猿投山 猿投温泉から往復(ちょっと寄り道)
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 571m
- 下り
- 560m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
このルートは猿投温泉の敷地を通るので、下山後の入浴場所として計画しました。 日帰り温泉の入泉料は通常1500円(割引200円・17時以降は割引500円) お食事・宿泊(ホテル内風呂有)もできます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ルートは手書きで、正確ではない個所もあります。 鈴ヶ滝湖から赤猿峠までは、案内表示はないので、多少のルートファインディングが必要。 荒れた林道や、踏み跡、赤いマーカー、登山者の書き込み等を参考に進む。 猿投温泉敷地外からは支線も多く、コース取りは何種類かありそう。 小さな羽虫(ブヨ)が多い区間有。非常に煩わしい。 |
写真
装備
備考 | 小さな羽虫(ブヨ)除けに、帽子の上から冠る虫よけネットを利用。 視界を得る為に黒いネットを採用するも、虫の多い所では、ネットに何匹もとまって視界の妨げになり、何度も掃いました。黒いものに寄りつきやすいらしい。 白いネットだとどうなのだろうか? |
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感想
梅雨でお天気の良くない日が続いていました。
久しぶりの晴れでも水蒸気が多く、遠望は霞がち。
こんな日は、近くの猿投山の歩いたことのない道を探索してみる。
猿投温泉からの山頂は、未到達のまま数年たっていたから、少し違うルートで行ってみようと思う。
このルートは登山者が少なく、往きの赤猿峠までは林道を走る自転車3台と行き会っただけ。
山里ではイタチが獲物を咥えて走るのを見かけ、川べり沿いの林道で休憩しようとしたら、なにか獣の威嚇声が聞こえてきて、手を叩きながら通過ぎ、道を飛ぶように横切るリスも見た。
煩わしいブヨを追い払いながら道を探し、ちょっとした探検気分で、この日のクライマックスは赤猿峠でほぼ終わったと言ってもいい。
でもせっかくここまで来たから、山頂まで行こうと気を取り直す。
徐々に登山者は増え、ちょうどお昼時間だったこともあり、山頂はたくさんの人が休憩していて、やっぱり猿投山は人気の山だと思う。
今回歩いたルートは、土砂が流失したり、砂が流れ込んでいる荒れた場所もあり、
常に水の流れる音が聞こえていて、猿投山は水の流れの多い崩れやすい地質なのだと思う。
砂防ダムもいくつもあり、治山事業もあったようだ。
猿投温泉敷地内の鈴ヶ滝湖周辺も土砂が堆積している場所で、この周辺の木々は低木が多く、過去に大量の土砂が流れ込んだと思われる。
(数年前に歩いた時は、もっと砂州のようなイメージだった気がする)
おそらく古よりこの山は、このような性質で、大規模な崩落も過去には有ったのだろう。
地名の考察の本に、古くからの地名の漢字は当て字であることが多く、読み方の方に意味があるとあったと思う。
サナゲとは猿を投げたのではなく、風化した花崗岩のマサ土の砂が崩れ薙ぎ払われる砂薙ぎ、砂那岐(サナギ)などの地形であったかもしれない。
後記
田中澄江さんの「新・花の百名山」を読み返してみたら、サは狭い、ナギは谷の崩壊地形をあらわす説との文章があった。こちらかもしれない。
サナキは鉄製の大きな鈴、銅鐸との記述もある。
コメント
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luniacielさん こんにちは
砂薙ぎの見解は眼にうろこです。
またはザレバの崩壊地の形状が鐸(さなき)の金型に似ているからと小生は思います。
(参考:猿投山の達人のレコ)
miya_sekkei さん コメントありがとうございます。
「猿投山の達人」氏のブログは、私も拝見したことあります。
おっしゃられるようなことが書かれていて、そちらの方が正しいかもしれません。
ただ、なんとなく私には、この山が崩壊しやすい面を持つということと、流出している砂の量が気になるのです。
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