ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 6690048
全員に公開
沢登り
日光・那須・筑波

熊ノ蔵沢から花園山

2024年04月22日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:15
距離
8.9km
登り
505m
下り
504m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:04
休憩
0:06
合計
4:10
9:09
139
11:28
11:30
36
12:06
12:07
9
12:16
12:16
5
12:21
12:21
12
12:33
12:33
6
12:39
12:41
30
13:11
13:12
7
13:19
ゴール地点
NYAA様のヤマレコを見せてもらい、花園の熊ノ蔵沢行ってみました。
この沢の事は知っていましたが、これほど素晴らしい沢であるとは思いもしませんでした。
このような余り標高が高く無い山で、これ程の沢があろうとは思いもしませんでした。
今まで、こういった沢がそれほど素晴らしい沢であるとは思いも寄りませんでしたが、ヤマレコ見て思いを改めました。
今後も、こういった阿武隈の山行けたら良いと思っています。
天候 曇り午後から薄日さす
過去天気図(気象庁) 2024年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
熊ノ蔵沢出会い手前にある山の神の駐車場に車とめました。
コース状況/
危険箇所等
地図の600mから660m間の部分が核心部となります。
小さいですが、登り辛い滝が連続します。
難しそうだと思ったら、巻く事は可能です。沢自体の切れ込みは大きくは無いので、簡単に巻けます。
ここを過ぎると、後は平凡な沢になります。
左俣を進めば、登山道横切りますので後は登山道を進めば、危険な事も無く下山出来ます。
その他周辺情報 増渕魚苑(魚園)が、近在の食事所です。
私は、ニジマスの塩焼き作ってもらつてお持ち帰りしました。
熊ノ蔵沢の出合から見る沢の様子。水量余り多くは無いが、滝の存在を匂わせる様子。
2024年04月22日 09:07撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 9:07
熊ノ蔵沢の出合から見る沢の様子。水量余り多くは無いが、滝の存在を匂わせる様子。
小さな段差があって退屈しない。
2024年04月22日 09:12撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 9:12
小さな段差があって退屈しない。
沢の脇に踏み跡あるが、なるべく沢を進む。
イチリンソウがあちこちに咲いている。
2024年04月22日 09:19撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 9:19
沢の脇に踏み跡あるが、なるべく沢を進む。
イチリンソウがあちこちに咲いている。
右岸が壁になっている。
沢自体の水量は多く無く、膝位まで。
2024年04月22日 09:29撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 9:29
右岸が壁になっている。
沢自体の水量は多く無く、膝位まで。
ここが、地図で見る右岸の尾根が一番近くなる場所。
結構急な斜面なので、ここを下るのは難しいかもしれない。
2024年04月22日 09:34撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 9:34
ここが、地図で見る右岸の尾根が一番近くなる場所。
結構急な斜面なので、ここを下るのは難しいかもしれない。
短いがナメが続く。気分の良い場所です。
2024年04月22日 09:35撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 9:35
短いがナメが続く。気分の良い場所です。
ナメと、いくつかの段差があります。
楽しい部分です。
2024年04月22日 09:35撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 9:35
ナメと、いくつかの段差があります。
楽しい部分です。
結構釜が大きく深いです。
でも、深くても腰位までです。
2024年04月22日 09:41撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 9:41
結構釜が大きく深いです。
でも、深くても腰位までです。
左岸には杉林が続きます。
その下にはイチリンソウ。
2024年04月22日 09:47撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 9:47
左岸には杉林が続きます。
その下にはイチリンソウ。
右岸に大岩が出てきます。
ゴルジュのようにみえますが、片側のみなので楽に進めます。
2024年04月22日 09:51撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 9:51
右岸に大岩が出てきます。
ゴルジュのようにみえますが、片側のみなので楽に進めます。
苔の生えた小滝。難しそうに見えますが、右岸直ぐの場所から簡単に上に上がれます。
2024年04月22日 09:57撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 9:57
苔の生えた小滝。難しそうに見えますが、右岸直ぐの場所から簡単に上に上がれます。
右岸から小沢合流します。
2024年04月22日 10:00撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 10:00
右岸から小沢合流します。
これが左岸から流れ込む枝沢。
本流はここを左に。
水量多い方に進めば間違い無いです。
ですが、スマホのGPSでは枝沢に入っているように見えています。
尾根を越えてGPSの示す沢に出ようとしますが、どうも違いそう。
やはり一番水量の多い沢を進みましょう。
2024年04月22日 10:01撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 10:01
これが左岸から流れ込む枝沢。
本流はここを左に。
水量多い方に進めば間違い無いです。
ですが、スマホのGPSでは枝沢に入っているように見えています。
尾根を越えてGPSの示す沢に出ようとしますが、どうも違いそう。
やはり一番水量の多い沢を進みましょう。
奥に、6mと言われる滝が見えてきました。
2024年04月22日 10:16撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 10:16
奥に、6mと言われる滝が見えてきました。
これがその滝の湯。ちょっと難しそうです。左岸、右岸共に巻くのも難しそうです。
2024年04月22日 10:18撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 10:18
これがその滝の湯。ちょっと難しそうです。左岸、右岸共に巻くのも難しそうです。
右岸に土の多いルンゼがありましたので、ここを登って、上部でトラバースします。
2024年04月22日 10:19撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 10:19
右岸に土の多いルンゼがありましたので、ここを登って、上部でトラバースします。
これが上から見た滝。
最初の部分だけ頑張れば上は傾斜緩くなったようです。
2024年04月22日 10:21撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 10:21
これが上から見た滝。
最初の部分だけ頑張れば上は傾斜緩くなったようです。
次は、二段になっている滝。釜の中を歩いて右岸に見える左上バントに取り付くと、簡単に一段目越えれます。二段目は傾斜緩いので、簡単に登れます。
2024年04月22日 10:24撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 10:24
次は、二段になっている滝。釜の中を歩いて右岸に見える左上バントに取り付くと、簡単に一段目越えれます。二段目は傾斜緩いので、簡単に登れます。
次の滝です。どうやって登りましょう。じっくり観察し、左岸の大岩の後ろの土のルンゼを登り、二段目の下に降りて、上段はシャワークライミングで越えました。
左岸の土のルンゼに、登山靴が片方落ちてました。沢靴で登っている人が、靴落としてしまったようです。靴を変えようとした時、随分驚いたでしょう。
2024年04月22日 10:34撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 10:34
次の滝です。どうやって登りましょう。じっくり観察し、左岸の大岩の後ろの土のルンゼを登り、二段目の下に降りて、上段はシャワークライミングで越えました。
左岸の土のルンゼに、登山靴が片方落ちてました。沢靴で登っている人が、靴落としてしまったようです。靴を変えようとした時、随分驚いたでしょう。
一段目を右岸の緩傾斜地帯を進み、上段は、突っ張りで行こうとしたのですが、途中迄行くと、滝の右岸のスラブが簡単に登れそうなので、そこを登ってしまいました。
最後の滝なのに、チョンボみたいで心苦しいです。
2024年04月22日 10:39撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 10:39
一段目を右岸の緩傾斜地帯を進み、上段は、突っ張りで行こうとしたのですが、途中迄行くと、滝の右岸のスラブが簡単に登れそうなので、そこを登ってしまいました。
最後の滝なのに、チョンボみたいで心苦しいです。
沢は平凡になってしまいます。
苔が生えていて、日本庭園のよう。
2024年04月22日 10:47撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 10:47
沢は平凡になってしまいます。
苔が生えていて、日本庭園のよう。
まるで、ジブリの世界のよう。
2024年04月22日 10:55撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 10:55
まるで、ジブリの世界のよう。
ここで左俣と右俣分かれます。
左俣に入ります。
2024年04月22日 11:01撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 11:01
ここで左俣と右俣分かれます。
左俣に入ります。
いわの上にネコノメソウが生えています。
2024年04月22日 11:08撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 11:08
いわの上にネコノメソウが生えています。
登山道が沢を横切る場所迄来ました。
茨城県のロングトレイルがここにもあって、黄色いテープ巻かれてます。
2024年04月22日 11:15撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 11:15
登山道が沢を横切る場所迄来ました。
茨城県のロングトレイルがここにもあって、黄色いテープ巻かれてます。
こちらが、笹平から流れ込む沢です
2024年04月22日 11:16撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 11:16
こちらが、笹平から流れ込む沢です
花園山に進みます。シキミの花が咲いてます。
2024年04月22日 11:23撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 11:23
花園山に進みます。シキミの花が咲いてます。
花園山山頂に着きました。
今日の目標です。
2024年04月22日 11:28撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 11:28
花園山山頂に着きました。
今日の目標です。
笹平に進むと、色んな花が咲いてます。
2024年04月22日 11:39撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 11:39
笹平に進むと、色んな花が咲いてます。
この花は、もうすぐ咲きそうです。
2024年04月22日 11:39撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 11:39
この花は、もうすぐ咲きそうです。
これはら、好きなシミレの花です。色が濃いです。
2024年04月22日 11:41撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 11:41
これはら、好きなシミレの花です。色が濃いです。
バイケイソウがあちこちにあります。
花の時期に来たいですね。
2024年04月22日 11:42撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 11:42
バイケイソウがあちこちにあります。
花の時期に来たいですね。
すみれも頑張ってます。
2024年04月22日 11:42撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 11:42
すみれも頑張ってます。
南登山道入口に着きました。
あちこちに、落とし穴があいてます。
気をつけて歩きたいですね。
2024年04月22日 12:05撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 12:05
南登山道入口に着きました。
あちこちに、落とし穴があいてます。
気をつけて歩きたいですね。
登山口に着きました。
見ると行方不明の写真。ひょっとして、途中で見た登山靴は、この人のものか?
写真撮っておけばよかったです。
もし、そうであれば、とんでもない大失敗です。気になった物は必ず写真撮るようにします。(これからは)
2024年04月22日 12:06撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 12:06
登山口に着きました。
見ると行方不明の写真。ひょっとして、途中で見た登山靴は、この人のものか?
写真撮っておけばよかったです。
もし、そうであれば、とんでもない大失敗です。気になった物は必ず写真撮るようにします。(これからは)
林道からは滝が見えたり、きれいな花が咲いていたりで、退屈しません。
2024年04月22日 12:31撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 12:31
林道からは滝が見えたり、きれいな花が咲いていたりで、退屈しません。
木の間から滝が見えてます。滝を見たいなら、今日の格好で行けますが、もう午後になってしまったので、また次の機会に。
2024年04月22日 12:33撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 12:33
木の間から滝が見えてます。滝を見たいなら、今日の格好で行けますが、もう午後になってしまったので、また次の機会に。
林道入口です。
2024年04月22日 12:39撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 12:39
林道入口です。
新緑が奇麗です。
2024年04月22日 12:41撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 12:41
新緑が奇麗です。
与四郎の滝と言うそうです。
実際には、もっとスケール大きいです。
写真だと伝わりませんね。
2024年04月22日 13:01撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 13:01
与四郎の滝と言うそうです。
実際には、もっとスケール大きいです。
写真だと伝わりませんね。
熊ノ蔵沢に良くあった縞々の岩です。垂直な地層です。
これが、海で堆積によって作られたものなら、ものすごい作用で地層が縦になってしまったものです。
ただ、最近の学説で提唱されている付加体が日本列島に押し付けられたものと考えれば、納得できます。
2024年04月22日 13:02撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 13:02
熊ノ蔵沢に良くあった縞々の岩です。垂直な地層です。
これが、海で堆積によって作られたものなら、ものすごい作用で地層が縦になってしまったものです。
ただ、最近の学説で提唱されている付加体が日本列島に押し付けられたものと考えれば、納得できます。
与四郎の滝を遠くから見てみます。
紅葉この時期は綺麗でしょうね。
2024年04月22日 13:04撮影 by  Pixel 3a, Google
1
4/22 13:04
与四郎の滝を遠くから見てみます。
紅葉この時期は綺麗でしょうね。
道路脇にツツジ咲いていました。
2024年04月22日 13:08撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 13:08
道路脇にツツジ咲いていました。
熊ノ蔵沢を再度見てみました。
例の縦縞のある岩を見て見たかったのですが、どうもそんなにすごいものは見えませんでした。
2024年04月22日 13:12撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 13:12
熊ノ蔵沢を再度見てみました。
例の縦縞のある岩を見て見たかったのですが、どうもそんなにすごいものは見えませんでした。
山の神に戻ってきました。
きょうも1日お疲れ様でした、
2024年04月22日 13:15撮影 by  Pixel 3a, Google
4/22 13:15
山の神に戻ってきました。
きょうも1日お疲れ様でした、

装備

個人装備
長袖インナー ズボン 靴下 グローブ 雨具 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ヘルメット ゼルプスト 捨て縄 ロープ 沢靴 8環

感想

入山してから沢を抜けるまで2時間。このような余り標高の高く無い沢でこのような素晴らしい沢があろうとは。しかも、この沢が良く登られているとは。驚きました。
今回は、楽しく登れてとても良かったです。
沢のレベルが比較的高いという話をネットで見たしたが、行ってみて、それほどではないと感じました。滝は多いですが、簡単に巻けるので レベルはそれほどではないと思います。
沢を選ぶ時、レベルで選ぶ事あると思いますが、この沢はとにかく楽しく登れる良い沢でした。
もっと登られて良い沢をだと思います。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:63人

コメント

熊ノ蔵沢へ、ようこそだにゃー(≧▽≦)

茨城では、貴重な沢だと思います。真夏でも、虫はそんなにうざくないし、涼しいのも素晴らしい環境だと思います。猿ヶ城渓谷もナメが楽しめます。
2024/4/23 3:59
ありがとうございました。
教えていただいたおかげで、楽しい沢登り出来ました。
家の近くにこんなふうに楽しめる所があったとは、驚きです。
2024/4/23 6:49
いいねいいね
1
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら