【黒岳〜旭岳】ギンザンマシコとウスバキチョウに会いに！

2015年07月10日(金) [日帰り]

• GPS: 10:10
• 距離: 23.8km
• 登り: 1,633m
• 下り: 1,622m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:16
• 休憩: 0:47
• 合計: 10:03

6:37 ７合目リフト乗り場
7:30 7:40 黒岳
8:08 8:11 黒岳石室
9:01 9:01 お鉢平展望台
9:28 9:33 北鎮岳分岐
9:46 9:46 中岳
9:59 9:59 中岳分岐
10:21 10:21 間宮岳
10:42 10:42 熊ヶ岳コル
11:18 11:33 大雪山
11:53 11:54 熊ヶ岳コル
12:35 12:35 間宮岳
12:49 12:49 荒井岳
13:16 13:16 松田岳
13:25 13:26 北海岳
14:43 14:43 北海岳
15:30 15:30 黒岳石室
15:48 15:54 黒岳
16:34 16:40 ７合目リフト乗り場
16:40 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

特に危険な所はなかった。

写真

快晴！　何か期待できそうな1日の始まり。

7合目登山口からスタート。

シマリスが出迎えてくれた、登山道のいたるところにシマリスがいた。

遠くに雌阿寒岳が見える。

マネキ岩に招かれて頂上へ！

黒岳の頂上
7合目スタートだとすぐに着いてしまう。

今しか見れない、北鎮岳の白鳥と千鳥の雪渓.
(そう思って見れば見えないこともない)

エゾノツガザクラいたるところに咲いていた。

登山道の脇は花ばかり。

チングルマとエゾノツガザクラが咲き乱れてる。

近くで見ると、白鳥と千鳥には見えない雪渓

花と雪渓に見とれていたけれど、今日の目的の一つギンザンマシコ発見！

まさか、こんなに近くで見れるとは！

食事中♪

この鳥に出会えただけでも来た甲斐がある。

お鉢平到着！

お鉢の全景。

お鉢を右回り。

自然の厳しさを感じる岩。

半周して反対側から、広角でも入りきらない。

お鉢1周だと物足りない気がしたので、旭岳にも行く事にした。

月に向かって登ってる気がする。

旭岳の頂上到着！　

天気がいいので、どこまでも見渡せる。

北大雪のさらに、その先も見える。

十勝連峰。

姿見駅と噴煙上がる地獄谷。

近くにいたツアーガイドの人が、めったに見ることが出来ない、天然記念物のウスバキチョウがいますと説明してたので写真を撮ってみた。
これは、アゲハチョウなんだけど・・・。

滑りやすかったので慎重に下山、遠くに見える青い山は武利山。

途中で旭岳を振り返ってみたら、飛行機雲が！

お鉢平まで戻ってきました、すばらしい眺め。

左側にお鉢平を見ながら。

右は沼を見下ろしながら歩く。

空の雲とお鉢の雪のバランスが何ともいい。

北海岳まで来ました。

そして、この景色を見ながら少し休憩。

今日のもう一つの目的、ウスバキチョウを見ていない、このままでは帰れないので少し寄り道。

コマクサを注意深く見ながら歩いていたら、発見！

よく見ると、幼虫もいた！

今日の目的を達成出来て大満足！

幼虫に食べられる前のコマクサ。

登山道近くにいたアサヒヒョウモン、天然記念物に指定されている高山蝶をまた見ることが出来た、今日はなんと素晴らしい日なのだろう。（鳥と蝶を見て感動している登山者は自分くらいかも！）

高山蝶の遊ぶ庭！

登山道の脇に、なんと！ナカナイウサギが！！！
（エゾユキウサギです。）

こっち見てるけど逃げない。

何か食べてる。

夏毛のウサギには、烏帽子岳がよく似合う。

人見知りしないウサギ！

見送ってくれたので、手を振って別れた。
今日は、色々な出会いがあって本当にいい1日だった。

感想

yamaike

最近どうも足の調子が良くない、今の状態だと山に登るには不安がある、そして考えた結論は、ロープウェイとリフトで7合目まで行けて、お手軽に登れる大雪山黒岳、これなら登れそうだ。

足に不安がなかった頃は、ロープウェイを使うのは登山じゃないと思っていたので、あまりこの辺りの山は登っていなかった実際に行ってみると、ラクチン登山を楽しめた。

そして今回の目的は、高山に棲む鳥ギンザンマシコと天然記念物に指定されている高山蝶ウスバキチョウの写真を撮ること、山に登る楽しみの一つが珍しい生き物に出会うことなので、ぜひともこの2つは実現したかった。

一時は、山に登るのをやめようかと思うほど足に違和感があったが、今回のように珍しい動植物に出会うために山を歩くのも楽しかった、足の状態が良くなるまでこのスタイルで山歩きを楽しもうかな。

コメント

Erandio

景色も生き物も最高！
私は悪天候で登れない週が続いただけでもモヤモヤしていたので、yamaikeさんはストレスを溜めてしまっていないか気になっていました。

足に負担が少ないスタイルの楽しみ方を大歓迎しているかのような、最高の1日でしたね♪

コマクサを食べる蝶々、ガイドさんも間違えるんですね…。でもそのあとちゃんと本物を撮ってくるなんて！

そして安定の動物遭遇率！
ウサギと烏帽子岳の画像は、層雲峡のガイドブックに採用されそうなくらい、カッコいいですね♪

yamaike

Re: 景色も生き物も最高！
Erandioさんこんにちは、本当に悪天候が続きましたね。

今回行った表大雪のエリアは、あるていど登ってしまえば、さほど高低差がないので足にやさしい山ですね。

人が多いので、いままで避けていたエリアだったけれど、山行スタイルを変えて広さを感じるの大雪を歩いてみるのもいいかと思っています。

動物遭遇率ですか？　写真を撮りながらゆっくり歩いているからですかね、他の登山者とても歩くのが早く感じます（それが普通なのかもしれないけど！）

これから夏山シーズン本番　いい天気の日が続くといいですね。