千曲川源流から甲武信ヶ岳へ
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,363m
- 下り
- 1,356m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
問題ないです。赤テープの目印もしっかり有りました。 |
写真
感想
東信県境トレッキングの第一回という事で、今回娘と歩いてきました。
前週に毛木平駐車場までは車で下見をしておいたので、今朝は4:30自宅出発、連休2日目の割りには空いていました(海の日は山ではないのかな・・・)。林の中まではまだ日が入ってこない、薄暗い登山道を歩き始め、大山祇神社、慰霊碑を過ぎ、ほとばしる千曲川の脇を進みます。マイナスイオンが沸き立つような川沿いの登山道を歩くうちに滑滝に到着。この頃には林の中に差し込んだ陽光が川面にはねかえって輝いていました。又透明な水の豊かな量にも驚かされます。遡ってこの水が苔や、倒木の間を緩やかに流れるようになる頃、千曲川源流の標柱に到着です。(佐久から来たという家族連れが先客でした)。広場の下へ降りて、流れの中で湧いている水をコップで一杯頂きます。最初の一滴が滴るであろう上流の水源へは立ち入り禁止でした、残念でしたがやっぱりそこは聖域ですね。
水を補給しながらしばらく休憩の後、主脈分岐まで我慢の登り30分、今日始めて尾根に出ました・・・(ここからがご褒美をもらう時間帯ですね)。そのまま先に進んで暫くで、日焼けクリームを縫って準備した後30分で頂上到着です。ちょっとガレバを登った先の開けた所に”日本100名山甲武信ヶ岳”の大きな標識がありました。
遠くは雲で見にくかったですが、蓼科山〜八ヶ岳、国師ヶ岳、朝日岳、金峰山、瑞牆山、御座山、北にはこれから進む三宝山が良く見えました。頂上でオニギリを食べながら今日一の至福の時間を過ごしました。
帰りはここから一旦下ってから登り返して三宝山へ。頂上には埼玉県最高峰の標識あり(ここからの十文字峠ルートは最後まで木の根に絡まれるような道なので、意外にに時間がかかりました)。尻石の巨岩を横目に見ながら又登っていくうちに無造作に放り投げたような巨岩の上に出ました。やれやれと思って先をみるときれいな岩山が在り、それが武信白岩山でした。
頂上付近には標識が見えますが、ここへ向かうつもりが左の巻き道を進んでしまい、振り返ると通行止めのロープが張ってある為登れませんでした・・・残念、真っ直ぐ登れば良かったのかな?
大山から登り返し、十文字小屋への標識を見て、反対側の岩塊の上に出ました。ここは見晴らし最高でしたね、今朝歩いた千曲川源流の谷筋とその先の甲武信ヶ岳、三宝山が、下流域にはレタス畑の白いマルチが良く見えました。
十文字小屋は谷間にひっそりした佇まいで建っていました、石楠花の時期にはきれいでしょうね(但し、下足禁止のトイレには利用しようとしていた娘が引いてしまいました・・・行動中にはなかなか靴は脱げないと思うのですが)
ここからは木の根も邪魔にならず、下りも楽になります。とはいってもまだまだ距離はありますし、暫く行くと九十九折の坂道がずっと下まで続いており油断できず、意外と疲れました。
補給の出来る沢の水場で休憩、この沢は下流で一旦地下に潜り、その先数箇所で地表に現れたり潜ったりを繰り返します。
涸れ沢を渡って進むと、新たに水量の豊かな沢に出、これを何回か木の橋で渡り返すと千曲川の本流に架かる橋を渡り、暫くで源流遊歩道分岐に到着。駐車場についたのは15:30。
山の上で聞いた、下りをせかすような埼玉の雷様も信州では聞こえませんでした。
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