすべり易いが為に滑って手を岩にこすりがちです。グローブ着用の方が安心だと思います。
・かなり雪がある部分がありますが、ツボ足でOKです。アイゼンがあれば楽な地点もありますが、必ず必要ではないと思いました。
川場野営場の看板
後ろにポストがあります。
2010年06月04日 06:50撮影 by  CX2 , RICOH
6/4 6:50
川場野営場の看板
後ろにポストがあります。
最強キャンパーCABですね・・。
2010年06月04日 06:51撮影 by  CX2 , RICOH
6/4 6:51
最強キャンパーCABですね・・。
最初の鎖場です。
2010年06月04日 08:52撮影 by  CX2 , RICOH
6/4 8:52
最初の鎖場です。
ここがかにの横ばい
2010年06月04日 09:00撮影 by  CX2 , RICOH
6/4 9:00
ここがかにの横ばい
山頂です。
綺麗なトレイルランナーのお姉さんに撮影してもらいました。
2010年06月04日 11:35撮影 by  CX2 , RICOH
6/4 11:35
山頂です。
綺麗なトレイルランナーのお姉さんに撮影してもらいました。
2010年06月04日 14:26撮影 by  CX2 , RICOH
6/4 14:26
撮影機器:

感想

本日はmi-to師匠と武尊山へ・・。ぶそん?ではありません、「ほたか」と読みます。
名前の由来は日本武尊からであり、武尊山頂にはその像が奉られています。

さあ今回なぜ武尊かというと、候補はいくつかあったのですが、木曜日に師匠が私の所にきて、茶封筒を差し出すのです。
で、「さぁ引いてみな・・!」というので手を突っ込んで引き当てたのが武尊山カードでした。
どうやら「百名山カード」ってなものが存在するらしいです・・・。
mi-to「おお、なんだか無難なのを引き当てたなぁ」と申していたのですが、本日の山行は結構ハードでした。


朝三時起床。師匠をお迎えに上がります。
師匠の家はど田舎なのですぐ分かると思いきや、結構な集落。
しかも四時前なのに数件の電気が点いているのです・・。迷いながらも師匠を収容。
関越自動車道に乗って水上にて降り、川端野営場へ。
舗装路からかなりの距離、砂利道を走ります。
マはおんぼろながらもクラウンに乗っているので正直切ないですが、文句など言っていられません。


川場野営場には二台のスーパーカブと乗用車一台がすでに駐車。
カブ二台は後ろにボックスを背負ったキャンピング山行使用で、最強だな・・。と思いました。

07時05分野営場を出発、ポストに入山届けを提出します。
のっけから倒木が結構あり、くぐったりまたいだりの連続・・。
早くもアドベンチャーの予感です。

三叉路を左へ。鎖場等の多い丸危ゾーンを目指します。
途中で川を渡る際に道を見失いましたが、再度廻りを確認したら少々下流にルートがありました。ここ、若干わかりづらいポイントです。

針葉樹の根っこがたくさん張り出した斜面をスイッチバックしながら抜けていくと、だんだん足元が岩場になってきます。
丸危ゾーンが近づいてきたようです。
また最初の鎖場が登場、景色もいいので武尊山をバックに撮影。
この岩下の鎖場はほぼ垂直に鎖頼りに降りていく感じなので靴底の泥を落としておいたほうがいいかと思います。

そして岩の間をくぐったりしながらカニの横ばいが登場。
横ばいも昔からの横ばいコースと垂直に上がるコースと鎖が二本になっています。
古い鎖の横ばいコースは足元が滑って少々スリルがあります・・というか怖い。
mi-to師匠は家族が待っているので左側横ばいコース、家族を失った私は右側の元祖横ばいコースを行きました。

私、家では山を始めようと決意した4月より、ほぼ36時間おきに(筋力の回復を待って)、自宅前の公園で懸垂をしているのですが、それが最大限生かされた気がしました・・。

さらにはザックをずりずりしながら次の岩を降りていくと、足元に真っ二つに割れた看板が落ちていました・・。
「背すり岩」・・・・。
二人とも「へ〜、なるほどうまい事名づけるもんだ・・」と納得。
mi-to師匠に至っては、本日新調したSKINSコンプレッションタイツをしこたま、背すり岩にぶつけ・こすり、膝の心配より先にタイツの心配をしていました。

前武尊山の銅像前にて記念撮影。
本日はmi-to隊長がお子様の夜のチャブ(風呂)当番らしく、余り休憩無しで移動しています。
銅像の横には宝剣が刺さっており、「勇者なら抜けるはずだ!」と抜いてみろと指示されましたが、勿論抜けませんでした・・。

続いて剣ケ峰の中央分岐。
崩落したほうには登れないようにロープがしてあります。
逆側の剣ケ峰には行けます。が、下に迂回コースもあります。
やはり一人ぼっちの私が上のコース、mi-to師匠は迂回コース指定です。

深田久弥先生の奥様も恐怖に怯えながら通過したこの難所、正直カニの横ばいなど目ではないくらい怖いです。

さらに右側崖2mほど下に修験者のものでしょうか、尺杖が落ちています・・。
がんばれば取れそうだし、なんといっても通過後に師匠に会う際、ポールでなく尺杖だったら相当に受けるな・・などと考えましたが、あきらめました。
きっと取りに行くと、下からグバァッと修行僧の霊が出て私を奈落の底へ誘ったことでしょう・・。

mi-to師匠と再び合流し、雪の上を移動。
アイゼンがいるほどではないですが、私はどうも斜めになっての移動がしんどくて、ここがきつかったです。
ますますブラックダイアモンドの新型ステンレスアイゼン購入意欲が増してきました・・。

さらに天ペイ石のような薄い石がころがるまき道を通過、途中の清水で給水し、いよいよ武尊山に到着しました。

直後に到着したトレランおねえさんに写真をとっていただき、昼食摂取。
本日のメニューはというと、私マはというと、はさかけ米&カレー&ハンバーグ!
対してお昼の準備を怠った師匠、コンビニ購入のカップヌードル(カレー味)!
本日のランチ対決は誰の目にも明らかに私の勝利でした・・。

昼食後、下山。

剣ケ峰と前武尊で少々休憩した以外は、かっとびで下りました。
14:26分に野営業場に到着。

住田温泉にて入浴、あんど師匠飲酒。
ETCの割引ゾーンできっちりと高速下車。
明るいうちに到着できました。








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