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記録ID: 6794439
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ハイキング
北陸

深谷ノ頭が俺らの山頂!無念の引き返し、荒島岳

2024年05月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:38
距離
4.9km
登り
666m
下り
653m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:26
休憩
0:08
合計
3:34
10:50
63
11:55
11:56
31
12:27
12:34
37
13:12
13:13
71
14:23
14:24
4
14:28
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
さあ朝食はしっかり!
2024年05月12日 07:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/12 7:14
さあ朝食はしっかり!
あわら市内
んを?!予報は曇天だが、晴れ間もあるぞ?!
2024年05月12日 08:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/12 8:09
あわら市内
んを?!予報は曇天だが、晴れ間もあるぞ?!
荒島岳勝原コース駐車場にて
2024年05月12日 10:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/12 10:48
荒島岳勝原コース駐車場にて
登山道を行くwada7氏
2024年05月12日 11:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/12 11:17
登山道を行くwada7氏
雨風は木々が防いでくれている
2024年05月12日 11:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/12 11:17
雨風は木々が防いでくれている
スキー場跡
小雨が降り注ぐ
2024年05月12日 11:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/12 11:31
スキー場跡
小雨が降り注ぐ
リフトを巻き取る機械かしら?
2024年05月12日 11:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/12 11:31
リフトを巻き取る機械かしら?
荒島岳登山口
って昔はここから登れたんかい
2024年05月12日 11:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/12 11:34
荒島岳登山口
って昔はここから登れたんかい
登山口の先、欝蒼とし過ぎなような??
2024年05月12日 11:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/12 11:34
登山口の先、欝蒼とし過ぎなような??
山頂まで3.0km!
これは励みになる
2024年05月12日 11:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/12 11:54
山頂まで3.0km!
これは励みになる
トトロの木
ふむ・・・あのトトロ?
2024年05月12日 11:55撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/12 11:55
トトロの木
ふむ・・・あのトトロ?
白山ベンチ
うーん、とても座る気にならない😁
展望は当然だが、皆無
2024年05月12日 12:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/12 12:16
白山ベンチ
うーん、とても座る気にならない😁
展望は当然だが、皆無
深谷ノ頭
ガス発生時は道迷いに注意?!
この天候なら遠からずガスりそうな気が
2024年05月12日 12:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/12 12:31
深谷ノ頭
ガス発生時は道迷いに注意?!
この天候なら遠からずガスりそうな気が
諦めて下山開始
各所で水溜りが発生している
2024年05月12日 12:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/12 12:58
諦めて下山開始
各所で水溜りが発生している
ここなんて酷いぜ!
2024年05月12日 13:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/12 13:05
ここなんて酷いぜ!
木々が雨風を避けてくれた場所はまだマシ
2024年05月12日 13:42撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/12 13:42
木々が雨風を避けてくれた場所はまだマシ
登山口を少し登った場所
綺麗なベンチだなと思っていたら、なんと寄贈日が・・・?
2024年05月12日 14:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/12 14:12
登山口を少し登った場所
綺麗なベンチだなと思っていたら、なんと寄贈日が・・・?
そして駐車場にも
来た時にはなかった。
同行したwada7氏曰く「新しいってレベルじゃねえぞ!」
2024年05月12日 14:22撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/12 14:22
そして駐車場にも
来た時にはなかった。
同行したwada7氏曰く「新しいってレベルじゃねえぞ!」
駐車場にはまだまだ車が
全員の無事を祈る🙏
2024年05月12日 14:23撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/12 14:23
駐車場にはまだまだ車が
全員の無事を祈る🙏
せっかくお湯をもってきたし、お腹は空いたしで車内でカップ麺をすする。
この悔しさ、必ず晴らす!
2024年05月12日 14:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/12 14:45
せっかくお湯をもってきたし、お腹は空いたしで車内でカップ麺をすする。
この悔しさ、必ず晴らす!

感想

人生初の北陸上陸! 
目指すは日本百名山の荒島岳!

しかしながら1週間前から登山指数Cの悪天候の予報が。旅程はもう確定してしまっているため日程は変えられない。風速が強いものの、20℃の気温と降水は回避できる予報だったため、登山口までは必ず行き、頂上まで行くかはその時に判断を下すことに。

 登山前日は見事なまでの快晴。しかし、神戸空港から福井県に入って宿泊施設で過ごしていると予報通り夜中から風が強まった。一抹の不安を残しながら就寝。
 登山当日は朝から強風。なかなかの強風。宿泊施設の風が強い強い。それでも計画は山肌が風から守ってくれる場所で昼食を取り、頂上までは一気にノンストップで往復して登頂及び下山開始してしまおうという魂胆だった。


 いざ勝原登山口に到着。そこまでの強風ではなかった。しかしながら小雨がパラついている。気になる程ではないが、そもそも論、雨は18時からしか降らない予報だったので誤算だった。それでも装備は雨対策風対策はしてきたので登山開始。
 登山を開始するとまずは元スキー場までの登りが続く。車でも行ける舗装された道で標高を100m稼ぎ、本格的な登山道が始まる。荒島岳は標高差が1200mあるのでずっと登りだったが、元スキー場までの道のりは登山道自体が蛇行しながら登っていたり、石岩が少なかったりと歩きやすかった。ここまでは順調。
 そして、リフト場があった場所まで来た。近場には荒島岳登山口の石碑。入り口は欝蒼としている。雨は止まず、小雨のままだが降り続いている。
 荒島岳登山口の石碑を通り過ぎてから、少しずつ状況が変わってきた。それも悪い方向に。風が強くはないが吹き続けてきて、木々が木の葉が揺れる。それにより、木の葉にたまった小雨の雫が地面に降り注ぐ。それが体に降りかかる。順調に濡れてきた。
 荒島岳山頂まで3.0kmの標高約850m地点までペースは順調に来たが、天候は一気に悪化。本格的な風と小雨ではきかない雨が降り始める。それでも進む。
 標高約935mの白山ベンチを過ぎたあたりから登山道自体に泥濘が生じ出していた。手を下手につくとそこから体が濡れてしまうので慎重に歩かざるを得ない。天候は悪化したまま。頭の中を撤退がよぎりながらも登る。
 標高約1015mの深谷ノ頭に来た時に決断する。ペースは順調だが風が一段と強くなっている。ザックやウェアは濡れてないが、スマフォポーチが濡れ出している。帽子から雨水が滴り出している。これ以上期待しても天候は回復しない。『登山は諦めることは可能だが、下山は絶対に諦められない』『今山頂に向かえば、決して家には帰れない』『登山において一番重要なのは登頂する勇気ではなく、諦める勇気』イタリアの登山家、タマラ・ルンガ氏の言葉や数々の格言が頭をよぎる。

下山すべきだ、諦めるべきだ、引き返すべきだ
 頭の冷静な部分が自分に言っているのがわかった。それでもあと頂上まで1時間程度だ、標高差は500m程度だ、ハイペースで登れているから今からゆっくりでも十分明るいうちに下山できる。何よりせっかくここまで来たんだからという感情がどうしても拭えない。
 同行者のwada7氏と話し合う。そして決断。
『ここ深谷ノ頭を俺達の山頂にしよう』と。

 上富良野岳で諦める決意をしたのが良かったかも知れない。今回はあの時とは段違いの後ろ髪を引かれる思いがあったが、決断は決断。悔しさはいっぱいある。もう悔しさしかないくらいだ。それでも下山するんだ、健康に帰るんだ!

 最低限の水分補給とエネルギー補給をして下山開始。雨は本降りになってきてしまった。風も強風になってしまった。登山道も水溜りだらけになってしまった。その結果、想定以上の時間をかけて下山。
 元リフト場まで来た時、登山道が山陰に入ったからか、強風は収まった。雨は止んではいないが、ようやくまともにスイスイ下山できるようになった。
 出発から約3時間30分、登山口に戻ってきた。諦める旨を家族や友達、仲間、同胞に伝えていたので全員が正しい判断と言ってくれたが、自分の感情に決着をつけられるかは別問題になりそうだ。
 次回は北海道シーズン開幕を告げる登山になる。予定は有珠山。北海道在住の自分からすれば、天候を見定めて登れるのだから絶対に成功させる。
 7月には富士山、8月にはトムラウシ山と続くのだから、絶対にその良き助走となるようにまずは有珠山を登頂してみせる。
 荒島岳、また登りに行くからその時は天候、お手柔らかにね😭日本百名山第14座、登頂不成!

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

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