乗鞍岳 北アルプス背景に大斜面滑走



- GPS
- 05:38
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 674m
- 下り
- 661m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
6:20 安曇野穂高発 7:50 乗鞍高原観光センター 8:30 位ヶ原行始発バス発(往復4000円) 9:20 位ヶ原着 <復路> 15:35 位ヶ原発(バス) 16:20 乗鞍高原観光センター 17:30 自宅着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪は少ない 亀裂、雪面に深い縦の溝など注意 |
その他周辺情報 | 乗鞍高原温泉 白骨温泉も良いが白いお湯が豊か |
写真
感想
2024年(令和6年)5月11日(土)
乗鞍岳 北アルプス背景に大斜面滑走
本来恒例の立山への予定だったが、天候が悪く日延べして乗鞍岳へ。
今シーズンはノルディカの靴を新調、白馬乗鞍を中心に滑ってきた。
最後の山滑りを乗鞍岳と決め、山仲間の計画に参加した。
雪の状態は、一言「少ない」。
位ヶ原からの登りも雪あれば問題ない樹林帯、急斜面も最初から苦戦。
除雪の行われていたスカイライン付近で、林道を横切るに雪被る木を乗り越えるが、今にも雪を飛ばし跳ね返りそうでヒヤリ。
この時期、肩の小屋辺りまで登り尾根伝いに歩くのだが、土・ハイマツが現われ急登を進むしかない。
雨によって削られたのだろう縦に走る溝が深い、そして大きな横への割れ目も何本か見られ気温が上がれば崩れそうでちょっと恐怖を感じながら急ぎ登った。
蚕玉山(こだまやま)への急登では。
すいすいと登るH氏、ゆっくりだが確実なY氏、山スキー初めてで板を担ぎ登るF氏。私も初めての針ノ木岳で担いだのを思い出す。
私は苦戦し2回横滑りで転倒。
奈落の底へ滑り落ちそうになるが、何とか踏みとどまりながら蚕玉山へとたどり着いた。
蚕玉山へスキーをデポして剣ヶ峰山頂へ。
山頂は賑わっているかと思いきや、ほぼ独占し360度の大展望を楽しんだ。
槍ヶ岳、穂高岳そして笠ヶ岳など北アルプスの山々がうっすら雪をかぶる。
南アルプス、中央アルプス、そして八ヶ岳もくっきりと展望。
白山も美しい、そしてなんと言っても御嶽山がどんと目の前に見られる。
眼下には権現池のブルーアイがうっすらと目を見開いていた。
存分に山頂を味わい、蚕玉山へ戻る。
一息入れ、滑走を開始する。
ルートをどうするか迷うが、上から見てV字型に広がるハイマツの先まで一気に滑ろうとスタート。
ザラメの重い雪だが板は滑り快適そのもの。
できるだけスピードを殺さないようにと決めるが大斜面の滑走は身が締まる。
滑っていると滑走レフト側に真っ新な光る雪面が見られ滑り込む。
かなりの急斜面だったがぐんぐんと下に落ちるように滑る快感が良い。
あっという間の大斜面だったが大満足に浸ることができた。
そして嬉しいことに、北アルプス背景に大斜面滑走を撮影してもらった。
同行者には感謝しかない。
計画を立ててくれ頼れるY氏。先頭で正しくリードしてくれるH氏。初めての山スキーだが諦めず同調性あるF氏。
今シーズン最後の山スキーを気持ちよく締めることができた。
ふるちゃん
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