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Yamareco

記録ID: 6694850
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ハイキング
九州・沖縄

御前岳・釈迦岳周遊

2024年04月25日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:56
距離
10.0km
登り
918m
下り
906m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:27
休憩
0:21
合計
4:48
距離 10.0km 登り 924m 下り 915m
9:58
104
11:42
11:53
73
13:06
1
13:13
13:15
7
13:47
37
14:24
14:30
16
14:46
ゴール地点
よく整備された登山道が続く。周回コースの場合は御前岳から回る方が良さそうでした(悩む所)。八ツ滝からの車道歩きが長いのですが、道際の草花や樹木観察が楽に出来てそれも又良しです。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道442号線で八女市内を通り抜け、八女市役所矢部支所から杣の里渓流公園の看板に従い北上する。駐車は大吊橋手前の道沿いに駐車。(公園隣接の駐車場には止めないでくれとの表示有り)
コース状況/
危険箇所等
危険個所無し、但し御前岳、釈迦岳ともに山頂直下には鎖場有り。
支所から山道を20分ほど登って「杣の里渓流公園」
その70mほど上の大吊橋手前に駐車。
この日は1台だけでした。
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支所から山道を20分ほど登って「杣の里渓流公園」
その70mほど上の大吊橋手前に駐車。
この日は1台だけでした。
一旦戻って、ここから入山。
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一旦戻って、ここから入山。
左手には渓流公園があるが、季節的に早いのか誰もいない様子。
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左手には渓流公園があるが、季節的に早いのか誰もいない様子。
沢沿いの道を上がっていきました。
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沢沿いの道を上がっていきました。
コケイランがお出迎え
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コケイランがお出迎え
杉の林と自然木が混じる山道、
下草はオオキツネノカミソリでしょう。
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杉の林と自然木が混じる山道、
下草はオオキツネノカミソリでしょう。
一旦林道へ出ます、左へ迂回し再び登山道へ。
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一旦林道へ出ます、左へ迂回し再び登山道へ。
大好きな樹木「ミズナラ」が出てきました。
少しづつ奥山へ入る様子が良し。
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大好きな樹木「ミズナラ」が出てきました。
少しづつ奥山へ入る様子が良し。
ツリバナも
コバノガマズミも
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コバノガマズミも
ヤマシグレも
マンサクも
足元にはフモトスミレ
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足元にはフモトスミレ
山菜の女王「コシアブラ」も、
昨年は食べ過ぎて・・・。
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山菜の女王「コシアブラ」も、
昨年は食べ過ぎて・・・。
産総研地質図Naviによると「新生代 新第三紀 中新世 メッシニアン期〜鮮新世の 安山岩・玄武岩質安山岩 溶岩・火砕岩」となっていました。ナルホド・・。
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産総研地質図Naviによると「新生代 新第三紀 中新世 メッシニアン期〜鮮新世の 安山岩・玄武岩質安山岩 溶岩・火砕岩」となっていました。ナルホド・・。
山頂直下の急勾配を乗り越え、山頂到着。
早くも虫が多くて早々に退散。
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山頂直下の急勾配を乗り越え、山頂到着。
早くも虫が多くて早々に退散。
次の釈迦岳へ向かいます。
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次の釈迦岳へ向かいます。
縦走路は新緑に包まれ最高。
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縦走路は新緑に包まれ最高。
左手にはシオジ原生林があるとか、
落葉低木や草本が沢山花をつけています。
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左手にはシオジ原生林があるとか、
落葉低木や草本が沢山花をつけています。
この時期には見分けが簡単なシロモジ
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この時期には見分けが簡単なシロモジ
ウスゲクロモジも開花中
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ウスゲクロモジも開花中
芽吹きが美しいリョウブ
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芽吹きが美しいリョウブ
くじゅうに多いムシカリも有り
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くじゅうに多いムシカリも有り
ツクシシャクナゲも
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ツクシシャクナゲも
コバノミツバツツジも
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コバノミツバツツジも
足元にはユキザサがとても多い。
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足元にはユキザサがとても多い。
釈迦岳接近、
御前岳同様ピラミダルな山頂。
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釈迦岳接近、
御前岳同様ピラミダルな山頂。
山頂到着。
福岡で最も高い山だそうですが意外。
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山頂到着。
福岡で最も高い山だそうですが意外。
東斜面もこの急勾配。
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東斜面もこの急勾配。
隣の普賢岳から見ると、両峰合わせてネコの耳の様です。(笑)
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隣の普賢岳から見ると、両峰合わせてネコの耳の様です。(笑)
普賢岳からの見える由布岳〜くじゅう方面
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普賢岳からの見える由布岳〜くじゅう方面
阿蘇方面
下り道からもう一度釈迦岳を見上げると、
なかなか勇ましい。
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下り道からもう一度釈迦岳を見上げると、
なかなか勇ましい。
矢部越えまで降りてきました。
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矢部越えまで降りてきました。
駐車スペースはかなり有りますがこの日は1台だけ。
山道をだどりながら下ります。
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駐車スペースはかなり有りますがこの日は1台だけ。
山道をだどりながら下ります。
しばらく車道が交差しながら続いていました。
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しばらく車道が交差しながら続いていました。
ウツギの花も咲きだしました。
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ウツギの花も咲きだしました。
ヒメウワバミソウも花時
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ヒメウワバミソウも花時
ラショウモンカズラ
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ラショウモンカズラ
八ッ滝、夏は気持ちよさそうです。
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八ッ滝、夏は気持ちよさそうです。
最後の約2kmは車道歩きとなります。
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最後の約2kmは車道歩きとなります。
杣の大吊橋、歩く人いるのかな?
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杣の大吊橋、歩く人いるのかな?
駐車場所まで戻ってきました。
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駐車場所まで戻ってきました。
見上げるとウワズミザクラの大木が・・、
残念ながら花は終わりかけ、でも最後に好きな花が見られてGood。
初めての山は、やはり新鮮な気分に浸れていいですね。
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見上げるとウワズミザクラの大木が・・、
残念ながら花は終わりかけ、でも最後に好きな花が見られてGood。
初めての山は、やはり新鮮な気分に浸れていいですね。

感想

福岡、熊本の方にはなじみの山でしょうが、この山域に初めて足を踏み入れました。長崎からだとどうしても「くじゅう」や中央山地を目指してしまい、この領域はスルーしてました。でも初めての山は新鮮で良いものでした。

九州管内の山登りについては、中央山地など熊本や宮崎方面となると長崎からでは3時間を超えてくるので深夜に出るか前泊が必要となりますが、今回は福岡の山、そう思って気楽に出発したら、スタートが10時近くになってしまい焦りました。八女からのアクセスが長いですね。

登山道は渡渉を繰り返しながら沢沿いを登っていく、花の楽しみの多いコース。矢部越(峠)からの下りも御側川添いの新緑に包まれた気持ちの良いコース。ただ清流に棲むブヨやメマトイが多くて大変でした。この手の虫にやられると2〜3日後から腫れはじめ、個人差はあると思うがかゆみが2週間近く収まらないので難儀します。多くの人がこの虫に悩まされていると思いますが特に単独行の場合は集中してやられるようです。

対策としては、事前に蚊取り線香を準備して2〜3本腰にぶら下げながら歩くのが楽だと思うが、準備してない時に出会うと大変です。スプレー式の虫よけは蚊よけにはなるがブヨには効果が薄いと感じます。
口コミではハッカ油がよく効くということで以前から試していますが、これを皮膚に直噴するとしばらく皮膚がやけどしたようにヒリヒリして往生します。また汗を拭きとると効果が消えるので、何回も吹き付けを要し、すぐに無くなります。(高価なので・・)

最近話題のオニヤンマも試しましたが、アブには効果が有るようですがブヨやメマトイには効果がないようです。

両方の山とも山頂直下の急勾配が難所でした。とくに御前岳は土の足元で滑り易く、雨後は要注意でしょう。でもなだらかに続く縦走路は明るくて歩きやすくてとても気持ち良かったです。再訪したい山でした。

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コメント

福岡県の最高峰、お疲れ様でした。
釈迦岳山頂はミヤマキリシマ唯一の福岡県産地なんですよ。
また、ヒコサンヒメシャラも多いです。
2024/5/1 8:41
hiromidoryoさんこんにちは。
いつもコメントありがとうございます。

釈迦岳はなかなか良い所ですね。特に御前岳からの縦走路と矢部越から下る渓流沿いが気持ち良かったです。これまであまり頭になかったのですが、これから再訪してみたいと思っています。

ミヤマキリシマが有るな〜と思いながら歩きましたが、福岡唯一の自生地なんですね。酸性度の高い地質のようなので、ツツジ科は多いのかもしれませんね。

ヒメシャラは「ヒコサン」ですか、なるほど。九州はどの辺りまでヒコサン系なんでしょうね?
2024/5/1 12:48
福岡県のRDBにはヒメシャラは?となっており福岡県には分布していないようです。また、ヒコサンヒメシャラの分布は英彦山地、釈迦岳山地、脊振山地となっています。
2024/5/1 18:28
hiromidoryoさんこんばんは。
返信が遅くなりすみませんでした。

ヒコサンヒメシャラ、
やはり九州北部が生育地なんですね。参考になりました、ありがとうございます。
樹高が高い樹なので花を確認する機会が少なくてこれまでずっと疑問でした。
2024/5/6 21:32
プロフィール画像
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