最初からクライマックスだった三ツ峠

2015年06月28日(日) [日帰り]

• GPS: 08:30
• 距離: 11.6km
• 登り: 959m
• 下り: 972m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:44
• 休憩: 1:41
• 合計: 8:25

距離 11.6km 登り 972m 下り 972m

5:08 金ヶ窪登山口
5:08 5:10 西川新倉林道脇駐車場
5:20 5:21 金ヶ窪登山口
6:29 6:42 三つ峠山荘
6:46 6:56 四季楽園
6:58 6:59 三つ峠山荘
7:04 7:07 四季楽園
7:20 7:33 三ッ峠山
7:58 7:59 御巣鷹山
9:04 茶臼山
9:19 9:32 大幡山
10:12 10:14 清八山
10:43 八丁山
11:09 11:35 八丁峠
12:16 12:22 御坂峠
12:49 12:59 天下茶屋
13:17 三ツ峠登山口バス停
13:30 金ヶ窪登山口
13:33 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

金ヶ窪登山口の駐車スペースを利用しました。
朝4:30時点で7割方埋まっていました。

コース状況／危険箇所等

【金ヶ窪登山口〜三つ峠山荘】
金ヶ窪登山口にトイレあり。
三つ峠山荘まで広くて緩やかな道です。ところどころ舗装されてたりされてなかったり剥がれかけてたり。
危険個所はありません。

【三つ峠山荘〜三ッ峠山】
三つ峠山荘付近は広々として展望が良く富士山も良く見えます。
四季楽園前のテーブルは休憩量100円。建物内のトイレは200円。四季楽園から少し三つ峠方面に行ったところに公衆トイレもあります。
四季楽園から屏風岩を右手に見て三つ峠に向かい、山頂までやや急な道を登ります。
三つ峠山頂も展望良し。

【三ッ峠山〜御巣鷹山】
富士山を背にして灌木の中を下ると広めの道に出ます。緩やかですが雨後のせいかやや泥濘多し。
明るい尾根道を経て少し登ると御巣鷹山山頂です。山頂には施設があり、展望はなし。

【御巣鷹山〜茶臼山】
樹林帯の下りとなります。泥土がやや滑りやすいので注意。
標高にして300m程下った後は静かな尾根道となり、細かなアップダウンを経て茶臼山です。展望はなし。

【茶臼山〜清八山】
アップダウンが続きます。大幡山を過ぎて少し行くと鉄塔があります。
清八山の手前、木段の途中に分岐があり、左に行くと御坂峠方面です。木段を上がるとすぐに清八山。
富士山と三つ峠が並んで見えます。南アルプス方面の展望も良しです。

【清八山〜御坂峠】
樹林帯の尾根道です。アップダウンが続きます。女坂峠方面への分岐を経て八丁山、そこからさらに進んで鉄塔のあるところが八丁峠です。
さらに尾根道を歩き、御坂峠で御坂山方面と天下茶屋方面との分岐となります。

【御坂峠〜天下茶屋】
土に埋もれた木段のある下り道です。九十九折れにしばらく下ると太宰治の句碑の裏手に出ます。
句碑の前を通って下山すると天下茶屋です。

【天下茶屋〜金ヶ窪登山口】
舗装道歩きです。
三ツ峠登山口バス停少し手前のヘアピンカーブから金ヶ窪登山口方面の林道に入り、少し登ると駐車場です。

写真

金ヶ窪登山口。今回はこの少し手前の駐車スペースを利用しました（み）
テントで寝てる人達もいた(も)

では行ってみましょう、いざ出発（み）
いてきまーす(も)

石畳状になった林道を行きます（み）

ゆるやかな道をぽてぽて歩く。なんか…いつもより遅くない？(も)
なんだかお腹の調子が悪くてびくびく歩きますよ（み）

開けてるところきたぁ(も)
お腹が差し迫ってきたんですが（み）

あれはなんだ？でかいね！赤いね！(も)

赤い地肌が見えるの面白い……が、それよりもお腹ですよ（み）

ぴゃー(も)
景色を堪能しているもここを置いてトイレへ一目散します（み）

mizがいなくなってしまったので三ツ峠山荘と四季楽園の間の広い所へ移動。
南アの皆さん(も)

八の皆さん(も)

あれはなんだ？でかいね！広いね！
って、参ったなぁ…mizはどこへ行ってしまったのか(も)

山座同定標ごしにあのデカいのを確認。
…って木が邪魔(も)

うろうろするのに飽きる頃ようやくmizと合流(も)

この先に公衆トイレあり。助かりました（み）
良かったねぇ、トイレあって(も)

あそこがよくレコで見かける壁かぁ(も)
先週だったらkamehibaさんに会えたかも（み）

山頂付近にある謎施設（み）
NHKって書いてあったね(も)

景色の良い山です。人気なのも納得（み）
風強いですなぁ(も)

ぴゃー(も)

ガラス玉の中に閉じ込めましょう(も)

御巣鷹山へ、雨の名残がちょびっと(も)

鳳凰雲発見（み）

まだ朝なので日差しがきつくない（み）

延々と下ります。雨後のせいかちょっと滑りやすい土（み）
ここは登りの方が面白そうだぬ(も)

茶臼山付近。展望はないものののんびり歩ける道（み）
誰もいなくて気持ち良い(も)

第一鉄塔発見〜（み）

清八山と御坂方面分岐。標識のない左方向が御坂（み）
清八山にテンションが高いファミリーいた、楽しそうでなにより(も)

八丁山までもう少し。と思ってたら気付かず通り過ぎちゃった（み）

お昼食べるタイミング逃しそうだからあの鉄塔の下で食べようと笛を吹く(も)
富士山見えるので富士山の歌を吹くのです（み）

今日の山飯の材料(も)

完成。パイナップルマフィン（み）

本日の富士山はまもなく終了か（み）
頭を雲の上に出しってやつだぬ(も)

ちっこいきのこ(も)

「撮って撮って〜」と言ってるようだったので撮ってあげた（み）

天下茶屋に向かう最後の下り道（み）
車の音や人の声が聞こえてくるね(も)

太宰の句碑。天下茶屋はすぐそこです（み）
富士山の方向いて建ってるのね(も)

天下茶屋は観光客で大賑わい（み）
寄ってみたかったけど並んでた(も)

よく見たらお尻だと思ってたところが頭だった(も)
デルタ翼ですな（み）

舗装道をてくてく歩いてゴール（み）
おつかれした〜(も)

感想

mizcreid

[img]http://www.yamareco.com/uploads/photos/2945.gif[/img]　[color=ff8c00]切羽詰って二つ峠[/color]

三つ峠に行ってきた。
スタート直後からどうもお腹の調子が悪く、いつにも増してノタノタとしたペースで登って行ったのであるが、三つ峠山荘付近で富士山を目の当たりにしたところでいよいよ臨界。
トイレがあるはずだ、と三つ峠山荘付近をうろうろ探すが見つからず。
富士山が見事な姿を見せているにも関わらず、だんだんそれどころではなくなってくる。
追い詰められてきたところで「公衆トイレ→」の看板を発見し、四季楽園へ。
入口付近に「建物内のトイレは200円です」の張り紙を目にする。
（建物内のトイレ“は”200円、ということは建物内じゃないトイレもあるということだ）
何故かここで倹約魂を発揮してさらに周囲をウロウロ。
四季楽園から三つ峠山頂方面へ少し行ったところにトイレを発見して事なきを得た。

安心したところで三つ峠山頂に向かう。
ようやく落ち着いて富士山を眺められるというものだ。
地肌の赤が見える富士山というのは、あまり目にしない。というか初めて見た。
どうしても富士山と言えば上半分に雪を被って白、下半分は青という絵がしっくり来るものだ。
今回目にした富士山は上半分が地肌の赤、下半分は緑。
いわゆる葛飾北斎の『凱風快晴』が描いたところの姿をしている。
白＋青の清涼な雰囲気と比べ、赤＋緑は反対色の組み合わせであり、独特のワイルドさを醸し出している。
面白い。

そこそこ風が強く、長居してまたお腹がワイルドになってもいけないので退散して御巣鷹山へ。
その先は静かな尾根道歩きが続く。
清八山はなかなか良好な展望だったが、それ以外は結構地味な道である。
三つ峠周辺と比較してあまり人が多くないのでのんびり歩くには良い道だった。

そんなこんなで天下茶屋へと下りてきたのであるが。
今回は三つ峠に登ってきたかと言えば、ちと足りない。
三つ峠とは本来、開運山、御巣鷹山、木無山の三峰を指すわけで、当初は木無山にもピストンするつもり満々であったのであるが、お腹の事情によりそれどころではなく、開運山、御巣鷹山の二つ峰のみの山行となってしまった。

面白い富士山を見られたから、まぁいいか。

Mococo

[img]http://f.st-hatena.com/images/fotolife/w/wicket/20140720/20140720165100.jpg[/img][b][color=228B22]始まりはいつも突然　運命を連れて行く…
いーじゃん！いーじゃん！すげ〜じゃん？！[/color][/b]
　最初に眺望的に盛り上がる三ッ峠に難なく着いてしまう。
頑張っても登ったぞ〜という達成感の中での"富士山ドーン"だったら気持ち的にも盛り上がれたのに…う〜んって感じ。
　後半の道のりは楽しいのだけれど眺望的な盛り上がりを済ませてしまったのでこれといってなんの感動も無く…。
ただただ長く感じて、早く温泉入りたいなぁと思うだけだった。
(あ…鉄塔が続いている景色は面白かったかな)

　逆ルートで回ると登り応えがあって楽しいと思う道なんだろうけど、のろまなオラでは見事な富士山の姿が雲に覆われてしまうだろうと思うと難しい。

　人が少なく気持ち良かったのとニュートラルポータルがみっつもあったのでそれはそれで楽しい一日だったのかもしれない。
何より逆からだとトイレが遠くなってmizが大変だっただろ…(も)

コメント

ゲスト

自立式？
ぱぐお君が自立しているようですが、どうやって立っているのか不思議でなりません。先ほどからずっと悩んでいます。

Mococo

shinya-hikerさん(*･ω･)ﾉ
どもです！
ぱぐおは頭が重く身体が軽いので自立できません。
アクションフィギュアのディスプレイスタンド使ってます。
よーく見ると白っぽい台座が岩の陰や端っこに写ってます(笑)
風のないところでしか使えないですけど。

bo-tyu-zai

mizさんの峠
mizさん、Mococoさんおはようございます。昨年の燕岳と北燕岳のレコを参考にさせてもらったのでここでお礼申しあげます。

こういう周回コースも組めるんですね。梅雨空に三ツ峠登山を阻まれたので羨ましく思いながら拝見させていただきました。開運山からの好展望はもうわかりきっているのですが鳳凰雲は見たくても見られない、感性がなければ完成しない景色ですもんね、思わず「おお〜！」と歓声を上げてしまいました、冗談でなくホントに。

mizさんの感想の重心がトイレ探しに置かれているので笑いました。あ〜あのトイレか〜と自分の記憶を反芻してみたり私も脳内でトイレ探しをしてしまいましたよ。

Mococoさんはイングレスにすっかりハマっているようですね。使用方法もルールも分からないのでちんぷんかんぷんですが、なんだか頑張ってください（笑）

Mococo

bo-tyu-zaiさん(*･ω･)ﾉ
どもです！
色々とおでかけされるbo-tyu-zaiさんをイングレスにリクルートしたいところ…

謎のエネルギーXMを利用してより良い暮らしをしようじゃないかという緑。
そんな怪しいものは信じちゃいけないと反抗している青。
…そんな設定の下、いい歳した大人が緑と青に別れて遊ぶ陣取りゲームです。

昨日の夜も雨の降る中、傘さして遊んでしまいました。
山に行けない悪天候な時はイングレス点けて出かければどこでも遊べるので助かってます。

mizcreid

bo-tyu-zaiさん
こんばんは〜

三つ峠でmizは富士山も見ずに自らの腹を恨みつつ、見つからないトイレを探して湯水のように冷や汗を垂らしながら岩屋さんで過密気味の四季楽園付近をウロウロしておりました。
これだけ“みつ”を並べてみても、踏んだピークは二つ峰。登頂率66.6％という中途半端な感じが我々っぽいとも言えますが。

鳳凰雲は御巣鷹山手前で振り向いた時に見つけました。
振り向かなければ気付かなかったかも知れません

kamehiba

Mizさん、もここさん、こんばんは〜
三ツ峠だったんですね〜
先週だったらほんとお会いできたかもしれないのに〜残念〜
でも最近のkamehiba隊、お天気に恵まれていないので私達がいなかったから
晴れたのかも〜〜

四季楽園近くの展望地も三ツ峠山頂もほんと富士山の眺めがいいですよねぇ
登山口から1時間であの景色が見られるので人気なのも納得ですよね〜
うちは三ツ峠は岩登りでしか来たことがないので周回コースは新鮮です
岩登りにもう少し余裕が出来たら歩いてみよう

Mococo

kamehibaさん(*･ω･)ﾉ
どもです！
岩をやる人達が準備してましたよ。
晴れてはいたのですが風が強かったので大丈夫なのかなぁと。
あれぐらいの風は平気なのかな。

三つ峠山山頂のすぐ近くにレンゲショウマの蕾があったり、カモメランの自生地があったり植物保護区域があちこちあったです。
花好きな人が喜びそうなハイキングコースですね。

次はお腹の調子を整えて山に入りたいですね。
前を歩いている人がいつ噴火するのではと気が気でなかったので…。

mizcreid

kamehibaさん
こんばんは〜
1週間前のkamehibaさんの勇姿を脳内補完しつつの屏風岩鑑賞でございました。

あまりにあっさり登れる好展望の山なので、もここは拍子抜けな感じではありましたが、後半は一転して地味また地味。
唯一、清八山はちょっと盛り上がれる展望ではあります。
ちょうど清八山で遭遇した家族連れのお父さんは大興奮してましたし