湯殿山:南急大斜面の上質ザラメ滑走を堪能

2024年04月20日(土) [日帰り]

• GPS: 05:30
• 距離: 8.6km
• 登り: 786m
• 下り: 1,175m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:50
• 休憩: 0:44
• 合計: 5:34

9:38 月山リフト山麓駅
10:04 10:14 月山リフト山頂駅
13:33 14:06 湯殿山
15:21 15:22 道心坊坂
15:29 ゴール地点

天候

雲(小雨混じり)・ガスで視界不良から徐々に晴れベースに好転した

アクセス

利用交通機関：

自家用車

宿のバスて姥沢まで乗車

滑走終了後は徒歩で宿に向かった

コース状況／危険箇所等

・リフト上駅到着時はガスで視界不良、風もやや強く上部へのハイクアップは断念し、トラバースルートで大斜面に向かう。大斜面から石跳沢に向かう南東のブナ林の上質ザラメ滑走を行った。

・ボトムで休憩後、ブリッジを渡り湯殿山頂に向けてハイクアップ。急登のためクトー装着した。山頂への稜線に登り上げてからは雪消え、クラック・クレパスなどのためライン取りが難しかった。最終段階で右側ルートでは急斜面、クレパスをかすめるラインであり緊張したが板を外さずに済んだが、左側から巻いたラインでは板を外して薮を少し下り右側ラインに合流した。

・滑走は山頂から雪が繋がっている南急大斜面をブス沼に向かってダイナミックな素晴らしいザラメ滑走を堪能出来た。カワクルミ沼の右側を通過して六十里越街道合流地点まで板を外さずに滑走できた。フィナーレ手前は沢が出ていたが左岸からブリッジを渡り右岸に移動し道路に到着できた。

写真

4/20 10:21

mountain forecastでは月山は午後3時頃から漸く晴れベースの予報、何とかリフトは運行していたがガスで視界不良、テンションダウンしながら大斜面から石跳沢への南東ブナ林滑走を狙って長々と
トラバース

4/20 10:36

何とか視界は少し良くなり快適な大斜面のザラメ滑走が実現でき、まずホッとした。

4/20 10:43

ブナ林に入るとやや地形は複雑であるがターンし易い中・急斜面

4/20 10:45

皆さん雄叫びを上げながら思い思いのザラメ滑走を楽しんだ

4/20 11:00

標高差480m滑走し石跳沢左岸の台地で大休憩

4/20 11:00

ピヨピヨ、大人のお遊び、弟子の作品

4/20 11:12

天気は回復傾向、湯殿山に向かいますが石跳沢の渡渉ポイントを探しなら上流へ

4/20 11:17

ここが渡渉点

4/20 11:25

クトーを装着して急斜面を頑張る。3ルートに分かれたが、ルート取りで難易度に違いがある。

4/20 12:16

全員合流し急斜面の登りをクリアし、何とか稜線に登り上げた。青空も広がってきた。

4/20 12:20

姥ヶ岳、山頂はまだ雲の中

4/20 12:20

湯殿山山頂もまだ雲の中、東急斜面はクレパスがそれなりにある。

4/20 12:35

晴れ間が広がりテンションアップ

4/20 13:10

この先、山頂直下は薮とクレパスでライン取りが難しい

4/20 13:17

左回りルートは薮の下降あり

4/20 13:24

右回りルートが正解

4/20 13:53

小生を最後尾に全員登頂

4/20 13:42

さっそく弟子がヒヨコ作成、職人師匠と姥ヶ岳をバックに撮影

4/20 13:43

弟子はセッセと100匹作成

4/20 13:52

装束場からの稜線は途切れ途切れ、例年滑走した姥ヶ岳北西斜面を望む

滑走準備完了し記念撮影

4/20 14:08

クラックのない広大な南急斜面を滑走するぞ‼︎
ワクワク

4/20 14:09

まず稜線を少し落とす。素晴らしい極上ザラメじゃ

4/20 14:12

30度越えの大斜面をフォールラインに滑走、安定してSYさん

4/20 14:14

I君のダイナミックアルペンターン

4/20 14:14

Nさん、テレターン

4/20 14:15

ボードのAYさん

4/20 14:16

ボードのOさん

4/20 14:17

Ｎさん

4/20 14:18

CLのS君の豪快アルペンターン1

4/20 14:18

2

4/20 14:18

3

4/20 14:20

好条件の湯殿山南面は素晴らしい‼️

4/20 14:27

ブス沼まで標高差450mの大滑走でした

変化に富みやや複雑な地形のブナ林はGPSを頻回にチェックしながら進む

4/20 14:44

カワクルミ沼を左側に、午前中の悪天から打って変わって快晴になってしまった

4/20 15:30

最後は沢が出ておりブリッジに通過し無事に六十里越分岐の道路に降りたった

4/21 16:17

山頂から雪の繋がっているあの南急斜面を滑走できたのは大収穫であった

4/20 18:11

定宿「ゆきしろ」での夕餉が始まる

撮影機器：

iPhone 12 128GB SoftBank Apple

感想

teledaisuki

・例年恒例となった定宿「ゆきしろ」をベースに１泊2日の月山BCツアーはガスで視界不良の中、リフト上駅から大斜面滑走を狙っての長いトラバースで始まった。視界は少しづつ良くなり大斜面から石破沢への南東ブナ林滑走は上質のザラメ滑走が楽しめテンションは一気に盛り上がった。

・後半は晴れ間が広がっていく中、湯殿山山頂への登り上げの終盤は薮漕ぎとクレパスへの対応を慎重に行い登頂できた。

・湯殿山南急斜面は上部は雪消えしているエリアもあるが、山頂から滑走できる大斜面はクラックはなくほぼ面ツルの極上ザラメ滑走を満喫できた。
下山はチーム福島に同行した2週間前とほぼ同ルートで滑走し、フィナーレ直前で沢が出ていたがスノーブリッジがあり、六十六里越分岐の道路に無事に下山できた。

・悪天模様で始まった1日目は結果としては大満足の一日であった。