ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 6675553
全員に公開
山滑走
白馬・鹿島槍・五竜

小蓮華山直登ルンゼ(逆Y)

2024年04月19日(金) ~ 2024年04月20日(土)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
11:39
距離
19.3km
登り
1,229m
下り
2,206m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:29
休憩
0:01
合計
4:30
2日目
山行
5:32
休憩
1:28
合計
7:00
8:14
74
9:28
9:52
53
10:45
11:26
122
13:28
13:50
0
13:49
13:50
83
15:13
ゴール地点
天候 晴れ 強風
過去天気図(気象庁) 2024年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
栂池ロープウェイ 栂池自然園ゴンドラ使用
帰りは二股林道ゲートよりタクシー
コース状況/
危険箇所等
船越の頭稜線に乗り上げる時は斜度もある為シートラがベスト
今回はかなり軽量化した(も
2024年04月19日 06:08撮影 by  SC-51C, samsung
4/19 6:08
今回はかなり軽量化した(も
栂池は雪なし(も
2024年04月19日 08:33撮影 by  SC-51C, samsung
4/19 8:33
栂池は雪なし(も
ロープウェイ駅で準備(も
平日なので空いてた。ロープウェイ降りたところで、強風でゴンドラ止まったとスタッフから。(と
2024年04月19日 09:16撮影 by  SC-51C, samsung
4/19 9:16
ロープウェイ駅で準備(も
平日なので空いてた。ロープウェイ降りたところで、強風でゴンドラ止まったとスタッフから。(と
自然園は雪豊富(も
2024年04月19日 09:30撮影 by  SC-51C, samsung
4/19 9:30
自然園は雪豊富(も
この辺りで長年連れ添った帽子が強風に飛ばされ山へと消えていった
慌てて追うものの風速は強く速く(も
2024年04月19日 09:34撮影 by  iPhone XS, Apple
4/19 9:34
この辺りで長年連れ添った帽子が強風に飛ばされ山へと消えていった
慌てて追うものの風速は強く速く(も
斜度があがってきてからクトーつけた(と
2024年04月19日 10:37撮影 by  SC-51C, samsung
4/19 10:37
斜度があがってきてからクトーつけた(と
スカイラインは遠い(も
2024年04月19日 11:15撮影 by  SC-51C, samsung
4/19 11:15
スカイラインは遠い(も
2024年04月19日 11:42撮影 by  SC-51C, samsung
4/19 11:42
2024年04月19日 11:51撮影 by  iPhone XS, Apple
4/19 11:51
クトーを効かせながら結局爪に切り替えるタイミングを失い稜線へ乗り越した
最後はかなり緊張感があった
稜線へ出た瞬間爆風で立ってられない(も
2024年04月19日 12:23撮影 by  SC-51C, samsung
4/19 12:23
クトーを効かせながら結局爪に切り替えるタイミングを失い稜線へ乗り越した
最後はかなり緊張感があった
稜線へ出た瞬間爆風で立ってられない(も
稜線直下の斜面は急だし、稜線でたあともシートラだろうと思ってシートラへ。去年は雪が緩んでて稜線までシールでいけたきがする。(と
2024年04月19日 12:48撮影 by  SC-51C, samsung
4/19 12:48
稜線直下の斜面は急だし、稜線でたあともシートラだろうと思ってシートラへ。去年は雪が緩んでて稜線までシールでいけたきがする。(と
強風で稜線から避難。
2024年04月19日 15:00撮影 by  SC-51C, samsung
4/19 15:00
強風で稜線から避難。
2024年04月19日 15:02撮影 by  SC-51C, samsung
4/19 15:02
早めの晩御飯
シチュー美味しかった(も
2024年04月19日 16:44撮影 by  SC-51C, samsung
4/19 16:44
早めの晩御飯
シチュー美味しかった(も
風の音以外はなにもない(も
2024年04月20日 06:07撮影 by  SC-51C, samsung
4/20 6:07
風の音以外はなにもない(も
深く掘り下げて風対策(も
2024年04月20日 07:53撮影 by  SC-51C, samsung
4/20 7:53
深く掘り下げて風対策(も
シートラで稜線へ(と
2024年04月20日 08:47撮影 by  SC-51C, samsung
4/20 8:47
シートラで稜線へ(と
2024年04月20日 08:48撮影 by  iPhone XS, Apple
4/20 8:48
2024年04月20日 08:48撮影 by  iPhone XS, Apple
4/20 8:48
2024年04月20日 08:48撮影 by  iPhone XS, Apple
4/20 8:48
去年よりは稜線も雪が多い(と
2024年04月20日 09:18撮影 by  SC-51C, samsung
4/20 9:18
去年よりは稜線も雪が多い(と
2024年04月20日 09:28撮影 by  SC-51C, samsung
4/20 9:28
雷鳥かわいい(と
2024年04月20日 09:33撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
1
4/20 9:33
雷鳥かわいい(と
先週いった方面(も
2024年04月20日 09:45撮影 by  iPhone XS, Apple
4/20 9:45
先週いった方面(も
船越の頭と小蓮華山のコルから小蓮華山は傾斜も緩くなるので、シールでもよかったな(と
2024年04月20日 10:05撮影 by  SC-51C, samsung
4/20 10:05
船越の頭と小蓮華山のコルから小蓮華山は傾斜も緩くなるので、シールでもよかったな(と
2024年04月20日 10:46撮影 by  SC-51C, samsung
4/20 10:46
逆Y上部はいい感じ(も
2024年04月20日 10:54撮影 by  iPhone XS, Apple
4/20 10:54
逆Y上部はいい感じ(も
よいね
2024年04月20日 10:54撮影 by  SC-51C, samsung
1
4/20 10:54
よいね
よい
2024年04月20日 11:15撮影 by  iPhone XS, Apple
4/20 11:15
よい
よいよい
杓子のルンゼも真っ直ぐで魅力的(も
2024年04月20日 11:15撮影 by  iPhone XS, Apple
4/20 11:15
よいよい
杓子のルンゼも真っ直ぐで魅力的(も
小蓮華山の東側は幕営適地らしい(と
2024年04月20日 11:16撮影 by  SC-51C, samsung
4/20 11:16
小蓮華山の東側は幕営適地らしい(と
ドロップ(と
2024年04月20日 11:19撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
4/20 11:19
ドロップ(と
2024年04月20日 11:20撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
4/20 11:20
上部なかなかの急斜面だった。ザラメで滑りやすい雪でよかった(と
2024年04月20日 11:21撮影 by  iPhone XS, Apple
4/20 11:21
上部なかなかの急斜面だった。ザラメで滑りやすい雪でよかった(と
2024年04月20日 12:11撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
4/20 12:11
2024年04月20日 11:22撮影 by  iPhone XS, Apple
4/20 11:22
快適
2024年04月20日 11:31撮影 by  SC-51C, samsung
4/20 11:31
快適
ここまではそれなりに快適(も
2024年04月20日 11:31撮影 by  SC-51C, samsung
4/20 11:31
ここまではそれなりに快適(も
2024年04月20日 12:24撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
4/20 12:24
クラックあり(も
2024年04月20日 11:51撮影 by  SC-51C, samsung
4/20 11:51
クラックあり(も
落石ふえてきた。でかい岩が上から降ってきたりでなかなか危険。(と
2024年04月20日 11:51撮影 by  SC-51C, samsung
4/20 11:51
落石ふえてきた。でかい岩が上から降ってきたりでなかなか危険。(と
Y分岐点。スキヤーズレフトのルンゼのほうが綺麗そうなのでそちらへ。滑走するには板がボロボロになりそうなので、シートラで降りた。(と
2024年04月20日 12:07撮影 by  SC-51C, samsung
4/20 12:07
Y分岐点。スキヤーズレフトのルンゼのほうが綺麗そうなのでそちらへ。滑走するには板がボロボロになりそうなので、シートラで降りた。(と
岩ゴロゴロ
雪崩掘削縦溝パラダイス(も
2024年04月20日 12:20撮影 by  SC-51C, samsung
4/20 12:20
岩ゴロゴロ
雪崩掘削縦溝パラダイス(も
板履いてどうしようもないので歩いた(も
2024年04月20日 12:30撮影 by  SC-51C, samsung
4/20 12:30
板履いてどうしようもないので歩いた(も
下部はデブリ
2024年04月20日 12:37撮影 by  iPhone XS, Apple
4/20 12:37
下部はデブリ
白馬方面からもデブリ(も
2024年04月20日 12:38撮影 by  SC-51C, samsung
4/20 12:38
白馬方面からもデブリ(も
大雪渓は快走
いい感じに飛ばしてたらストップスノーでノーズが刺さって縦2回転した(も
なかなか来ないなと思った(と
2024年04月20日 12:42撮影 by  SC-51C, samsung
4/20 12:42
大雪渓は快走
いい感じに飛ばしてたらストップスノーでノーズが刺さって縦2回転した(も
なかなか来ないなと思った(と
2024年04月20日 12:53撮影 by  SC-51C, samsung
4/20 12:53
2024年04月20日 12:58撮影 by  SC-51C, samsung
4/20 12:58
沢が割れていた(も
2024年04月20日 13:05撮影 by  SC-51C, samsung
1
4/20 13:05
沢が割れていた(も
先週に続きダサスタイル(も
2024年04月20日 13:49撮影 by  SC-51C, samsung
4/20 13:49
先週に続きダサスタイル(も
2024年04月20日 14:33撮影 by  SC-51C, samsung
4/20 14:33
タクった(も
栂池高原スキー場まで4600円くらいだった(と
2024年04月20日 15:18撮影 by  SC-51C, samsung
4/20 15:18
タクった(も
栂池高原スキー場まで4600円くらいだった(と
金土の天気
2024年04月19日 16:33撮影
4/19 16:33
金土の天気

感想

一泊二日で雪倉岳の予定が、1日目が稜線上かなり風が強く行程を変更し白馬大池山荘にて幕営。
2日目も7頃まで風が強く、遅めの出発。雪倉岳方面は行かずに、小蓮華山から直登ルンゼを下って猿倉へ。

二泊三日でいつもの3人で行く予定だったが天気や仕事の都合で2人で一泊二日に。

一日目に雪倉避難小屋まで行く予定だったが稜線は立ってられない程の爆風の為白馬大池山荘付近で幕営。
雷鳥も風で飛ばされていた。

山荘の吹き溜まりを利用してかなり深く掘り下げてブロックも高積みしたのでかなり風をしのげた。

翌朝日が昇っても風が強かったので春の暖かな気温を感じながら気持ちよく朝寝坊した。

折角来たので雪倉方面へ歩を進めた。
雪倉の大斜面は雪も潤沢で魅力的な斜面だったがそれは小蓮華からもかなり遠く感じた。

小蓮華まで行った結果金山沢はワイドで良さげだったがせっかくなので逆Yに落とすことにした。
下部はデブリが見えていたが上部のコンディションは雪も適度に緩み縦溝も無く快適に滑走できた。
中腹部からは次第に雪崩による掘削と落石が酷くなり下部は滑れるような状態ではなかったが、なんとか下迄下りた。
先週の白馬鑓中央ルンゼよりは雪も柔らかく幾分かマシだった。
なかなか渋い滑走だったがこれもまた意思決定の一つ。

帰りに林道から見えた金山沢下部は沢が完全に出ている様子であった。
今回は天候等条件もある中の意思決定だったが後悔はないし楽しい山行だったが、最近は気持ちよく滑ることを少し忘れていた気がする。

昨今はSNSも普及し簡単にルートは見れるし目覚ましい記録も多く目にする、有名課題や有名ライン、誰がどれを登ったや滑ったが簡単に見る事ができる一方で誰かのオンサイトトライは簡単に潰れてしまうだろう。

簡単に記録が見れる昨今で常に忘れてはならない本質としては「自分は本当はなにがやりたいか」だと私は思う。

なぜそのラインを選ぶのか、なぜそのルートを選ぶのか、なぜその時期なのか等々考え出すと途方もなく多岐に渡ると思うが
たかが趣味されど趣味である一方で、とことん追求して実力を上げて可能な限りの冒険や挑戦した先を見てみたい。

誰の為でもなく自分達の思うままに冒険し挑戦した結果を出すことができた時、自分の限界を超えた時何が見えるのだろうか。

つい先日30歳を迎えたが、30代は挑戦することを忘れない冒険する30代にしたい。
マーク・アンドレ・ルクレールを映したドキュメンタリー映画「アルピニスト」の最後の一節でマーク・アンドレ・ルクレールの母の語りのシーンでも似たようなコメントがあるが
多くの人は一歩踏み出すのに大きな勇気が必要で踏み出すことができない。

小さくても一歩進んだ先、自分の限界を越えた先を見に行ける30代にしたい。
これからも自分や自分達がなにがやりたいかを常に忘れず山行を計画し意思決定を重ねて行きたい。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:230人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
白馬岳(猿倉から栂池)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら