【臨時列車が走るうちに】若狭・青郷駅から青葉山周遊


- GPS
- 04:05
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 806m
- 下り
- 804m
コースタイム
- 山行
- 3:33
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 4:05
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
ゆきに使った小浜線の敦賀9:50発小浜ゆきの東舞鶴までの延長運転は、5月6日をもって終了。 <ゆき> 小杉541━628金沢702━824福井830━845鯖江852━928敦賀950━ 1133青郷 <かえり> 青郷1550━1733敦賀1750━1822武生1845━1859福井1912━2030金沢2040━2125小杉 |
コース状況/ 危険箇所等 |
林道終点から西峰までは急坂が多い。西峰─東峰間は、ナイフリッジの通過のほか、ハシゴが続くなど、難所が多い。 |
その他周辺情報 | 武生駅で途中下車し、駅前のアルプラザで買い物(苦笑)。 |
写真
感想
今年の3月10日に980円時代の『北陸おでかけtabiwaパス』(以下、『tabiwaパス』)利用で東峰から西峰の縦走に挑んだものの積雪に阻まれ敗退した青葉山(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6540677.html)にリヴェンジしに行って来た。北陸新幹線敦賀開業による需要を見越し、小浜線の土日祝ダイヤの敦賀9:50発小浜ゆき列車を当面の間は東舞鶴まで延長運転したはいいものの、想定ほどの利用がなかったようで5月6日を最後に延長運転は無くなるという。富山から電車利用で青葉山を早い時間帯に往復するチャンスを逃してなるものか!…とばかりに、5月3日憲法記念日に現地に向かった。今回は2,900円にパワーアップした(苦笑)『tabiwaパス』利用だ。
小浜線の敦賀9:50発の列車には3週前に雲谷山登山で乗ったばかり。あの時と同じように、金沢、福井、鯖江で乗り換えて敦賀に到着。敦賀9:50発の列車はほぼ満席で、東舞鶴までの延長運転を打ち切るのが勿体無い感じ。列車はダイヤどおり11:33に青郷駅に到着。
11:34に青郷駅を出発。青葉山に今回登るにあたって前回と同じく中山コースで歩いたら面白みが無いので、前回の予定コースの逆コース、すなわち、林道今寺線終点から西峰─東峰─中山コースの周回とした。駅前の通りを進んですぐに国道27号に出て左折。しばらく舞鶴方面に進む。関谷橋の信号で国道を渡り、次の交叉点で右折し、青葉山の懐へ一直線に延びる農道に入る。地形図上では二条線で描写されているものの、クルマどうしどころか歩行者とクルマの離合も困難な狭い農道。農繁期なのでそれなりに農耕車がウロウロしてたので、どうかこっちに来ないで!…と祈りながら先へと進む。一直線の農道のどん詰まりのT字路で左折。この先は地形図にある一条線の道を通って近道しよう…と狙ったものの、クルマどころか歩行者も歩けるか怪しい道になったので、さっさと見限って別のルートで移動。ゴルフ練習場のネット沿いを進み、高野集落と今寺集落へのアクセス道路に出る。そのまま道なりに行くと遠廻りなので、高野集落と今寺集落を結ぶ農道らしき細い車道に入る。早くも登頂を終えたハイカーとすれ違う。「早くも」といっても、私のスタートが遅いだけで、もう12時を過ぎてる(苦笑)。
高野集落の上部からの車道は展望も無く、意外と急坂。その傾斜が緩み始めると農地が現れ、青葉山が丸見えになる。今寺集落の上部の熊野神社からさらに林道に入る。すぐに旧来の今寺コースの入口と思しき場所に出たけど、何の標識も設置されていない。林道歩きよりもショートカットになるのは分かってたけど、帰りの電車の時間は絶対なので『急がば回れ』の精神でそのまま林道を進む。林道歩きは、陽がモロ当たりになるのがキツい…。やがて、視界にゴミ箱が飛び込んで来て、林道終点に12:51に到着。ここでジョギングシューズからトレッキングシューズに履き替える。クルマでここまで入れるハズだけど、駐められたクルマは無かった。ゴミ箱にそれなりにゴミがたまっているから、たまたまこの時はクルマが居なかっただけだろう。
林道終点はすでに標高400 mを越えており、標高700 m足らずの青葉山の半分以上を車道歩きで登ったことになる。頂上までの標高差は300 mを切ってる。林道終点に設置されてる青葉山登山道マップによると、30分の上りで松尾寺コースと合流し、さらに15分の上りで西峰に着くとになってるけど、さもありなん。林道終点から最初のうちは未舗装の砂利道になっただけの林道の続きのような道だけど、標識により尾根道に招かれ、遊歩道に入る。この道は結構急坂で、ロープも設置されている。そういう難所に限って、下りの登山者が来るんだよなぁ…。松尾寺からのコースと合流すると、15分もかからないうちに西峰に到着。巨岩の上部となる頂上には足場が付けられてる。頂上からは内浦湾の絶景とその先の若狭湾の展望が得られた。
帰りは青郷駅15:50発の電車に乗るつもりだったので、さっさと西峰から東峰への縦走路に入る。東峰─西峰間には危険箇所があるというから、雪付きだった前回は断念したワケだけど、噂に違わず神経を使う縦走路だった。岩の間をくぐる大師岩はまた御愛嬌…といったところだったけど、ハシゴが連続するあたりから険しくなり、ナイフリッジの通過はどこを通るか、ちょっと考えさせられた(苦笑)。一番の難所を通過した後もハシゴは続き、先行してたアベックが通過に難儀?してたので、先に通してもらった。14時ジャストに2ヶ月前に来たばかりの東峰に到着。今回は西峰から東峰へ無事に縦走したけど、8週前の雪付きの時に東峰─西峰の縦走を強行したら、どうなってだだろう? 雪付きのハシゴの下りとなったうえ、ナイフリッジは雪があっても通れたろうか…?(汗)
東峰の青葉神社の前のベンチでお湯を沸かし、『麺づくり』の塩ラーメンを喰ってから、14:20に東峰を出発し、下山にかかる。東峰から先は、8週前に往復してるから、勝手が分かってる。「ヤッホー」と登山者が声を上げてる馬の背は、雪付きの8週前には慎重に慎重を重ねて通過したけど、雪が無い今では難所にすらならない。さっさと通過し、ぐんぐん下ってく。展望台を通過し、高野コース分岐の手前でファミリー登山の御一行に道を譲ってもらった。事前の計画では高野コース分岐の通過予定が14:59で、実際の通過は14:54だから、帰りの電車には間に合うだろう。青葉神社の鳥居を通過し、中山コース登山口に到着。前回はここから近畿自然歩道を往き来したけど、防獣ネットや倒木対応が面倒なので、青葉山ハーバルビレッジのほうの車道へ廻る。さすが大型連休、キャンプ場にはそこそこの数のキャンパーがテントは張ってる。車道経由で中山寺前に出て、前回歩いたコースに再び合流。あとは青郷駅まで歩くだけ。靴を履き替える時間が惜しいので、トレッキングシューズのまま青郷駅へと向かい、15:39に青郷駅に到着。15:50発の電車に間に合った。無事、8週前のリヴェンジに成功!
青郷駅を起点に今回は時計回り(西峰→東峰)に青葉山を周回したワケだけど、アスファルトの車道の上りが多くなる欠点はあれど、難所の通過の難易度を考えると、時計回りのほうがラクだと思いました。
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