上越 白毛門沢〜ジジババ中間スラブ
- GPS
- 07:56
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 1,021m
- 下り
- 1,040m
コースタイム
09:20 860m 白毛門沢 出合
10:40〜11:35 1080m タラタラノセン
12:25〜12:50 1240m 二俣
01:10 1400m じじばばスラブ末端
02:20〜02:40 1680m 稜線
04:40 下山
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
gankoyaさんbowwowさんのお誘いで行ってみた♪。
まだ辿ったことの無いルートと云うか、考えもしなかったルート。
沢やは地図を眺めながら谷、窪、凹みに『どんなかな』行ってみよ♪となるのだ。
意外と地元山にも有るぞ、探してみよう(笑)一生遊べる沢遊び!但し命をかけた大人の遊びだよ。スキルも磨こうね。
このルート、記録にも出てこない隠れたスラブ。あまりに有名な白毛門沢に隠されたスラブルートだ。グレードはルーファイを間違えなければ3級を越えない快適登攀。ラバーグリップは乾いていればペタペタ歩けるほど快適だが濡れたスラブは思わぬスリップに要注意。転滑落は致命的、登ってる分にはロープの必要性は感じなかったけど詰めで壁が立ってくると嫌らしい草付きで一部4有り。俺は無理だが(笑)ベテランの沢屋さん同行なら初心者でも快適登攀を約束してくれるでしょう。
ジジ岩ババ岩のロケーションは下から仰ぐとまた格別ですよ。
”ガンコヤスラブ”お奨めします。
(*Θ_Θ*)/
下山で雷雨に遭う。
そうそう下山途中の雷雨凄まじかったですよ。スラブ途中であんなのに合ったらたちまちピンチですよね。土合から水上への道路は土砂崩れ、いたるところの壁から噴水のように水が迸って恐怖を感じました。記録的短時間大雨情報で100mmの大雨を身体で体感したのは初めてです。登山道は泥沢状態。川の渡渉は濁流で不可能です。通行止めになる前に何とか麓へ降りられて良かったです。自分達より遅かった方は足止めですね。ほんとに何が有るか分かりません。 (*Θ_Θ*)/
機会を得て、ようやく念願のルートを登ることができました。
ひとりで足尾に入る予定のsawadonさんを半ば強引に誘い、今日は同年輩の3人パーティになりました。低いレベルで足が揃うので気楽です(笑)
東黒沢・白毛門沢はいつもきれいなんですが、今年は残雪が多かったせいで倒木が目につきます。遠来の方には少し気の毒ですが、スラブナメの美しさは楽しめます。
■タラタラノセン
今日は昨夜の降雨のせいか水量抜群です。
遠来のsawadonさんに快適登攀を味わってもらいたかったのですが、致し方なく上段は巻きました。さっぱりせずに残念でしたが、下段ではsawadonさんの無理矢理登攀が見られて楽しかったです(笑)
■じじばば中間スラブ
いつも登山道から眺めていた立派なスラブです。
記録らしいものが見あたらず、難易度もわからないので、興味あれど数年放置していました。
一昨年は下見のためにババ岩南面のスラブを登ってみました。傾斜はありました(3級+)。
中間スラブも行けそうな感触はありましたが、中程にありそうな段差(滝)の詳細がわからず、今回は撤退用に30mを2本装備しました。結果的に、スリップに注意してルーファイを間違わなければ、ノーザイルで概ね2級の快適な登攀で終了する事ができます。
通常ルートで山頂の一点を目指すのも楽しいですが、ちょっと変化を楽しみたいパーティにはお薦めです。
■パートナー
計画段階ではもっと多くのパートナーがいたのですが、私の都合で日程を変更させていただき、今回のメンバーとなりました。
stkさん,pinkspiderさんには申し訳なく思います。
体調不良で棄権されたyoshi629さんは残念でした。楽しかったですよ〜。
懲りずにまた遊んでください。
ganさん sawadonさんありがとうございました。
登山道から見るジジババ中間スラブ(ガンコスラブ)は魅力的な容貌をしているのですが、まさかそこを登るとは思ってもいませんでした。
今年は白毛門沢だけでなく谷川の沢が全体的に雪が残っているのか
雪は有るやら倒木は有るやらでいつものスカッと爽やかな白毛門沢ではありませんでした。
しかしそれは素晴らしさを演出するための前触れだったかのように
タラタラのセンを過ぎ ジジババスラブに出るや
今までの気持ちが一気にヤッターに変わるほどgoodな景色で、
なぜ今まで紹介されていなかったのか不思議な思いにとらわれました。
今年は水量が多く苦労しましたがそれにも増してすばらしい光景に出会うことが出来たのは二人に感謝感謝です。そして今回参加できなかった3名には何処か良いところに一緒に行きましょう。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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皆様おはようございます。
20日は土合で土砂崩れがあったそうで危機一髪ご無事でよかったです。
埋まった車もいたとか。
沢登り中に鉄砲水が来るのも怖いですが、一般道に出ても油断できないですね。
コワイコワイ
朝、早いですね。お互いに・・・。
僕らが下山して帰宅する時にはすでに道路が半分埋まってました。
のんびりしていたら禁足でしたね。ヤバイヤバイ
梅雨があけましたが、夏と言えば湘南。
湘南と言えばサーフィンです。
ウィンドサーフィン楽しんでますか?
日記などで近況をお知らせ下さい
がんこ師匠、バウ師匠、サワドンさんこんにちは!
いやいや、夏休みの子供並にびしょ濡れになってますねお師匠方!
とっても涼しそうで気持ちよさげなんですが、沢登りは何から始めたらいいんでしょうか。ウェアとシューズさえあればできちゃいますか?だとしたらBCほど敷居高くないなぁ!にひにひ。
31はタニウツギに見えます。違うかなぁ?
7月に見るのは珍しいかも。 咲き残りでしょうか。キレイなピンクですよね。
74、91はオタカラコウかな?メタカラコウ・・・じゃないですね多分。
エノ隊長は多分寝る前かと思いますよ?夜行性かも!
中高年びしょびしょワールドへようこそ!
あ〜、そうだったのか エノさんは就寝直前だったのね
いつも教えてもらってありがとうございます。
知識豊富で立派ですね
以前教えてもらったギンリョウソウとアカモノは覚えてます
タニウツギ(?)きれいでした。オタカラコウは可憐で。
はてさて、憶えていられるかしら
沢登りは5万円で始められて経済的には手軽ですが、危険性はハンパ無いです。
しかるべき指導者がいないと難しいですね。残念
中高年びしょびしょワールド、楽しそうです!
57、忘れておりました。シロバナニガナと思います。奥はイワニガナ(ジシバリ)かな。
地味ですけどニガナ、好きなんですよシュっとしててカッコいい!
いやいや知識豊富なわけではなくて、あれかな?っと思うのですが自信なくて調べてから回答してます。それでもまだスカしてしまう可能性もありますのでなかなか奥が深いです。
奥が深いつながりで、沢遊びが楽しそうなのです。クソ暑いとこに涼しくいられそう、でかつスキル発揮しないとならない。山登りもあるしクライミングもあるし学んでも学んでも終わらない!
これは絶対に楽しいことうけあいです!師匠引退(まだまだ先でしょうけど)される前にぜひぜひお手引お願いします!!
BCと沢登りは共通の楽しさあります。
どちらも、既成のルートに縛られないということです。
自由なだけに、技術・経験・道具・体力などなど多くのものが必要になります。
今回は私が軽いケガしましたが、沢登りはワンミスで大トラブルになります。
アルパインクライミングの方が安全度高いと思います。
素人を「連れてゆく」ならば沢よりもBCの方が遙かに気楽です。
沢登りは、「連れてゆく」にも結構な覚悟が必要になります。
今は立派な初級者のbowさんには素から沢登りをお教えしましたが、初心者を抜け出すのに約2年。遡行回数で15から20回程度。ご近所でないと難しかったと思います。
先般、ノムさんと簡単な沢へ行きましたが、私が全面的に面倒をみる事は不可能ですので「道具は買うな」と申し伝えております。
多くの事を教えてもらうには山岳会が一番よいと思うのですが、当たり外れも激しいようだし、そもそもあなた嫌でしょうね
個人のためにプロガイドの教室もありますが、やはりどこかで基本は習っておくべきでしょうね。
普段思っている事などを書き連ねてしまいました。
気楽なお返事でなくてすみません。
師匠ありがとうございます!
なるほどそういうことなのですね と拝読しました。
こちらこそ気軽なことを申しまして失礼しました。
それではチビチビと基本を積んで、ある程度たまったところでご相伴できるよう、精進してまいります。その時はぜひともよろしくお願いします!
みなさん、こんにちわ!
白毛門沢のバリルートですか?
明るい沢は良いですね。
素晴らしいスラブのルートですね。
的確なルーファイで、無事に乗り切り、良かったです。
私、ヤル気も技術も無いので、苔むした裏山の薄暗い沢しか行けません。
がんこさん、お尻を強打?大丈夫ですか?
がんこさんでも、そんな事が起きるんですね。
私は、先日の山行で下山時に尻餅ついて、尾てい骨を強打して、今も痛いんです。(初めての経験…)
靴擦れも、ハンパ無いキズだし、もう、ボロボロ状態です。
一応、私も、次回は全く情報の無いバリルートで詰めます。
どうなっちゃうか、全く不明です。
独りで行く予定でしたが、mumさんがご一緒してくれる事になりましたので、多分、大丈夫でしょう。
では、いつも、素敵なレコをありがとう。
PS
下山時は凄い雨でしたね。
あのスラブで雨になったら、もう、ウォータースライダー状態でしたね。
私もお尻痛いです
スリップした時は足が下だったのですが、仰向けで3m位滑ったら反転してしまい頭から釜にドボンです。よく言われるように、頭って重いんですね。
で、滑落時にナメ上の段差でお尻を強打です。
足に力が入らず、尾てい骨骨折したかな?と不安でしたが何とか遡行完了できました。
翌日、仲間のjunbowさんにレントゲンとってもらいましたが打撲ですみました。
靴ズレは、予感がしたら早めにテーピングした方が良いです。
昔と違ってジャンル別に5〜6足の靴を履き替えるので、当たる靴もあります。
どうにもならない場合もありますね。
りんごさんの単独沢行はちょっと心配でしたが、
mumさんが同行してくれれば安心ですね
良い仲間ができて良かったですね〜
私は2〜3週間お山は休みになりますが、レコを楽しみにしています
お尻大丈夫ですか?!
読んでてゾゾゾとしちゃいましたよ!
このレコが多くの沢屋さんの道標になるんでしょうね、かっこい〜☆
この日は私も谷川へ呼ばれて、車にバイク積んで、水上の道の駅からバイクで尾瀬の方へぐるっと回ってきたんですよ♪
汗ベタベタでしたが、虫の知らせか、温泉に入らず さっさと帰ってきて 正解でした〜
すごいですね。トランスポーター使うんですか
やっぱし本格的でしたね
1日バイクに乗ると、首とお尻が痛くなりますね。
滝のヌメリでは簡単に倒れましたが、
バイクにまたがったらもう倒せないgankoです
gankoさん、bowさん、sawadonさんこんばんわ
先日、白毛門を登った時に、たしか右手に大きな細い滝が見えていました。
「沢ヤの人々って、あんなとこも登るんかな・・・いや〜まさかねHAHAHA」
なんて思ってましたが、アレを行かれたんですね・・・
写真44のsawadonさんがかっこよすぎです
タラタラ登る人はさすがに少ないです。
圧倒的多数は右岸にある巻き道(中途半端な登山道)を登ります。
当日はどの滝も濡れていて難しくなっていました。
山も生き物ですね。
さわどん氏とは妙な縁があって付き合っていただいてます。
おもしろい御方です
うちも土日に谷川方面の予定でしたが乾いた岩でないと危ない山行だったので
延期となりました
こちらは濡れていないとはじまらない山行ですね
それにしても素晴らしいスラブにつぐスラブ!
稜線へ続くスラブなんて天国への階段のようです
足の揃ったベテランパーティーならではの素敵な沢登りをレコで堪能させて
いただきました〜ありがとうございます〜
下山は豪雨で怖い思いをされたようでお疲れ様でした。
でも土合の土砂崩れ、巻き込まれずよかったです。
キケンは山中だけでなく、いろんなところに潜んでますね。
うちは冷蔵庫にも
不安な気持ちを払いのける、
気持ちの良いスラブでした
ただ、天国へ行かないように注意しないとねっ
gankoyaさんおはようございます。
bowwowさんお久し振りのおはようございます。
sawadonさんはじめましてのおはようございます。
沢屋を廃業して何十年・・・
今じゃビ−売っている所で夕焼けショ−を楽しいでるおっさんでございます。
イワナ釣って平らな石でピザ生地作って焚き火で焼く・・・
たまにはこんな沢に行ってます
しかし暑いですね・・・現場仕事は年を重ねるにつれ辛いです
tenさん、おはようございます。
中高年水あそびランドへようこそ
汗だくで稜線登る勇気を無くしています。
沢の遡行は涼しくて最高ですが、ヤブ漕ぎと下降はウンザリします。
暑いうちが華の沢ヤです。
猛暑を嫌わないようにしてみましょう
ダイクラ尾根はやっぱり嫌ですよね
楽しみにしてます
テンさん
こんばんは と お久しぶりです。
上越の沢は空が広くて爽やかですよ〜〜
bowは雪山用の安い道具を用意できたので何時(夏も冬も)でもツアーOKですよ
山歩きと一杯を楽しみに行きましょう。
gankoyaさん、こんにちは
大倉沢、お疲れ様でした
ところで私達も、とうとう gankoyaスラブ行って来ましたよ
でもルートが少し左にずれてしまって、ババ岩の下で右にトラバース。
やっと gankoyaスラブに乗ることが出来ました。ちょい失敗
それでも gankoyaスラブは超気持ち良かったです
gankoyaさん、情報ありがとうございました
ところで一つ気になることがあるのですが、私達4人のメンバーは4日の夜、
白毛門Pに車とテントに分かれて就寝中でしたが、8時過ぎにPに帰って来て、
殆ど音もなく去って行かれたパーティは gankoyaさん達ですか?
私は寝ていたらしく気付きませんでしたが、メンバーが言っていたので。
もしそうならとても残念です
初のご対面が出来たのに
またこんな機会があることを願っています
おたふく姉さん、こんにちは!
先ほどは驚きでした
縁があるっていうのは、こうゆう事ではあーりませんか
がんこやスラブはちょっと恥ずかしいのですが、爽快なルートだったでしょ。
楽しまれたのでしたら大喜びです
真っ暗になってから下山して、
「駐車場にはもう僕らの車だけだね」
「いや、明日登る人が居るかもしれないね」
などど話しながら駐車場に到着したのですが、
3台ほどの車両がありましたので静かに帰宅準備していました。
残念です
大声でしゃべっていればuconさんに叱られて、お会いできたかもしれませんね。
実に残念ですが、良縁は先に長し。
お会いできる事を楽しみにしております。
p.s. 先ほど、昨年のゼニイレ沢を拝見しておりました。
やはりgankoyaさん達でしたか
uconさんとikukoさんが気付いたらしいのですが、
「音も無く行ってしまった。gankoyaさん達は凄い」と言っていました。
更に大倉沢の記録を見て、凄い人達だ と絶賛していました
それに比べれば私達年寄りパーティは行ける所も限られていますが、
それでも年に一度位は、上越の空気を吸いに訪れたいです
一度あることは二度ある。また今度ですね
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