猛暑の甲斐駒ケ岳(黒戸尾根)
- GPS
- 10:56
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 2,501m
- 下り
- 2,500m
コースタイム
- 山行
- 9:37
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 10:59
天候 | 晴れ(ほとんど無風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・鎖、梯子、ロープが多々ありますが整備状況は良いと思います。 ・下山時に5合目小屋跡の先、標高2180m付近で踏み跡に導かれて トラバースして進むとその後、踏み跡が消えました(コースアウト) この迷い箇所は、登山時は影響無しと思います(あくまでも下山時) *踏み跡を強くしたかも知れません、申し訳ありません |
その他周辺情報 | ・尾白川渓谷駐車場(無料):トイレ、自販機有り ・尾白川渓谷駐車場に登山ポスト有り ・甲斐駒ケ岳温泉 尾白の湯 http://www.verga.jp/?page_id=41 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
甲斐駒ケ岳に行ってきました。
昨年の9月に北沢峠から登って以来の2回目でした。
【黒戸尾根】
この尾根道を知ったのは、たぶん7年前。
山岳信仰によって切り開かれた、修験の道。
その標高差は日本屈指。
その頃は、長さ故に訪れる人も少なく、週末でも
数人の登山者を迎える程度であったと、このルートを
登っていた友人から聞いていました。
ところが、今は大人気の尾根ルート。
トレラン、健脚、七丈小屋を使って御来光・・・・・
一度は登ってみたかった、長い長い尾根ルート。
やっと、その機会に恵まれました。
計画:3時30分に登山開始、甲斐駒山頂に9時30分
〜10時頃に立って、滞在30分程として、
15時前には下山。但し、体調次第。
行動:夏の登山、水分補給には気を使いました。
七丈小屋に水場があるものの、3.5Lを持参しました。
3Lをこまめに使用、更に七丈小屋でも水を補給。
下山時、標高2000m以下での暑さ(当日甲府は猛暑日)で
苦しめられましたが、概ね順調な山行でした。
懸念していた足の痙攣も、出だしのスローペースと
水分補給の賜物か、発生無しで行動する事ができました。
【昨年の重太郎新道での失敗が活きました】
【猛暑登山】
梅雨明けして数日は台風の影響もあり、不安定な天候でしたが
本日から梅雨明け10日(1年の内で1番安定した気圧配置の格言)
に突入したと思われます。
猛暑日(最高気温35℃以上)の発生は標高の高い山筋でも
相対的な気温上昇になります。
私が下山中の14時頃、無風の黒戸尾根1000m付近では、
気温30℃前後と推測されます。
ちょうど良かった甲斐駒山頂(20℃以下)、3時間後には
猛暑の中、長い尾根道をひたすら発汗での下山でした。
こんな日は、熱中症に厳重注意です。
教訓:猛暑日にせっかく涼しい高山に登ったなら、
「下山してはいけない!」
余談:尾白川渓谷で川遊びする家族連れが羨ましかった。
自分も川に飛び込みたかったなあ〜
もし次回があったら、甲斐(海)パン穿いて
山に登ろう!
憧れの黒戸尾根経由の甲斐駒ケ岳でした。
その黒戸尾根の至る所で、山岳信仰の重さ、歴史を垣間見る事ができました。
いい山旅ができました。
甲斐駒に登っていたんですね。私は木曽駒。東西の両雄でお互い楽しんでいたとは。木曽駒から甲斐駒はすごくきれいに見えてました。叫んだら聞こえそうな気がしました?こんなことに驚いてますよ。黒戸尾根の大変なことにも驚きです。
sireotokoさん、おはようございます。
えっ!木曽駒にいらっしゃいました?
もちろん、こちらからもバッチリの木曽駒でした。
すみません、目では見ていたのですが、写真 を忘れました。
あっ、これからレコを拝見に伺います。
redsさんでも山頂まで6時間! 標高差2000m越えですもんね!
自分達だと2泊くらいしないと無理かも
でも、機会があったら歩いてみたいです。(その前に北沢峠からかな?)
刃渡り以外も怖いところがありますかね?
teppanさん、こんにちは。
本日、黒戸尾根登山で8〜9割の方は、七丈小屋泊のようでした。
かなりの人数(100人近く?)がそう見えました。
「甲斐駒ヶ岳」名山ですね。見ても登っても良き山です。
危険箇所、恐い箇所、個人差(受け止め方)があって難しいです。
以下私見です。
現状、刃渡りは整備(ポール、鎖)が行き届いていて、危険とは思えません。
写真の通り、尾白川側が岩場むき出しですが、傾斜がゆるく高度感はすくないです。
刃渡り以降(以高)に梯子、ロープ、鎖、岩場(フリー)が沢山あります。
途中で会話した方は、
「こんなに岩場登り?があるなんて驚いた。」と言っておられましたが、
「難しいか?」「難しくないか?」聞かれれば、「難しくない」と言えます。
それは、鎖、梯子、ロープ多々の為。しっかり掴めば、かなり助けられます。
けれど、高度感を感じる場所は多々あります。
どこか忘れましたが、わずかですが、1,2m程のいやらしい所がありました。
下山時ですが、バランス確保にやや難。
これらの箇所で、何かがあれば、命の保証の無い状況になります。
以上私見を書きましたが、こればかりは個人差がありますので。
s4redsさん、こんにちは!
甲斐駒の黒戸尾根を実働約9時間半で日帰りですか
凄い!凄すぎます!
私は、北沢峠からピストンで一杯一杯でした
さすがに今回は同じ山ではなかったですね?
私は、涼を求め、千曲川源流域から甲武信ヶ岳をピストンしました。
やはり涼しかったですよ。(下山時間の午後はやや暑かったかも)
帰り道、毛木平から清里経由で長坂ICに向かう途中、甲斐駒ケ岳のシルエットが見えました。山麓から仰ぐ甲斐駒は実に名状しがたい迫力 を感じました。
深田久弥が日本百名山ではなく、日本十名山を選ぶとしてもこの山 は外さないといわれたそうですが、わかる気がしました。
toshishunさん、こんばんは。
どうもありがとうございます。
暑くて、最後はアップアップでした。
猛暑日、最高気温が出る時間帯に下山するとは計画間違いでした。
今回は異なる山でしたか、千曲源流から甲武信・・・いいですね!
甲斐駒からも、たぶん見えていたと思います。
(すみません、金峰はわかったのですが・・・)
こちら、
秋になったら、奥秩父の山々に出かけてみようと思っています
s4redsさん、こんにちは。
ついに、黒戸尾根制覇ですね。
私も数年前から狙っていましたが、ビビッちゃって先送り。
年齢的にも、そろそろやらないと後がない?
50代後半のおっさんの平均は、どのぐらいで行けるのでしょうね。
s4redsさんの上り6時間切って、下り4時間ちょいは、この年代としては相当早いですよ。
まぁ、過去に空木岳ピストンもされてるので、妥当なところですかね。
私は目標として上り7h、下り5hを考えていますが、
それは途中で失神しなければの話です。
超スロー作戦もありますが、下山で暗くなるのもイヤですしね。
それにしても、日はまだソコソコ長いですが、暑さが強敵になりそうですね。
yamaheroさん、こんばんは。
いつかは、行かなければと心の中にありました。
体力的な向上も限界にきているようで、このチャンスになりました。
今回は計画通りの時間帯で行動できましたが、アップアップの精一杯でした。
初めてのコースでなければ、山頂で3時間くらい時間を潰して、涼しくなってから
元気ハツラツで下山したかったのですが、余裕が無い結果でした。
最高気温発生時間帯、30℃越えの中、モウロウとして下山。
最後は本当に無気力状態でした
当然ながら暑さは大敵でした
yamaheroさんも、そのうちに・・・
レコ、待ってます
本当、お疲れ様でした。
>川遊びする家族連れが羨ましかった。
同感!!!
karlさん、こんばんは。
疲れました、ヘロヘロです。
川遊び、本当に楽しそうでした。
川に飛び込まなかった自分にイエローカード1枚
”甲斐(海)パン穿いて山に登ろう”座布団一枚!
私には、いけないところ!楽しく拝見させて頂いております!
itooさん、おはようございます。
「お〜い!山田君、こっち、こっち」
猛暑が続きそうですが、体調維持で乗り切りましょう
redsさん、こんばんは
梅雨明け10日の猛暑の中、早朝ご出発の素晴らしいタイムマネジメントですね。
青空の下、展望が良さそうで、何よりでした。
私は甲斐駒での晴天には縁がないみたいで、過去2回ともガスの中だったのです。
以前、七丈小屋通過時は、なんだか近寄りがたい雰囲気があったのですが(個人的感想)、今では食事のポスターまであるんですねえ。
3120mさん、おはようございます。
晴天の高山は良かったのですが、極暑 の低山域には 参りました
甲斐駒ケ岳の晴天、私の場合は前回(北沢峠)快晴で、今回と相性がいいようです。
もっとも、晴天を確認?して登ったので当たり前ですが。
黒戸尾根、ここ1年2年でより整備改良されているのでしょうか?
七丈小屋の中には入りませんでしたが、「綺麗な?山小屋だな」と思いました。
(個人の感想です、ここ36年の間、山小屋には泊まったことがないので )
余談ですが、今年こそは山小屋再デビューを画策しています。
さてこのルート、ランナー系の方がそこそこいるのは予想通りでしたが、
普通の登山者が多かったとの印象でした。
北沢峠からの圧倒的な登山者数に比べれば、語る比ではないのですが・・・・。
世は第二次登山ブーム。
今は昔、北沢峠ルート開通でその長さ故に修験者以外には、ほとんど見向きも
されなかった尾根道の変遷でしょうか
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