光城山トレッキング(田澤神明宮in/out) ※本年15回目
- GPS
- 05:02
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 513m
- 下り
- 522m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
(復路の舗装路周回で判明したのだが、本来の登山口より少し先に臨時駐車場もあった。だが駐車渋滞が発生するとそこまで到達できない。安曇野ICとは反対側から臨時駐車場にアプローチすれば、そちらへ停められるのかもしれないが、詳細不明) |
コース状況/ 危険箇所等 |
<田澤神明宮〜登山口> 舗装路歩き。 <登山口〜光城山> 一般登山道。4/21現在、下部の桜は散り気味。中部〜山頂部の桜は見頃(満開)。 <光城山〜長峰山> 登山道と舗装路が併設されていてどちらも歩ける。長峰山山頂の桜は見頃(満開)。 <長峰山〜長峰荘〜田澤神明宮> そこそこ急勾配な一般登山道。高山植物が豊富。長峰荘以降は舗装路歩き。 |
その他周辺情報 | 豊科温泉 湯多里 山の神で、日帰り入浴(650円) |
写真
感想
昨年4月、BS朝日の「そこに山があるから」を見て、その存在を知った長野県安曇野市にある光城山!
https://www.bs-asahi.co.jp/sokoyama/lineup/prg_053/
登山口〜山頂まで約2000本もの桜並木が彩るピンクが、昇り龍のように見える光景をTVで見て感動し、「来期の桜シーズンに必ず行く!」と決意していた光城山へ、ヤマトモを連れ立って行ってきました!
新宿から中央道で安曇野へ向かう道中も、大岳山、富士山、南アルプス、茅ヶ岳、八ヶ岳、北アルプス等々の名峰が青空の下で見え続けてテンションMax!が、8時半過ぎ、光城山登山口手前400mで駐車渋滞が発生し、全く車が動かなくなります。誘導係員に聞くと、車が1台出ると、1台分進むという牛歩スキームのようで朝早い時間では絶望的です。結局、Uターンして田澤神明宮方面へ進み、路肩の空地に駐車して、本来の登山口まで片道2km余計に歩くことに!
ただ、麓からでも桜越しに冠雪した北アルプス(常念岳〜大天井岳〜有明山〜餓鬼岳など)を見渡すことができ、この時期特有の「冬と春の同居」を垣間見ることができるので、思いのほか足取りは軽かったです♪。田澤神明宮から25分ほどで本来の登山口(標高613m)へ到達し、「熊出没注意」の黄色看板を見ながら入山します!
登山口から桜が咲いていますが、麓に近い方はすでに落葉も始まっており、何とか花見も楽しめる、といった咲き具合。でもピンクの桜越しに見る、白銀の常念岳は、やはり印象的でしたねー。標高850m辺りから桜の密集度が高まり、かつ満開となっていきます。この辺から傾斜も緩やかになり、どの桜を眺めても満開で、背後には青空といった圧巻ビューが始まります。そして、ピンク一色の桜の木上部に、結構な頻度で緑々とした球体型のヤドリギが付いており、初めて見たので何か異様な光景に感じました。
結局、田澤神明宮から歩くこと1時間、本来の登山口からだと40分で、光城山のてっぺんに到着できました。山頂部からは桜越しに常念山脈がドーンと見えてて、木々が途切れる展望スポットからは、満開の桜を横目に、常念岳〜槍ヶ岳〜燕岳〜有明山〜餓鬼岳〜針ノ木岳〜蓮華岳〜爺ヶ岳〜鹿島槍〜五竜岳といった既登の峰々が一望できましたー。ランチタイムは、桜越しに真っ白な常念岳が見えるスポットを選び、優雅に過ごしましたよ〜♪。
その後は、長峰山へ向けて縦走開始!実は長峰山は、昨年7月に足腰の弱った茨城県在住の母(長野県大町市出身)を車横付けで連れてきて、朝4時台にご来光を一緒に見た場所でもあります。その時に母から「山頂でご来光を見たのは、中学時代に学校登山で登った白馬岳で見て以来60年ぶり」と言われてました!その時から、来春の桜シーズンに光城山から長峰山まで縦走しようと計画しており、好天下で有言実行が叶いました♪。
光城山から長峰山までの縦走路は一部車道歩きもあり、徒歩40分ほどで満開の桜に彩られた長峰山へ到着です。高さ15mの山頂櫓からは、360度の眺望が広がります。今日の天気予報は午後から曇り予報でしたが、ギリギリ間に合って長峰山の山頂櫓からも、常念岳から北に広がる表銀座縦走路の峰々や、後立山連峰が見渡せました!山頂広場の巨大モニュメントは、制作意図がよくわかっていませんが、良くも悪くも目立ちますね〜(笑)。
下り始めるとあっという間。30分ほどで登山(下山)口となる長峰荘まで下りられます。雪解けの春を迎え、色とりどりの高山植物が多数芽生えており、目を楽しませてくれるシーズン到来ですね♪。
長峰荘から光城山登山口まで舗装路歩きで戻る途上、ちょうど臨時駐車場辺りで、TVでも見た「ピンクの昇り龍」っぽく斜面が見えるアングルを見つけました。帰路の安曇野ICからも確認できましたが、この山の斜面が一直線にピンク色に染まる光景は光城山ならではで、今後も末永くこの山のシンボルで有り続けてほしいです♪。結局、光城山〜長峰山を経由し、最終的にトータル3時間15分ほどでグルリと周回する形で田澤神明宮まで戻ってきました。もし登山口発着なら2時間半ほどで周回登山できそうです!
光城山の約2000本の桜は、現在も年間60本ペースで植樹を続けているようです。麓の方と山頂部の方で、標高差300mほどの高低差があり、その差により満開時期が1週間〜10日程度ズレているようで、今回(4/20)は山腹〜山頂にかけてが満開でした。先週だったら逆に登山口〜山腹辺りが満開だったのでしょう。もっと近かったら、桜シーズンに毎年時期をズラして来たいと思える山でした。登山口から光城山までは40分で登れて、そこから更に40分で長峰山まで縦走できて、下山は30分ほど。両座とも北アルプスの眺望はバッチリで、厳冬期でも気軽に登れそうです。そういう意味では、光城山・長峰山は、とってもタイパ(タイムパフォーマンス)がよい山で、名だたる名峰・高峰揃いの長野県において、地域に愛される老若男女が楽しめる低山だと思いました。
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