夏の日の高取山(高取城跡)〜稲渕棚田〜明日香村

2015年07月12日(日) [日帰り]

• GPS: 06:52
• 距離: 27.2km
• 登り: 806m
• 下り: 832m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:33
• 休憩: 1:20
• 合計: 6:53

距離 27.2km 登り 806m 下り 835m

7:36 スタート地点
8:54 猿石
9:18 9:45 国見櫓跡
10:04 10:28 高取山
12:33 12:44 石舞台古墳
13:32 13:40 甘樫丘
14:17 14:27 飛鳥駅
14:29 ゴール地点

天候

曇り時々晴れ
最高気温33.5℃

アクセス

利用交通機関：

電車 自転車

行き: 近鉄壺阪山駅下車
途中: 石舞台古墳にてレンタサイクル
帰り: 近鉄飛鳥駅乗車

コース状況／危険箇所等

土佐街道から高取城へ向かう道は行き届いており、
真夏とはいえ草木もそれほど気にならず歩きやすかったです。

猿石から栢森への下山道も倒木が少々ありましたが、
概ね歩きやすい道。
分岐も少なめで分かりやすかったです。

ただ、ヘビ（マムシではないと思いますが）との遭遇は参ったw
注意事項にも書かれてますので、細心を払った方が良さそう。

写真

7/12 7:35

近鉄吉野線壺阪山駅。
暑くなりそうだ！

7/12 7:39

土佐街道を東へ。
残る城下町風情。

7/12 7:44

ある家の軒先。

7/12 7:50

かつての松の門を移築したものらしく。
今は児童公園の入り口に。

7/12 7:56

いにしえの高取城再現図。

7/12 8:03

今年初めての向日葵。
夏が来てる。

7/12 8:06

唐突に水車小屋。

7/12 8:18

舗装が終わり、これより本格的な山道。
すでに汗だくですが木陰はありがたいかも。

7/12 8:25

杜の中に立派な高取城跡碑。

7/12 8:26

七曲り。
七回だったかは覚えてませんが
長く続くつづら折り。

7/12 8:53

こちらは直線の一升坂。
夏で草木の心配もありましたが
邪魔になる事もなく想像以上に登り良い登山道でした。

7/12 9:04

猿石。
1300年以上前の飛鳥時代のものが
何故山上のここにあるのか、面白いものです。

7/12 9:08

徐々に現れてきた石垣群。

7/12 9:10

中には崩落危険の石垣も。
防護されています。

7/12 9:14

国見櫓との分岐点。
一旦右の国見櫓跡へ向かいます。

7/12 9:19

【国見櫓跡から】
まだ午前の早い時間なので湿度も高め。
見通しもイマイチですがさすがに絶景。
こちらは北方面、奈良盆地に大和三山。

7/12 9:19

【国見櫓跡から】
北西は二上山から大和葛城山系。

7/12 9:25

【国見櫓跡から】
二上山をズーム。
あべのハルカスをはじめ、大阪平野のビル群が霞みの中。

7/12 9:55

先程の松の門があった跡。

7/12 10:00

宇陀門跡・千早門跡を越えてついに大手門跡。
当然ですがこれまでの門群跡とのスケールの差よ。

7/12 10:01

苔むす石垣。

7/12 10:03

二の丸から太鼓櫓跡・新櫓跡。
陽当たりの良い場所で手入れも行き届いているのか、綺麗な状態。

7/12 10:07

本丸天守台前の古木は栄枯を見てきたかのよう。

7/12 10:09

天守台跡。
写真では分かりにくいですが高さは非常にあります。

7/12 10:10

「巽高取雪かと見れば、雪ではござらぬ土佐の城」
さぞかしの白壁がしのばれる。

7/12 10:11

夏草や、の句も思い浮かぶところ。

7/12 10:11

本丸から二の丸を臨む。

7/12 10:14

【天守台上より】
天守台に登り、南方面が開けてます。
眼下に吉野の町。
吉野の山の奥深さ。

7/12 10:17

【天守台上より】
東は木々の合間から高見山。
特徴ある稜線。

7/12 10:17

【天守台上より】
大峰山脈の主峰群。
位置関係でピークが弥山より低く見える八経ヶ岳ですが、
なんといっても近畿最高峰。

7/12 10:23

天守台上にある三角点。

7/12 10:24

先程の古木の先端。
天守閣からはどのように見えたのか。

7/12 10:42

来た道を戻って猿石地点へ。
ここで明日香村栢森へ向かって下ります。

7/12 10:42

少しベンチで休もうかと思えば先客。

7/12 10:58

直前にヘビ(多分マムシじゃない多分)
に遭遇して早足になりつつ
分岐を右へ。

7/12 11:14

栢森の県道へ出る。
一息ついたもの実はここからが本当のなんちゃら。

7/12 11:16

荒れた棚田跡でしょうか。

7/12 11:19

栢森の綱掛け神事にて用いられる、
こちらは上流側の女綱・福石。

7/12 11:27

雰囲気のある神社でしたが、あえなくスルー。

7/12 11:35

照り返す暑さ。
基本曇ってたものの、この時間帯に限ってピーカンになってきやがったw
まだ水分はのこってましたが、自販機の無さがやや不安。

7/12 11:41

道中に花。

7/12 11:42

こちらは男綱。

7/12 11:44

県道を外れて案山子道なるものに進路変更。
このあたり、道程は勘に頼り気味…

7/12 11:51

さっそく現れた案山子。
シュール。

7/12 11:56

稲渕棚田！
素晴らしい風景。

7/12 12:27

もういっちょ
稲渕棚田。

7/12 12:31

道を間違え散々の道すがら。
ちょっとした広場に巨石が。
調べても分からなかったのですが、
明日香にあるとなると所以はありそうに思えるところ。

7/12 12:40

飛鳥川を渡るともうすぐ目的地。

7/12 12:42

石舞台古墳にやってきた！！
道間違いなどもありましたが、
とりあえず酷暑の中16km完遂。

7/12 12:51

こっからはレンタサイクルにお頼み申します。
電動アシストちゃん。

7/12 13:12

少し高台から。
甘樫丘・畝傍山・二上山。
古代をしのばせる山々。

7/12 13:14

藤原鎌足生誕の地。

7/12 13:23

ここで自転車を一旦降りて
甘樫丘に登ります。

7/12 13:35

【甘樫丘より】
西：畝傍山と二上山

7/12 13:36

【甘樫丘より】
東：明日香村の田園風景

7/12 13:37

【甘樫丘より】
北：手前に天香久山、最奥は京の比叡山
午後になり視程もかなり良好

7/12 13:37

【甘樫丘より】
北北西：耳成山、生駒山地北端の向こうに愛宕山

7/12 13:39

【甘樫丘より】
先ほど甘樫丘を望んでいたあたりでしょうか。
奥に音羽山・経ヶ塚山

7/12 13:59

聖徳太子生誕の地。

7/12 14:09

少し自転車を止めて高取山をのぞむ。
石垣は無理だろうが、
先ほどの古木は見えまいか。

7/12 14:10

さらっとこのようなモノに出会える明日香。

7/12 14:20

レンタサイクル乗り捨てで飛鳥駅にて返却。
徒歩16km自転車11km、計27km
おつかれやまです。

撮影機器：

iPhone 5s Apple

PENTAX K-5 II s PENTAX

感想

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夏の高取城、暑さと足元の草木の多さは少々難儀でしたが、
それをも凌駕する石垣、また石垣の連続は
自然の険しさと相極まって非常に見ごたえがありました。

一番厳しかったのは下山してから石舞台へ向かう道中。
時間的にも気温の上昇が体力を奪いました。
目的地が見えているので田んぼの脇道でショートカットを試みましたが、
あえなく撃沈。
再び坂を登りなおす時は心が折れる音がw

一転、明日香村での自転車疾走は非常に楽しかったですね。
幼い頃、飛鳥時代の皇族・藤原氏などの系図を書いて楽しんでいた
記憶も蘇りました。
ただ、じっくり腰をすえて楽しむ所だとは思います。
今回殆ど素通りだったのは、もったいないおばけ事案です。