みちのく潮風トレイル セクション4（宮古・里〜石巻・鵜住居）

2024年04月27日(土) ~ 2024年04月29日(月)

• GPS: 28:24
• 距離: 113km
• 登り: 4,954m
• 下り: 4,965m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:54
• 休憩: 0:13
• 合計: 9:07

9:32 里バス停
11:19 11:23 魹山分岐
11:23 11:29 本州最東端の碑
11:31 11:31 魹山分岐
12:11 12:12 姉吉キャンプ場
12:29 12:31 姉吉分岐
13:51 13:51 川代（漁港）
14:52 14:52 寺地越
15:28 15:28 大沢漁港
15:50 15:50 大沢の臥竜梅
16:42 16:42 山田町御蔵山（大時計）
18:39 ホテルビジネスイン山田

2日目

• 山行: 9:05
• 休憩: 0:40
• 合計: 9:45

5:55 ホテルビジネスイン山田
6:54 6:58 霞露ヶ岳神社
7:22 7:22 ヘッツォ石
7:38 7:38 表参道コース登山口
8:23 8:51 霞露ヶ岳
9:16 9:16 赤平
9:46 9:54 漉磯海岸登山口
10:31 10:31 大釜崎自然歩道入口
12:41 12:41 小谷鳥海岸まで2.3km標識
14:11 14:11 牛転峠
14:26 14:26 305高地
15:40 山の内バス停

3日目

• 山行: 8:18
• 休憩: 1:14
• 合計: 9:32

6:16 山の内バス停
7:02 7:02 青少年の家登山口
7:34 7:35 稜線出合
7:51 7:51 大沢川コース分岐
8:25 8:48 鯨山
9:30 9:30 波板海岸駅
10:21 10:25 崎山展望台
11:18 11:28 筋山
12:37 12:52 大槌町湧水地
13:34 13:40 城山（大槌城本丸）
14:10 14:25 旧大槌町役場
14:47 14:47 釜石市境
15:48 鵜住居駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

スタート：三陸鉄道「宮古駅」から岩手県北バスにて「里」停留所へ
ゴール：三陸鉄道「鵜住居駅」

コース状況／危険箇所等

コースは全般的に整備されており、みちのく潮風トレイルの指導標やテープに沿って進めますが、どうしても分かりづらいポイントがあるため、地図必携です。

なお、2日目は時間の都合上、305高地からエスケープルートを利用しています。

その他周辺情報

漁港等に自販機は点在していますが、食料を購入できるタイミングは限られています。特に今回２日目の船越半島のコース上には最初と最後以外は自販機もありませんでしたので、留意が必要です。

宿泊は２泊とも「ホテルビジネスイン山田」利用
https://www.inn-yamada.jp/

写真

4/27 9:32

宮古駅からバスで1時間。「里」バス停からスタート。

4/27 9:51

重茂漁港の先からトレイルへ。今回も潮風トレイル指導標にお世話になりました。

4/27 10:28

トレイルに入ると、柔らかな新緑に包まれて心地イイ感じ。

4/27 10:34

海へ出る瞬間って、いつもワクワク。

4/27 10:37

潮風トレイルテープにもお世話になりました。

4/27 11:17

海沿いのトレイル、潮風が気持ちイイ。

4/27 11:22

本州最東端の地「魹ヶ崎」に到着。

4/27 11:30

足がすくむ光景も＠魹ヶ崎

4/27 11:43

頭上からはヤマザクラの花びらがひらひらと落ちてきて、足元には多くのお花が。

4/27 12:19

姉吉の明治大津波記念碑。「ここから下には家を建てるな」等々教訓が刻まれています。

4/27 12:58

まだまだ桜も残っていました。

4/27 13:51

明治・昭和・平成の津波記念碑。結構な高台ですが、ここまで津波が到達したようです。

4/27 14:49

トレイル区間全体で目立っていたのは、ヤマツツジ＆ミツバツツジでした。

4/27 16:42

3.11で多くの方が亡くなった山田町の慰霊碑。今回も各地で手を合わせながらのハイクとなりました。

4/27 16:42

旧「陸中山田駅」に設置されていた大時計。津波に襲われた15時27分で止まっています。

4/27 18:07

山田町で初日終了。

4/28 6:54

2日目スタート。まずは霞露ヶ岳登頂へ。麓にある霞露ヶ岳神社で安全祈願。

4/28 7:37

霞路ヶ岳参道口を通過。

4/28 7:41

新緑シャワーを浴び続けます。

4/28 8:50

霞路ヶ岳山頂到着。

4/28 8:49

霞路ヶ岳山頂からは山田湾を一望。

4/28 9:26

赤褐色の断崖「赤平金剛」展望地。

4/28 9:34

赤平付近からの漉磯海岸。

4/28 9:45

漉磯海岸に到着。駐車場があり複数のハイカーとすれ違いました。

4/28 9:51

漉磯海岸。

4/28 10:31

大釜崎自然歩道へと入って行きます。

4/28 14:11

牛転峠を通過。

4/28 14:32

牛転峠から305高地へ。明日登る鯨山が見えています。　

4/28 15:30

2日目は船越湾を眺めながら終了。

4/29 6:38

3日目スタート。朝日に海面が輝いています。眼下は三陸道。

4/29 7:08

多くのツツジを迎えられて、鯨山へ向けて登山開始。

4/29 8:18

山頂が近づくにつれて鎖場も出現し急登に。

4/29 8:22

今回のセクションで最高地点の鯨山山頂に到着。鯨山神社が鎮座。

4/29 8:40

眼下にはこれから向かう波板海岸（＠鯨山山頂）

4/29 8:42

鯨山は東北100名山のようで、眺望抜群のいいお山でした。

4/29 9:20

緑のトンネルをくぐりながら下山。

4/29 9:30

復興の象徴「三陸鉄道」の車両を見ると嬉しくなります。

4/29 9:56

吉里吉里海岸から見る鯨山。

4/29 10:22

崎山展望台に到着するも、樹々に邪魔されて眺望全開とはならず。

4/29 10:38

ちょっと高台からの鯨山＆吉里吉里海岸。

4/29 11:34

寂れた感のある筋山を通過し大槌町へ。

4/29 12:52

大槌町の湧水地。希少種の淡水魚が津波に襲われたにもかかわらず生存していたとのこと。

4/29 13:31

城山（大槌城址）からの眺望�　�

4/29 13:32

城山（大槌城址）からの眺望�◆Ｂ臘板�も3.11の津波で甚大な被害を受けた地。

4/29 13:45

城山から下山して行くとツツジロード。

4/29 13:47

城山はツツジで赤く染まっていました。

4/29 13:52

大槌町役場の近くにある「希望の灯り」。震災犠牲者を悼んで神戸から分灯されたもの。

4/29 15:28

津波で壊された鳥居を「人」の形にして震災遺構として保存。この遺構がある片岸町では8割の家屋が津波で流されたとのこと。

4/29 15:52

鵜住居駅にあるラグビーボールのオブジェ。奥にはW杯が開催された鵜住居復興スタジアム。

4/29 16:15

今回のセクションは鵜住居駅で終了。

感想

BATA5555

　青森・蕪島から南下している「みちのく潮風トレイル」第4回目。

　3日間とも天候に恵まれ、眩しいほどの新緑に青い海と空、三陸の美しい自然を堪能しながらのトレイル旅となりました。今回はコース上に「霞露ヶ岳」＆「鯨山」への登山がありましたが、両山ともビュースポットありで、登った甲斐があるイイお山でした。
　また、今回のセクションでも各地域で明治・昭和の時代を含む震災関連の多くの爪痕や碑が見られ、手を合わせながらのハイクとなり、心に刻まれた3日間となりました。