記録ID: 673195
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾
戸隠山・九頭竜山、長野県長野市、蟻の戸渡りだけに蒸し蒸し→虫虫な戸隠山でしたでしたが、
2015年07月04日(土) [日帰り]


- GPS
- 09:20
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 960m
- 下り
- 957m
コースタイム
天候 | 雨後曇時々雨、その後曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中野市内5:50=(自家用車)=道の駅豊田=7:20戸隠神社奥社駐車場 〔復路〕 16:50駐車場17:00=道の駅豊田=18:50中野市内 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<駐車場〜奥社> 参道なので特に危険個所無し、雨で濡れた踏み石でのスリップやつまずきに注意 <奥社〜30軒長屋・鎖場> 一般的な登山道なので普通に歩けば特に危険な個所はなし、歩き始めは急登で息が切れます。切り立った尾根を歩く場所が有りますが、植生が有るので怖くは有りませんが、不意のつまずきやスリップで転落や滑落すると大事に至りますので注意が必要です。道が濡れている場合は岩や泥濘でのスリップに注意です。 眺望は森林地帯を歩きますのでちょぼちょぼです。 この辺りから虫が身体周辺の飛び交い非常に歩きにくくなります。 <鎖場〜蟻の戸渡り〜八方睨み> 鎖場はパワープレーの連続です。鎖場に取り付く前にザックは身体に確りと固定出来る様、調整箇所の再調整をして下さい。ストックは邪魔になるのでたたんでしまい、スリップ防止付の手袋が有ると良いですね。 荷物はなるべく軽くしてザックの中で動かない様にバンドを締めて下さい。 鎖場は登る事に何度が上がって行きます。岩は小石や岩をコンクリートで固めた様な堆積岩?足がかりやホールとした時に抜けそうな感じがしますが、それなりに抜けずに踏ん張りますが不安なので3点支持は確りと行います。 2番目の鎖場は直登して右へトラバースしまた直登は一番パワーを使います。トラバース(横へ移動)する際に腰の位置に鎖を持ってくると、横の移動がしにくいので胸位置に持って来ますが、ほぼ垂直の壁を足でつっぱって腕で頑張って移動しますので、手際よく行い腕が疲れる前にクリアーします。 その先は蟻の戸渡り直前のほぼ垂直に登る鎖場も腕力で行きます。 そして最大の難関は蟻の戸渡です。 パワープレーは全くないのですが、怖さわは一般的な登山道としては今まで一番です。 両脇が切ったったナイフリッジをまたいで進みますが、怖さが有って体がこわばってバランスが上手く取れません。 水平で移動するならば、またいだりしがみついて移動が出来るのですが、一旦下って登る所が有るのでそのまま進めません。 馴れた人は立って歩いて1分かからず通り過ぎますが、難しいと感じる方は山頂に向かって右下に下降するエスケープルートをお薦めします。 こちらは今年再整備がされて登りの部分に新しい鎖が設置されました。 降下の際は滑りやすい岩場を下りますので不意の転落や滑落に注意が必要です。 斜面の下に有る植生の先は100m以上切り立った崖となっています。 エスケープルートも危険ですが歩く場所の岩肌の斜面が比較的緩やかなので、鎖を使って少し安心して歩く事が出来ます。 新しく設置された鎖を登ると最後の難関5メートル程の距離を鎖無しで進みます。一旦下って登る為に、またいだりしがみついて進む事が出来ません。(どうしてここを立ったまま歩けるのか不思議です) 下りの辺りから足がかりを山頂に向かって左崖の岩にしてナイフリッジを掴むかしがみついて歩き何とかクリアー出来ました。 <八方睨み〜山頂〜九頭竜山〜一不動避難小屋> 快適な縦走路です。主に右側が切り立った崖ですが、この時期はシラネアオイが終わりニッコウキスゲやアザミなどが咲いていて楽しめます。 また天候が良いと眺めが良いハズですが、アップダウンが有るのとかなり半端なく虫が飛び交いうざいです。 歴史ある一不動にはベンチもあり休憩も出来ます。 <一不動〜帯びたい〜戸隠牧場> コルからゆるやかな道を少し進むと岩や石で荒れた急登が出て来ます。浮石や木の根・泥濘に注意しながら下ります。 水場を過ぎると水が出て来ますので濡れるのと、岩が滑りやすいのでちゅいが必要です。 帯びたいは一枚岩の斜面をトラバースしながら鎖を使って降りますので巣スリップによる滑落に注意が必要ですが、そんなにパワーは使いませんでした。 沢の道で川を交互に渡りながら歩くと牧場に到着します。 <戸隠牧場〜キャンプ場〜奥社駐車場> 牧草地帯を歩きますが、牛の落し物に注意です。 キャンプ場入口はバス停留所が有りトイレ脇から奥社入口にでる散策路を進みますが、1カ所木道が傾いて踏むと板が飛び上がる場所が有るので注意が必要です。また道なりに進んで道標に注意しないと車道に出てします。 |
その他周辺情報 | 〔トイレ〕 奥社駐車場隣接、随神門脇、奥社?(未確認)、一不動(トイレブース)、戸隠牧場、キャンプ場、キャンプ場入口 〔売店・飲食店〕 奥社入口に2件、牧場入口にはカフェが1件とキャンプ場入口に飲食店が2件有り飲食が出来ます。(営業時間注意) http://www.tgk.janis.or.jp/~naosuke/ http://togakushi-21.jp/active/2011/09/post-25.php http://togakushi-21.jp/active/2011/08/post-44.php http://togakushi-21.jp/active/2011/09/post-30.php 〔登山ポスト〕 奥社・登山口と戸隠牧場ゲート口に有ります。 |
写真
装備
個人装備 |
昼食(1)
筆記具(1)
保険証(1)
飲料(1)
ティッシュ(1)
バンドエイド(1)
タオル(1)
携帯電話(1)
計画書・地図(1)
雨具(1)
防寒着(1)
ストック(1)
水筒(1)
時計(1)
非常食(1)
|
---|---|
共同装備 |
昼食(1)
筆記具(1)
保険証(1)
飲料(1)
ティッシュ(1)
バンドエイド(1)
タオル(1)
携帯電話(1)
計画書・地図(1)
雨具(1)
防寒着(1)
ストック(1)
水筒(1)
時計(1)
非常食(1)
ツェルト(1)
アマチュア無線機(1)
デジタルカメラ(1)
コッフェル(1)
|
備考 | 虫よけの蚊取り線香、虫よけスプレー、防護ネットが必要 |
感想
実は戸隠山へのチャレンジは2回目で、実質リベンジとなりました。
前回は体調不良や蒸し暑さも有り蟻の他渡りで敗退、ふらつく為に通過を断念しました。当時も戸にしがみついて進みましたが、下る所でぴったり体が動かなくなりましたのであっさり諦めましたが、当時は立ってそのまま歩いて行く人が何人かいました。(信じられませんでした)
今回は今年巻道の鎖を整備してエスケープ出来る様にしたとの事なので、こちらを利用して歩きました。
それでも最後は5m程戸渡りをしなくてはならず、止まると進めなくなるのでがっぷりと四つにしがみついて進みましたが、やはり下りるのでそのまま進めなくなりました。何とザックが前にのめって来て動けなくなりました。まるで谷底に引き込むかの様にザックが重力に引っ張られます。
体勢を整える為に左を見ると僅か足場が有るのに気が付きましたので、体をひねって足を垂直の崖に有る僅かな足場に付けました。
戸渡り部を胸と両手で挟んで進むスタイル、もし下から見れるとなると崖の縁にぶら下がって歩いている様なスタイルです。
半身を崖に投げ出して歩く?のは生きた心地がしませんが、無事にクリアーしました。
仲間もそれを見てもっとスマートなスタイルで左側の崖の僅かな足場を足掛かりに渡り切りました。
心臓バクバク、呼吸は暫く荒いままに八方ニラに到着した次第です。
後は稜線歩きはお花とまとわりつく虫との格闘で楽しく?歩く事が出来来ました。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:927人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する