大霧山から二本木峠へ、初夏の趣のハイキング

2024年04月28日(日) [日帰り]

• GPS: 04:40
• 距離: 12.1km
• 登り: 693m
• 下り: 695m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:33
• 休憩: 0:26
• 合計: 4:59

距離 12.1km 登り 697m 下り 709m

8:28 橋場バス停
9:03 栗和田公衆トイレ
9:28 9:32 粥仁田峠
10:05 10:13 大霧山
10:36 10:45 粥仁田峠
11:32 11:33 ミルクハウス
11:38 11:39 モーモーハウス
12:04 12:07 二本木峠
13:27 橋場バス停

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

行き：国道254号で小川町へ。県道11号熊谷秩父小川線で東秩父村方面へ。橋場バス停近くの駐車スペース利用（無料）
帰り：県道11号熊谷秩父小川線と国道254号で関越道嵐山小川ICへ。関越道で帰宅

コース状況／危険箇所等

■ 「外秩父七峰縦走ハイキング」のコース中、大霧山〜二本木峠を歩いていなかったので、今回は東秩父村坂本の橋場バス停から粥仁田峠経由で大霧山へ、大霧山から稜線沿いに二本木峠へ、二本木峠から内手バス停に下山して槻川沿いに橋場バス停に戻るルートを歩きました。
■ ゴールデンウィーク前半ではありましたが、外秩父の山域はハイカーはそれほど多くなく、快適なハイキングでした。
■ コースの約半分は舗装された車道を歩きます。日差しを遮るものがない場所があり、夏の炎天下対策が必須です。
■ 今回、私は通り過ぎましたが、彩の国ふれあい牧場に立ち寄ってヤギと触れ合うのも楽しそう。
■ 注意点1つ目。二本木峠から内手バス停への下山ルートは、杉林の中を切り通したような山道で雨水の流路にもなっており、ひどくぬかるんでいる場所がいくつかありました。
■ 注意点2つ目。坂本の集落内を歩く内手バス停への道は村道と何度も交わるため、ハイキングルートの道標に目を凝らさないと、間違って民家の庭先に迷い込んでしまいそうな箇所が多数ありました。

その他周辺情報

■ 彩の国ふれあい牧場：正式名称は「埼玉県秩父高原牧場」。乳用牛・肉用牛・ヒツジ・ヤギを育てている県の公共牧場。ヤギに触れたり、新鮮な牛乳やアイスクリームを味わえます。ファミリー多数。
■ 東秩父村 和紙の里：「道の駅」のほか、手漉き和紙体験はもちろんのこと、そば・うどん打ち体験が可能。登山前後のトイレ休憩におすすめ。

写真

4/28 8:22

橋場バス停に隣接した駐車スペースに車を駐めて登山開始。

4/28 8:37

しばらく県道361号三沢坂本線を歩く。この道路は秩父から東秩父への抜け道のため、意外に交通量が多い。下りの車とバイクに注意が必要。

4/28 8:40

橋場バス停のスタート地点より600mのところから細い山道に入る。杉林の中の気持ちがよい道。

4/28 8:46

右手に笠山が見えた。大霧山とは槻川を挟んで向き合う。

4/28 8:54

再び車道・県道361号三沢坂本線に出る。寛政三年（1791）の立派な庚申塔を通過。ぐんぐんと気温が上がり、直射日光が当たる道はつらい。

4/28 9:03

ここから車道・県道361号三沢坂本線と分かれて、粥仁田峠方面に進む。

4/28 9:06

目指す大霧山の山頂が前方に見えた。

4/28 9:09

ようやく本格的な登山道に入った。

4/28 9:22

赤い帽子と襟巻きを巻いた観音様が。

4/28 9:28

粥仁田峠に到着。東屋があり、ここで10分ほど休憩。水分補給。

4/28 9:28

熊鈴はすでにスタート地点からカラカラと鳴らしながら歩いている。

4/28 9:45

スタート地点の橋場バス停方面を振り返る。外秩父の山を歩いていつも思うのでは、山腹に山岳民族のように暮らしている人々が多いこと。

4/28 9:56

大霧山山頂への稜線はしっかりとした岩石の箇所が多かった。

4/28 10:04

大霧山の山頂（標高766.7m）に到着。北方の皇鈴山方面の風景。

4/28 10:05

今回のコース、全般的にハイカーは少なかったが、大霧山の山頂は食事を取るグループがいて人が多かった。

4/28 10:06

大霧山の山頂から南方。左手に武甲山の山容が見える。10分ほど滞在して再び粥仁田峠方面に下りた。

4/28 10:39

再び粥仁田峠に到着。ここから稜線に沿って北に進む。

4/28 10:44

粥仁田峠にはシャガの白い花が咲き乱れていた。

4/28 10:49

粥仁田峠からしばらく進むと倒木あり。

4/28 10:54

舗装された林道に出た。振り向くと大霧山が見える。

4/28 11:01

県道361号三沢坂本線、秩父市と東秩父村の峠にある「天空の展望台」に到着。気温は高いが風が吹き抜けて気持ちがよい。ここで早めの昼食。

4/28 11:03

「天空の展望台」は秩父高原牧場の南端にあり、のんびりとたたずむ牛の姿が見えた。

4/28 11:29

高原の風景を横目に北に歩く。

4/28 11:36

彩の国ふれあい牧場に到着。羊とたわむれる家族連れでいっぱい。ここでトイレ休憩。

4/28 11:50

彩の国ふれあい牧場から二本木峠へは蛇行する車道を2kmほど歩く。眺望はなく少々退屈な道。

4/28 12:01

橋場方面にショートカットできる林道二本木線での下山も考えたが、崩落で通行止めになっていた。

4/28 12:05

二本木峠に到着。この付近、ヤマツツジが咲き乱れていた。

4/28 12:08

ここ分かりづらい。右に進む。

4/28 12:22

大喜利？　後ろは「注意」。前は8文字ほど入る。「サツキのメイの家」？（笑）

4/28 12:24

杉林の中に切り通したような道を下りる。雨水の流路になっているのか、一昨日の雨が残りぬかるんでいる場所がいくつかあった。

4/28 12:37

山中にある「七瀧祓戸大神不動尊」に参拝。武運長久の神様とのこと。手を合わせる。

4/28 12:43

シャガの群生を進む。日陰に咲くシャガの花々は「あの世」のような妖しい光景。

4/28 12:47

東秩父村坂本の里に下りた。

4/28 12:59

ここから内手のバス停までの道が非常に分かりにくい。何度も村道と交わるので、ハイキングルートの道標を目を凝らして探さないと、民家の私有地に誤って足を踏み入れることも。

4/28 13:11

槻川にかかる小さな木橋を渡り、内手のバス停へ。

4/28 13:15

内手バス停からスタート地点の橋場バス停までは、県道11号熊谷秩父小川線の歩道を槻川に沿って1kmほど歩く。

撮影機器：

iPhone 11 Apple

感想

編集者Asanao

4月末にも関わらず初夏の日差し。とにかく暑かった！　正午には気温が20度以上になって、水分補給につとめました。ハチやブユも活動を開始しており、日焼け止め・虫除けが必須のシーズンになったことを実感。なお、このコースは昨年2月、突然の降雨のため、登山開始20分ほどで諦めており、ようやくリベンジできました。前回の記録 → https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5192784.html