三上神社から希望が置か公園周回



- GPS
- 08:11
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 620m
- 下り
- 610m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
少し汗ばむくらいの初夏の陽気で、気持ちよく希望が丘公園周辺の山々をハイキングできた。三上神社ではグリーンの池面に映る近江富士をきれいに見ることができだ。子取り狛犬と古代遺跡にも興味を持ってもらえた。東光寺岩梨山からはきれいに三上山を眺めることができ、希望が丘公園へ抜ける縦走路のミツバツツジも見ごろで、目を楽しませてくれた。低山ハイキングにもってこいの季節だ。石門をくぐり抜けて花緑公園駐車場に出た。1か月ほど前は工事中であった希望が丘公園はきれいに整備され、色とりどりのシャクナゲが咲き誇っていた。
天山への登山道もツツジがきれいで、登山口から約30分で山頂に到着、天気に恵まれ展望も申し分ない。天山から150m程下り、希望が丘公園のアスファルト道に出て、荒川谷源流添いから立石山へ向かう。途中「のどの千軒遺跡」がある。老話は諸説あるようで歴史ロマンを感じられる。立石山付近はその昔、千軒の家屋市井を成して繁盛しており、昭和30年頃まで屋敷跡や墓石などが散在していたようだ。カエルの鳴き声と、生い茂ったウラジロの芽がまるで恐竜のようで、ジュラシックパークの雰囲気を楽しむことができた。(私だけかもしれないが。)のどの千軒からの急勾配の坂は「ややうみ坂」とよばれている。昭和30年以前、大篠原の女性は、家庭用の燃料として薪を取りに急坂を何回も上っていたようだ。その辛抱強さと苦労からその名がついたようだ。改めて昔の人は強かった。ややうみ坂を登り切って立石山を通過し、予定通りお昼にタムシバ山に到着。歩き始めて5時間、ここで昼休憩とした。K原さんに登山の持ち物や、靴ひもの結び方など基本的なことを教えていただいた。
伊勢道を通って10分程度で古城山へ到着。伊勢道峠は大篠原の人たちが、明治以前、お伊勢参りの参道として利用した間道のようだ。馬淵氏によって築かれた岩倉城跡があり、今も石垣が残っている。中央には桜本池があり水が湛えている。城好きなら、堀切、郭、土塁などがイメージできるのではないだろうか。本日、最後のお山である城跡山頂に行くには、ロープが取り付けてある石垣を登らなければならない。一見すると、今からここを登るのか〜と心が萎えそうになるが、見た目ほどきつくはない。ロープに頼らなくても登れる程度の石垣だ。山頂は開けて展望も最高だ。標高280mとは思えない景色を堪能することができる。最後にこの景色を眺めることができ、皆さんに満足していただけてよかった。
城山東枯沢登山口に下山し、希望が丘公園西ゲートに向かう。急に陽射しが強く感じられた。帰りに福林時摩崖仏に寄ってJR野洲駅で解散した。最後までお天気に恵まれ、約17kmの行程を安全に楽しくハイキングできてよかった。
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