伊吹山 〜弾丸登山の伊吹トレ 山頂まで行けたかな?〜


- GPS
- --:--
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,177m
- 下り
- 1,161m
コースタイム
- 山行
- 4:24
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 4:42
天候 | 梅雨の中休みで晴れ しかし山頂は雲がかかって時折時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
≪登山道の状況≫ ・全体的によく整備されているので、不鮮明な踏み跡に入り込まなければ道迷いの心配無し。 ・雨天時、雨天後は非常に滑りやすい道になる。特に1合目〜2合目がツルツルだった。その他の区間もとても滑りやすいので足元注意。 ・5合目以降は日影が無いので、炎天下の際は帽子・日焼け止め必携。 ・5合目以降は九十九折れの急登になる。浮石を踏んで落石させると危険。 ・5合目以降に岩がちな区間があるので、トレッキングシューズ以上を推奨する。 ≪トイレ≫ ・登山口、1合目、3合目、山頂に有り。一合目以外は有料。 ≪危険動物情報≫ クマ:山麓には熊出没注意の立札がある ヘビ:以前、2合目付近で見かけた ヤマビル:遭遇せず |
写真
感想
花の百名山の一座、伊吹山。
木曽駒ヶ岳と並んで、私の心の山の一座です。
そして、上の登山口から山頂まで標高差1200m弱のハードなコースは、夏山遠征前のトレーニングにも最適の山でもあります。
梅雨の晴れ間を狙って、初夏の花とアルプス遠征のためのトレーニングに出かけてきました。
登山口付近を6時半過ぎに出発。
今日は所要があるため、遅くとも11時半には帰途につかねばなりません。
登り3時間半、下り1時間半と決めて、アラームもセット。
山頂まで行けなくても9時半には撤収開始と決めて、スタート。
さあ、どこまで行けるかな…。
1合目までは樹林帯の登り。
展望も無く、花も少なめなので辛抱の区間です。
しかも昨日までの雨で、足元はぬかるんでツルツル。
滑って転倒しないよう、一歩一歩確実に進みました。
かつてのゲレンデ跡に出て視界が開けると1合目。
ここから2合目までは傾斜も急で、個人的に伊吹山で最も辛い区間。
しかも…今日は足元がツルツルなので、足を取られて転びそうだし、3歩進んで2歩下がるような状態。
いつもに増してしんどい区間でした。
さて、この調子で山頂まで行けるのかしら…。
3合目手前で伊吹山がバーンと視界に広がるポイント。
ここに来ると、「伊吹山に来たなぁ」という実感できる、とても好きな場所。
3合目は植生も豊かで、山頂部とはまた違った花々を見ることができます。
今日は、早くもユウスゲの黄色い大輪が風に揺れていました。
足元には、夏の訪れを告げるハクサンフウロもちらほらと。
納得がいくまで写真を撮りたいところですが、タイムリミットがあるので、ほどほどにして先に進みました。
一登りして5合目。これから向かう山頂までの九十九折れの登山道を前に一息つきたいポイントですが、あと1時間弱でタイムリミット。
休憩もそこそこに前進!
九十九折れの急登区間は、落石を起こさないように、そして岩がちな個所は転倒しないよう手も使って、少しずつ標高を上げていきました。
夏には、オタカラコウ、オオバギボウシ、シシウド、シモツケソウなどのお花畑の中を行く区間ですが、今日は花は少な目。
シモツケソウがやっと花をつけ始めた感じでちらほらとあるくらい。
去年は異常気象のためか山頂の花は壊滅状態だったけれど、今年はどうだろうか。
でも、エルニーニョ現象や長い梅雨など嫌な予感をさせる要素ばかり。
せめて、夏山遠征に行く日はカラッと晴れてくれるといいのですが…。
6,7,8合目と快調に上り、タイムリミット3分前に伊吹山山頂の三角点に到達!
下界は晴れているのに、山頂部には雲がかかって残念ながら展望はゼロ。
山頂台地も一面の霧に覆われていました。
山頂で山ラーメンを楽しみたいところですが、出発時間まで余裕がないので、すぐに引き返します。
途中まで、トレランの方と一緒に走り、一度は追い抜きましたが、すぐに抜き返され、5合目に戻る頃はもう姿は見えなくなりました。
走る速さもさることながら、ツルツルだったり、ザレている道を走って、よく転ばないものです。
どんな身体能力なのか、何か安定して走るコツがあるのか…。
みなさんは、超人ですか…!?
それでもテンポよく下って、1時間半ちょっとで登山口まで戻りました。
花は少な目だったけれど、なんとか山頂まで往復できたし、途中転ばずに済んだし…。
療養明けの去年の夏はバテバテでしたが、今日は途中で大休憩もせず、まだまだ余裕がある感じで、体力も回復してきたことを実感できたし。
楽しい山行になりました。
アルプス遠征に向けて、トレーニング続行!
そしてここ伊吹山は、山頂部が花々で彩られる8月、また来て、イブキフウロをきれいに写真に収められるといいな…。
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