石鎚山(雨でも鎖は楽しい)
- GPS
- 06:30
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 1,126m
- 下り
- 1,110m
コースタイム
- 山行
- 5:05
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 6:26
天候 | 雨☔ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
湯之谷温泉で前泊 6:30に出発して7:40のロープウエイ乗車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雨のため鎖場の鎖と岩は滑りやすかった |
その他周辺情報 | 湯之谷温泉で前泊 一泊一部屋14,400円(素泊まり) |
写真
感想
四国を代表する百名山の一つ(もう一つは東にある剣山)
標高は1974m。
GWを利用して山友と3人で4/30-5/2の2泊3日で四国遠征に来ました。
4/30は移動日で12時に羽田を出て13時半には松山空港に到着する予定が、
天気が悪く、場合によっては引き返すかもってアナウンスがありつつ30分遅れて14時に無事到着。
空港でレンタカーを借り、そのまま宿に行くのも勿体無いとの事で来島海峡展望館までドライブ。
クラフトレモンコーラでいっぷくしてから湯之谷温泉(今回の宿)に向かう。
宿泊代は1部屋14,400円。これを3人で割るので素泊まりとはいえリーズナブルでしょ。
夕飯は西条駅まで行き、地元の居酒屋で海鮮など美味しくいただく。
宿の温泉は熱めだけど湯質は自分好み。満足。
翌日5/1は6時半に宿を出発し、7時半前にはロープウェイ下の駐車場に到着。
天気予報通りあいにくの雨。
レインウエア上下を着込み、雨対策を万全に出発。
7:40発のロープウェイに乗り込みいざ石鎚山へ。
ロープウェイ山頂駅には鎖場の鎖が展示してあり、ダンベルを繋ぎ合わせたようなデカさに圧倒される。
写真では見たことあるけど、自分が認識してる鎖の大きさじゃないしこれに身を預けないと登れないくらいやばいの?って感じ。
ともあれ出発し1.8km行ったところに試しの鎖が突如として現れる。
上り47m。下り19m。(そう、ここは登ったら反対側に鎖で降るんです。)
「この雨の中ここ行くんかー」と思いつつ、迂回もありだよねって言ってるさなか山友の1人が早速鎖を登ってく。
「全然大丈夫ー」
これは行くしかないと覚悟が決まれば後は行くだけ。
大きな鎖だけに頼らず、足場を確認し三点支持で慎重に登っていく。
そして3人とも無事登り切った。
達成感半端ない。
雨の中緊張感もありアドレナリンが出てたせいか、ちょっと興奮してたかも。
試しの鎖を降りたところに休憩所があり、ここで小休憩。
出発の準備をしてたら女子が二人やってきた。挨拶がてら少し話したら北陸から来たとのこと。
試しの鎖行けたんだから残り3つも行けるでしょ思い、あとはコンプリートするだけ。
それぞれ迷わず鎖を突き進む。
その中でも三ノ鎖はきつかった。
足の置き場もなく、鎖だけで強引に登らないと行けない箇所があり結構体力奪われた。
11時15分、石鎚山登頂。
山頂に着いたら石鎚神社前に20人くらい白い服装の人たちが祈祷してて、厳か雰囲気の中通過できず横で数分眺めてた。
まだ時間かかりそうなので「失礼しまーす」って心の中で呟きつつ、集団の中を割って入り天狗岳の方に行く。
5/1は石鎚神社の開門祭で信者の人たちが参列していたとのこと。
山友3人が山頂に集まり、天狗岳へ向かおうとしたら休憩所で会った北陸女子が帰ってきて、話を聞いたら怖くて途中で引き返してきたとのこと。
ちょっとやばいかもって思いつつ、ここまで来たら予定通り行くしかないと思い天狗岳へ向かう。
確かに怖い。怖かった。
雨で足元は滑りやすく、左も右も落ちらたやばいと思うと足がすくむし、途中風で体が持ってかれそうになるし、それでも四つん這いになりながらなんとか天狗岳に到着。達成感が半端なく、なんか叫んでたかも。
興奮した気持ちを抑えつつ、再びあの怖い道を通って石鎚山に戻る。
下りは鎖を使わず巻道で下山。ここは潔い。
ニノ鎖の下にある小屋でランチしていると、またまた北陸女子に出会う。
翌日は僕らと同じ剣山に行くとの事なので、また会いましょうとお別れ。
下山後は、冷えた体を温めに別子温泉へ。道の駅と併設されてて地元民の憩いの場的な感じで賑わってました。
そして宿は徳島県美馬市にある「のどけや」さん。古民家を宿泊施設にしたゲストハウスで1泊1部屋10,500円。コスパ最高。
明日に備えて早めに寝ました。
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