オリジナルルートと思ったら先達がいた 湯基入両岸尾根で棒ノ折山周回
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- GPS
- 05:37
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 861m
- 下り
- 866m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
![]() |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は無し。 |
写真
感想
昨年の12月に黒山へ向かう途中に見た大松閣への分岐。誰も検証して下さらないので自分で行ってみた。周回を考えると対岸の尾根と合わせて一周するのが丁度良い。そう思ってYahoo!の写真地図(植林なら間違いなく歩けるんで、これで確認する事が多い)を見ていたら、末端近くの尾根上に神社が在った。これで厄介な取り付きの心配は消えた。
一方、大松閣へのルートがどこに下り着くのか知らない。そこでこれを下りとし、左岸尾根を登る反時計回りとした。
神社の名前は三照稲荷神社という。大松閣の手前に案内板が掲げられていた。案内に従い小路を入るが、袋小路で突き当たってしまう。丁度良く上部のお宅から和服姿の女性が降りてきたので聞いてみた。突き当りの家の庭を通り抜け、奥の家の手前を右に折れると参道だった。初めて行く人にはまず発見できない。
神社の裏手がすぐに尾根筋だ。古道らしく窪んだ道型が通っている。あまり使われておらず荒れていたが、道型を辿るだけの簡単な登りだった。林道出会いの手前に藪漕ぎはあるが。
一ヶ月振りの登山なので堪えた。棒ノ折山到着に2時間40分もかかってしまった。暑さにやられて頻繁に休憩したせいもあるが、確実に体力が落ちてるのだろう。滅多に同じコースを歩かないのでなかなか直接比較は出来ないが、先々月南天山で久し振りに同じルートを登り実感した。低負荷では誤差程度だが、急な登りになると途端に差が開く。
いよいよ目的の尾根を下る。どの程度有効な道なのか検証する為、地形図やGPSを封印して下ってみた。踏み跡や地形判断だけで下るのだ。結果は惨憺たるものだった。尾根中ほどのP464までは難なく下れるが、その先が難しい。
まず、ゲートに下るのであれば、地形図を見るにP464から北に派生する尾根を下るのだと思うが、そこに踏み跡は無かったと思う。在ったとしても指導標なりが無ければ無視したろう。
少し先で尾根が三方向に分かれる。結果を見れば巻き道に入った時点で一番北の尾根は選択肢から消える。だがこの尾根も大松閣に向かっているので正解の可能性が高い。そして素直に地形に従えば一番南の尾根を下る事になるが、これも出口は違えどあっさり下界に下り立つ事が出来た様だ。結果的に今回は真ん中の尾根を下ったが、出口となる踏み跡等は無かった。最悪の選択だったかも知れない。もっとも、本人は一番北の尾根を歩いているつもりでいたが。
帰宅後に正解ルートが気になり、誰か歩いた人は居ないか検索してみた。すると横河電機山岳部さんがヒットし、そのルートを見て驚いた。今回私の歩いたルートと殆んど同じではないか。右岸尾根は道標があるので誰か歩いているだろうと思ったが、まさかあの左岸尾根まで歩いてるとは思わなかった。
写真No.25の十字路を直進すれば横河電機山岳部さんのルートになる(逆周りだが)。変則的な所は無さそうなので、最初からそちらを目指せば無理の無い、有効なルートになると思う。湯基を目指すから無理が出るのだ。
更にもう一件、「天狼星の山巡り」さんもここを下っていた。文面を読むと末端のピークから伐採地に出たとある。まさに私の辿ったルートではないだろうか。同じ様に苦労して湯基に下り立ったのが文から窺える。
検索で見付かったのはこのお二方だけだった。結局、大松閣に下るという正規?ルートは分からず仕舞いだ。
関連記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-558823.html
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-711249.html
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1355892.html
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