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Yamareco

記録ID: 6742609
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原

霊仙山

2024年05月03日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:02
距離
10.7km
登り
879m
下り
876m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:01
休憩
1:01
合計
6:02
6:50
10
落合登山口
7:00
56
今畑登山口
7:56
8:05
54
8:59
9:17
9
9:26
15
9:41
9:43
12
9:55
10:02
10
10:12
10:18
2
10:31
10:38
14
10:52
10:57
57
12:16
4
春山スタートにどこに行こうかと思案し、近場鈴鹿山脈のご近所、霊仙山に行くことに。
下調べにレポをいろいろ見ていると、この辺りは「クマ」要注意地域じゃないか!
今回はクマ対策を万全にして臨もうと3通りの対策について調べてみた。
クマを寄せ付けない方法
多くの方がクマ鈴、ラジオ、大きな音を立てる、歌う(大声で)などをお勧め。
ただ、クマ鈴やラジオ程度の音は人に興味のあるクマには逆効果との説もあり。
悩んだ挙句、体力を消耗しないクマ鈴(高音の響きの良いもの)を持参することに。
逃げる方法
走って逃げるのはNGらしい。危うく「森のくまさん」に騙されるところだったわ。
クマから目をそらさず、ゆっくりと後ずさりするのが良いらしいが、いざ出くわしたらそんな冷静でいられるかな・・・と心配になりながら、一応、練習だけはしとこう。
戦う方法
参考に、極真会の故ウイリー・ウイリアムズ(年配者にしかわからんね)がクマと格闘する動画を見てみたが・・・俺には無理だ。(ちなみに相手のクマはサーカスのクマらしい)
次にクマ撃退スプレーなるものを調べてみると、結構いろいろある。近くのアウトドアショップ、山道具屋、いろいろ当たったがすべて売り切れ。かなり需要があるようだ(とゆうことはかなり効果があるのかも?)。ネット通販ではいくつか在庫のあるショップがあったので一番強力そうなのをゲット。いざとゆう時にまごついて使えないとシャレにならないので、練習しないと・・・と思ったが、一回使い切りにしては高価だし、実際に噴射すると大惨事になるようなので、「シェーン」さながらに(これも年配者にしかわからんね)ホルダーからさっと取り出して安全装置を外して構えるとこまでを何回か練習。
それでも向かってきたら、あとは首と頭を押さえてうつ伏せになって耐えるしかないらしい。

とまぁ、これだけ準備したので、怖いもの無しだ。

前置き長くなりましたが、ようやくここから出発。
朝6:00ごろに登山口付近に到着したが、なんだこれ?所狭しとそこらじゅう駐車車両だらけ。人気のお山+GWとゆうことで、大賑わいだね。物色しながらゆるゆる進んで、最奥の鉄橋を渡った落合登山口の直前にスペースが見つかった。一安心(戦わずして撤退かと)。かれこれ裕に50台くらいはあるな。これならクマさんも怖気づいて出てこないだろうと思いつつも、一応クマスプレーを腰にぶら下げて6:50に出発。
落合登山口が目の前なので、一瞬こっちから登って時計周りに周回しようかと思ったが、計画通りに今畑登山口から登ることにした。(後でこれが正解だとわかった)
歩き始めて、あれ?やけに足が軽いな。そういえば、ここ数ヶ月冬靴(+アイゼン)しか履いてなかったので、今更ながら夏靴の軽さに気分は爽快。しかも色々詰め込んだにも関わらず、ザックも軽々。重いのはオレの体重くらいか、と自虐的に納得しながら軽快に登る。
良いお天気で、ひんやりした樹林帯が気持ちいいなぁとサクサク進むと約1時間で予定より早く笹峠に到着。天狗岳・硫黄岳で発揮した自慢の亀足はどこへやら、人並の速さ登ってるじゃないか。気を良くして更に前進していくと、樹林帯を抜け出して粘土と岩の急斜面にでた。せっせ、せっせと登りながら、ふと思った。ここ下れるのかな?粘土質の地面にポコポコと岩が付き出した急斜面が延々と続く。特に高度800m付近はかなりきつい。雨でも降ったら滑って転んで、岩角が尾骶骨を直撃なんて悲惨な状況が目に浮かぶ。地図を見ると落合登山口から登った方が傾斜が緩くて楽そうなのに、ほとんど人が反時計周り(今畑登山口から)で周回する理由はこれか?今更ながらにこっちから登っといて良かった・・・と一安心。
そうこうするうちに、近江展望台に到着。ここから見渡せるずっと先まで続く稜線が素晴らしいね。人気のお山のはずだわ。ここから先はもう楽勝の稜線歩き。気持ちよく風を受けながら、霊仙山最高点、霊仙山と次々に制覇。霊仙山最高点から経塚山の向こうにポツンと立って見える避難小屋がなんとも言えない趣があっていいね。(稜線フェチにはたまらんね。)この稜線に雪が付いた時に無性に歩きたくなった。
更に軽快に歩いて、経塚山も越えて、池の前の鳥居に到着。こんな小さな池が枯れてないのもすごいが、カエルが生息しているのもすごい。隣の登山者がお賽銭を入れていたので、私も入れようとしたが、100円玉しかなかった。一瞬やめようかと思ったが、なんだかバチが当たりそうで、泣く泣く投入。きっとご利益があると信じて、安全下山を祈願。(クマに遭いませんように)
安心したらおなかが空いてきたので、少し下って七~八合目あたりでランチタイムにすることに。時間に余裕もあるので、スープとパン+食後のコーヒーと和菓子をたっぷり時間をかけて味わった。
思わず昼寝したくなる気持ちを抑えて、最後の下りに向かう。傾斜も緩くて歩きやすいので、どんどん高度を稼ぐと(下りで稼ぐとは言わない?稼ぐの反対で払うとか)、クマ出没注意の立て札まで降りてきた。写真だけとって更に下ると、またすぐに汗拭き峠に到着。ここにもクマ出没の立て札。できればお逢いしたくないので、ここも長居せずに先を急ぐ。汗拭き峠を越えると、沢音を聞きながらの下りになる。渡渉も三か所あったけど大した水量ではなかったので、楽勝。最後の渡渉は丸太橋があったけど、斜めになっていかにも滑りそうで、怖くて渡れんよね?最後の渡渉を終えると、すぐに林道に出た。なんだか拍子抜けだな、と思いつつ、てくてく歩くと、あっとゆう間に駐車場に到着。結局クマさんに遭うこともなく、早打ちガンマンの腕前を披露せずに済んだ。100円のお賽銭のご利益だなと、充実した一日に感謝。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
GWとゆうこともあって、朝6:15に到着しましたが激混みでした。一番奥の橋を渡ったところになんとか駐車できてラッキー
コース状況/
危険箇所等
これといった危険個所は特にないと思います
但し、今畑登山口から登って高度800m付近の粘土状の斜面に岩がポコポコ飛び出しているようなところあり。時計周りでは下りになるので、かなりやばいかも。
林道気持ちいい
この少し手前が大変でした
この少し手前が大変でした
遠くまで続く稜線が最高
遠くまで続く稜線が最高
この稜線、冬に歩きたいなぁ
この稜線、冬に歩きたいなぁ
あんなところにポツンと一軒家が(指が邪魔だなぁ)
あんなところにポツンと一軒家が(指が邪魔だなぁ)
経塚山から見る
どこでも歩けそう
経塚山から見る
どこでも歩けそう
再びポツンと一軒家(経塚山より)
再びポツンと一軒家(経塚山より)
カエルがデュエット中でした
カエルがデュエット中でした
固形燃料とストーブ二つあると便利だわ
ファイヤードラゴンはバイオエタノールなので食品に付着しても大丈夫!
固形燃料とストーブ二つあると便利だわ
ファイヤードラゴンはバイオエタノールなので食品に付着しても大丈夫!
コーヒーと大口屋さんの和菓子
コーヒーと大口屋さんの和菓子
最後のクマ警告
最後の渡渉。横断できないほど増水してる時は、危なっかしくてこの丸太橋も渡れんと思うが・・・
2024年05月03日 12:44撮影
5/3 12:44
最後の渡渉。横断できないほど増水してる時は、危なっかしくてこの丸太橋も渡れんと思うが・・・

装備

個人装備
長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 着替え ザック ザックカバー スコップ 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ ポール
備考 固形燃料もってったので、パン焼きながら食べれて最高

感想

少しは体力ついて来たかな。この調子でがんばろう。

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