雨飾温泉→雨飾山
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 1,047m
- 下り
- 1,040m
コースタイム
雨飾山頂発0825→いっぷく所着発0859→難所のぞき着発0921→雨飾温泉駐車場着0932
天候 | 雨後のどっピーカンの快晴でした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年06月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
国道より雨飾温泉方面へ行く道路が一部交通止めにより迂回しなくてはなりません。 足元の岩が動きやすいので、下に落とさないように気をつけましょう。 雪渓に入って道を見失いそうになりました。 また、早朝だったため、北向き雪渓はバリンバリンに凍っており、アイゼンがないと危険な状態でした。 私は申し訳ないのですが、腕力頼みでポールに頼って上がりました。 一部笹の中を突き進んだ部分もあります。 向かわれる方はアイゼン必須です。 帰りはスキー状態で早く降りれましたが、頂上でゆるむのを待っていたためです。 帰りは勿論、雨飾温泉にて入浴。 露天風呂「都忘れの湯」はかなりオープンです。 蛇(ヤマカガシ)が上部の木を伝わっており、かなりワイルドです。 辛さが売りの「半殺しラーメン」はスープを全部飲み干すと100円バックされます。 味もなかなかでした・・。 運転してきていたので、初めてノンアルコールビールというものを飲んで見ましたが、案外美味しくてびっくりしました。 |
写真
感想
本日、mi-to師匠はお仕事なのでソロです。
そして昨日資格試験で長野に行ったので帰りに石井スポーツ長野店へ寄りました。
2時間以上に渡り店内を放浪した結果、Platypusのハイドレーションとミレーのキャップ、国土地理院地図を数枚、読図の本を購入。
ではどっか近場に行こまいかということで雨飾山に行くことにしました。
恐らく長野県側小谷温泉からのルートが正統な気がしますが、難所が多いという雨飾温泉からのルートにしました。
時間的に余裕ができそうなので、駒ケ岳も行こうかな・・という考えでした。
前日は早く床につけばいいのに、雨飾山から金山を経て火打ち・妙高へと抜けられることを知り、一人どきどきして眠れませんでした。
もちろん後日にきっちりと予定を立てていくつもりなのですが・・。
0330起床、準備・着替えを済ませて0400の出発。
糸魚川までは高速道路並みにぶっとばし、国道を曲がるといきなり「全面交通止め」の看板。
あ、行けないのかな?と思いましたが迂回路でセーフでした。
雨飾温泉へ向かう途中、軽トラックのおじさんに止められ、
「山菜とりか!?」と聞かれます・・。
「雨飾に登りに来ました」と応えるとすぐに開放。
ここまでするのか!?といった感じでちょっと寂しくなります。
別に私の実家は、もっと山ですから、このくらいの山菜なんて目じゃないわい・・と言ったところです。
かなり狭い道を越えてようやく雨飾温泉に到着。
すでに何台か車両が泊まっています。
それほど駐車台数は多くなく、あっというまにいっぱいになってしまいそうです。
とはいえ、山荘のキャパもそう多くは無いのでしょうが・・。
さっそく準備を始めます。
入山届けが山荘前にあるということでしたが、発見できませんでした。
なのでそのまま登山口へ。
いきなりの急登・・。これが続くのかなぁといった感じです。
まぁ足場が悪いわけではないので登り易いかな。
10分で難所覗きへ到着。
これで難所が終わりなのか?と思いましたが、ここからも難所続きです。
雪渓に入ってルートがわからなくなりました。
目を凝らしてよーく見ると雪渓を上に上らなくてはならないようです。
この時、雪渓はずっと日陰でガリンガリンに凍結状態。
足が全然かかりません。しかもアイゼン持ってないし・・・。
ここまで快調に登ってこれたのはハイドレーションのおかげでしたが、どうやら真っ先に購入しなくてはならないのはアイゼンだったようです。
正直アイゼン無しでは引き返すべき局面だったと思います。
足場が全然心もとない状態だったのです。
それでも諦め切れなくてポールを差しては腕力で上りました。
途中やばくなって横の笹の中を突き進んだ場面もありました。
5m進むのに5分ぐらいかかってたまらずまた出て来ましたが・・。
必至の思いで雪渓を越えると笹平です。
ここで小谷方面から来られた方と遭遇。
あちらからのルートも迷いやすい部分があるが、こちらよりいいとのこと。
笹平の登山道と笹、残雪のコントラストが本当に美しいです。
一緒に雨飾頂上を目指します。
高山植物が花をつけはじめたのを横目に頂上へ到着。
360度パノラマのすばらしい景色でした。
私は山の名前がまだ良く分からないので他の方の山談義に聞き耳を立てていました。
火打ちを見るにつけ、絶対行ってみたいと希望が強まるのを感じました。
帰りは凍っていると危険なので頂上でのんびりしてから下山。
例の雪渓も日が当たり若干ソフトに変化。
不用意に滑ることはなさそうです。
両足でスキーのように滑っていくことにしました・・。
あんなに苦労した雪渓がものの10分で降りてしまいます。
正直、降りれないのでは?と思っていたので、良かったです。
下りはなんと1時間で温泉着。
無論雨飾り温泉に入湯。
入浴料金は500円、バッジもここで購入、500円です。
噂の「都忘れの湯」にも入りましたが、すごくオープンです。
残念ながら女性とは混浴できませんでした。
食堂でスープまで飲み干すと100円キャッシュバックという辛さが自慢の「半殺しラーメン」をオーダー。
最後はからかったけど、なんとか飲み干しました。
雨飾温泉にはノートがあり、一句書いておくと、年間5名に宿泊券をくれるそうな・・。
私も書きました。
「風呂あとに 又汗だらけ 半ごろし」
恐らく宿泊できるんじゃないかな・・・。
荒菅沢からの景観も見事です。
次は是非小谷方面からも登ってみてください。
でも雨飾温泉にもまた行きたいです。
大変のんびりできました。
雪渓での疲労さえなければ付近の山をもう一つ登る気でいたのですが・・。
こんにちわ。
まだずいぶん雪があるんですね。
新潟からの北面ルートだから(?)
こんにちわ。
新潟からの雨飾ルートの雪渓はかなりつづきました・・。
北斜面だからです。
0545から登り始めた私が雪渓にたどりついた時には、ほとんど日陰でしたから、両足ズルズルに滑りました。
本来ならアイゼン無しなら登坂を諦める局面だったと思います。
頂上で小谷方面(長野ルート)から来られた方何人かとお会いしましたが、向こうは危ない部分はなかったとのこと。
ただ、雪渓を直登されていた方はいたそうです。
でも、私登山初心者ですが、紅葉よりも雪が残った新緑が好きなので、登ってよかったです。
たぶん上で一緒でしたね。
私、ぼ〜〜っとしてましたけど。
途中まで登って登山道まで戻っています。
北側はもっと急ですよね、まさか登った方がいたなんて、それもアイゼンなしで。
すごい!
いい日でしたね。
本気で小谷側へ降りるしか帰る方法が無いんじゃないか?とか、石斧みたいの作って下るしかないか?とか考えていました。
レコ見させていただいて小谷側からも登りたくなりましたよ・・。
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