大雲取越・小雲取越（請川から熊野那智大社へ）

2024年05月06日(月) ~ 2024年05月07日(火)

• GPS: 17:14
• 距離: 31.0km
• 登り: 2,572m
• 下り: 2,353m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:01
• 休憩: 0:51
• 合計: 6:52

8:14 スタート地点
8:16 8:16 請川
8:20 8:26 小雲取越登山口(請川)
9:45 9:45 松畑茶屋跡
9:54 9:54 万歳道分岐
10:44 10:45 百間ぐら
10:56 11:02 林道出合
11:14 11:15 小雲取山
11:28 11:28 石堂茶屋跡
12:11 12:11 桜峠
12:34 13:07 桜茶屋跡
13:52 13:56 椎の木茶屋跡
14:43 14:43 小和瀬の渡し場跡
15:06 小口自然の家

2日目

• 山行: 8:25
• 休憩: 1:48
• 合計: 10:13

7:41 小口自然の家
7:41 7:42 小口バス停
7:47 7:47 大雲取越登山口(小口)
8:21 8:35 円座石
9:23 9:25 楠の久保旅籠跡
11:29 11:29 越前峠
12:22 12:22 石倉峠
12:40 13:20 地蔵茶屋跡
14:36 14:39 色川辻
15:18 15:44 舟見茶屋跡
16:26 16:27 登立茶屋跡
17:01 17:07 那智高原公園
17:26 17:29 三丁の分岐
17:35 17:47 青岸渡寺
17:54 ゴール地点

天候

くもり、雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

スタート：前泊地湯の峰温泉から龍神バスで請川へ
下山：熊野那智大社

コース状況／危険箇所等

・危険個所無
・当初、那智から請川での計画をしていたが、小口自然の家予約時にアドバイスをいただいて変更した。（縦走しやすいように外国人用案内マップには、逆コースで書かれているので、ほとんどの方が、請川⇒那智と。）
・しかし2日目雨天だったことから、思うに、雨後、雨天時は、私たちとは逆コースの方（熊野那智大社スタート、請川下山）が、下山時の足元びちゃちゃ被害がマシだったと思います。
•　観光協会や現地配布されている小冊子マップコースタイムは、成人健脚男性基準なので、余裕持った時間配分が、必要かと。

その他周辺情報

【縦走前後の複雑な動きを簡単にまとめておきます】
・5/5
�ー�2台の内、1台を大門坂無料駐車場（付近で一番広い駐車場）にデポ、もう一台を那智駅前駐車場（道の駅駐車場と共有）に置き、
��JRで那智駅（13：56発）⇒新宮駅へ（バス￥570のところJRは￥240！早くて安い！）
��新宮駅（15：55発）から熊野御坊南海バス（￥1570）（回数券利用）本宮大社前行バスにて前泊地湯の峰温泉へ
・5/6
�づ鬚諒�温泉（8：00発）から龍神バスで縦走スタート地請川へ⇒小口自然の家
・5/7
�ソ珍�2日目小口自然の家⇒熊野那智大社へ
�β臾膾箙澆蠅燭箸海蹐離妊歇峅鷦�の後、もう一台置かせてもらっていた那智駅駐車場へ、最後、後泊地勝浦温泉へ移動

【万一2日目行程を前にリタイヤ情報】
　小口バス停　8：39発　⇒小口線⇒神丸バス停8：51着（￥100）
　神丸バス停　9：03発　⇒熊野御坊南海バス53川丈線新宮行⇒新宮9：37
　（￥930）
　など、上記ダイヤの前後にも　2パターンあります

【前泊地の湯の峰温泉】
中辺路後泊、小辺路後泊いずれのときも川湯温泉だったので、今度は世界遺産のつぼ湯のある湯の峰温泉を前泊地とした。
とても雰囲気のいい温泉地でした。
つぼ湯は、ゴールデンウイーク中であったので、5/5は早めの札止め、5/6は朝4時台から並ぶ！！と。　今回は残念ながらあきらめて、宿の温泉のみに。

写真

5/6 8:20

請川
大雲取小雲取の始まり始まりー

5/6 8:29

最近、街中では、すっかり目にすることが減った鯉のぼり！に応援してもらって♪がんばろう！

5/6 8:46

歩きやすい〜

5/6 8:48

まだ、余裕の笑顔！

5/6 9:12

この辺りは雑木と植林混合
新緑いいね！

5/6 9:46

初めてのチェックP松畑茶屋跡

5/6 9:55

万才峠分岐
中辺路、小辺路ルートと歩き、この分岐を行けば伊勢路。次は伊勢路かな？

5/6 10:28

百�里阿�
今回のコースで数少ない展望

5/6 10:35

5/6 11:02

林道交差、トイレ休憩中、再開のご夫妻と「やぁやぁ〜〜！」話が弾む♪

5/6 11:02

インターナショナル仲良し3人組！

5/6 11:19

河原のイメージではないけど「賽の河原地蔵さま」

5/6 11:49

いい感じの雑木みち
小辺路と印象がダブる

5/6 12:11

この辺りが桜峠のようです
新緑がステキ

5/6 12:36

「桜茶屋跡」から
手前の木が伸びてしまって・・・・・
展望残念

5/6 13:13

花の少ないこの縦走路にあって、貴重なヒトリシズカ

5/6 13:21

コガクウツギ
清楚！！

5/6 13:55

ヤッホー
小口の集落が眼下に♪

5/6 14:39

集落が見えてからが長かった！！やっと降りてきました！

5/6 14:44

小和瀬渡し場跡
自販機は、品切れ多し

5/6 14:50

赤木川を右に沿って歩きます

5/6 14:55

お墓の横を通って

5/6 15:04

道路に出たら右下に小口自然の家です！

スタッフの方がお出迎えしてくださるんです♪
お世話になります。

5/6 17:39

夕食の果物に添えられているのがミントの葉でなく南天！！
ユニークですねー(笑)
食堂の方の対応も、とても素晴らしかったです！

5/6 17:47

5/6 18:40

なんと？この日の宿泊者のうち日本人は、私たち5人だけでした！というか、小口自然の家での宿泊は8割方外国人さんなんだとか？壁には万国旗！ウエルカムモード満載です！自然な流れでみなさんとお友達に♪にわか国際交流に参加

前夜相当降って迎えた朝
やっぱり！今日も予報通り雨です
あ〜〜〜あぁ
久しぶりにレインウエア上下着ての出発の顔

5/7 7:39

楽しかったなぁー
小口自然の家を後にします

5/7 7:46

大雲取越登山口
いよいよココから第2ラウンドです！
不調の脚よ!がんばってー
何とか那智までもってー
願いながらスタート

5/7 8:10

ザ・大雲取越え石段

5/7 8:17

この辺りは石垣がたくさん残っています
旅籠や茶店跡か？

5/7 8:54

休憩所では、十分な水が得られます

5/7 9:19

楠の窪旅籠跡

5/7 9:20

何やら岩に掘られています

アップで

5/7 9:23

ガクウツギだと思うんですが

5/7 9:41

苔に朝露が一滴！！

5/7 9:42

コケシノブ

5/7 10:11

難所という噂の胴切坂に差し掛かったようです

5/7 10:21

斜度は大したことないのですが、階段段差の踊り場というか、休憩がないというか、ずーとずーと段が途切れない！！

5/7 10:48

幻想的

5/7 11:25

越前峠でもう、登りは終了かと思ったんですが・・・・・

5/7 11:36

こんな小さくてかわいいツツジの仲間は初めてです（コメツツジよりは大きいのですが）

5/7 11:48

昨夜の雨で流れが速い

5/7 12:14

滝もどきができていたり

5/7 12:23

石倉峠につきました

5/7 12:23

また下りです

5/7 12:28

道のはずが、昨夜の雨で水が流れていて、小川に。歩きにくくなっています。雨天、雨後、ココは逆コース、登りで歩きたいところだと思われます（雨天、雨後の胴切坂を下るほうがずっと歩きやすいでです）

5/7 12:41

待ち焦がれた地蔵茶屋跡に到着
やっとのお弁当
避難小屋みたいな設えでした

小口自然の家のお弁当です！
￥550のお弁当内の卵焼きとは信じられないレベルの感動の卵焼き（他ブロッコリー、鮭、ひろうす、ちくわ天）

5/7 13:31

お弁当あとのジリジリ登る舗装道は結構辛いですが、傍の流れは、水量多く、なかなか見ごたえがあります

5/7 13:33

夫婦滝になったか？？

5/7 13:34

白神山地池めぐりみたいだよ

5/7 13:53

林道合流地点
ここで、本日二人目の対抗登山者
（結局、対抗登山者は、たった計お二人だけ。）

5/7 14:06

林道交差

5/7 14:25

散らばっているお賽銭を整理整頓するメンバー

5/7 14:34

八丁掘割
なるほど＝掘割になっています
花折街道？どこなのか？地図ではわからない

5/7 14:36

色川辻

5/7 15:09

今回の最高地点883m船見峠
アップダウンがんばったなぁー

5/7 15:17

舟見茶屋跡
新しい休憩所です
舟見！文字通り、熊野灘が見える！船も見えそう！！
フランス留学生の方々と

5/7 15:17

一番展望です
今晩泊まる勝浦

5/7 16:41

舟見峠からはほぼ下りとは言え、時々上り階段！
最後まで容赦はしない大雲取越なんだ

5/7 17:42

はーい！定番景色をショットに収めることができました！
電池残量少なく、最後端折りました

おまけの画像
那智駅道の駅で開店15分前から待ってメンバーが買ってくれたご当地さんま寿司です！すっごく美味。新宮駅前徐福寿司など、お時間あれば、ぜひ味わってくださいね

撮影機器：

Xperia 10 II SOV43 au SONY

感想

erinka

中辺路、小辺路と歩き、大雲取越小雲取越も行ってみようと思いました。
ポンコツ今一つのこの脚で行けるのだろうか？
例年の春の4日縦走から比べたら2日の縦走くらいできなくては、夏山へは行けないと言い聞かせて、チャレンジャーになりました！

お天気予報は、今回も思わしくなく、雨模様を理由に山行取りやめなどしないメンバーの思いがわかっているので、出発前から憂鬱な日々を過ごしました。
たくさんの方が雨の時は苔石段滑りやすく注意とレコに書かれていたので、滑りはしないか？変な滑り方して、更なる膝悪化を招かないか・・・・

結果、雨にも降られ、レインウエア、うんざりの暑さでした！（これからの季節、低山のこの縦走は暑さ厳しいでしょうね）が、ぎりぎり何とか歩くことができました。
案ずるよりは安し
雨の中、雨後の川状の道も歩きましたが、思ったほど、滑りやすくはなかったです。

大雲取越小雲取越は、正直、見られる景色の変化はあまりなく、お花もたくさん期待できるわけではありません。
けれど、まるで外国の山旅をしているかのような特別な触れ合いが楽しめる希少な山でした。