御池ロッジからシャトルバス20分、沼山峠から入山。霧雨に残雪。先が不安。
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御池ロッジからシャトルバス20分、沼山峠から入山。霧雨に残雪。先が不安。
小さく釣り鐘状のピンク色の花が出現。法面に地面にへばりつくように咲く初見の花。ツツジ科イワナシ。実は甘酸っぱいそう。だから、「ナシ(梨)」かと合点がいく。この後多数出現、癒される。
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小さく釣り鐘状のピンク色の花が出現。法面に地面にへばりつくように咲く初見の花。ツツジ科イワナシ。実は甘酸っぱいそう。だから、「ナシ(梨)」かと合点がいく。この後多数出現、癒される。
大江湿原に降りてくる。雨も上がると、一面にミズバショウが出現。楚々とした姿に昂揚。
サクラも咲き、白とピンクのハーモニー。ミネザクラ、あまり高くない。尾瀬ではサクラの花見は6月らしい。
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大江湿原に降りてくる。雨も上がると、一面にミズバショウが出現。楚々とした姿に昂揚。
サクラも咲き、白とピンクのハーモニー。ミネザクラ、あまり高くない。尾瀬ではサクラの花見は6月らしい。
木道とミズバショウ。花弁ではなく、白い仏炎苞が際立って映る。なぜかしら、二つは似合う。
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木道とミズバショウ。花弁ではなく、白い仏炎苞が際立って映る。なぜかしら、二つは似合う。
雪解けを待って一斉に芽吹く。最初の頃は、
ミズバショウは結構小型。小川沿いに咲き、絵になる構図。
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雪解けを待って一斉に芽吹く。最初の頃は、
ミズバショウは結構小型。小川沿いに咲き、絵になる構図。
枯れた湿原に鮮やか赤紫色の花が。九州でもよくみなれた薄いピンク色のツクシショウジョウバカマに似る。赤紫色が濃い。ただのショウジョウバカマ
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枯れた湿原に鮮やか赤紫色の花が。九州でもよくみなれた薄いピンク色のツクシショウジョウバカマに似る。赤紫色が濃い。ただのショウジョウバカマ
登る予定だった燧ヶ岳、雪が残る。一瞬だけ顔を出してくれた。
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登る予定だった燧ヶ岳、雪が残る。一瞬だけ顔を出してくれた。
よく写真に登場する三本カラマツ。運良く団体さんがきれいに並んで歩いている。これぞシャッターチャンスと急いで撮影。雨具やリュックが目立つ色だといいなと変な要望。その前にいいカメラが必要。青空も欲しい。
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よく写真に登場する三本カラマツ。運良く団体さんがきれいに並んで歩いている。これぞシャッターチャンスと急いで撮影。雨具やリュックが目立つ色だといいなと変な要望。その前にいいカメラが必要。青空も欲しい。
木道そばに黄色いリュウキンカが元気をくれる。ミズバショウとの黄色と白い色のコントラスト、これぞ尾瀬
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木道そばに黄色いリュウキンカが元気をくれる。ミズバショウとの黄色と白い色のコントラスト、これぞ尾瀬
今回の遠征の二つ目のお目当てが、こんなところに、びっくり。シラネアオイ、キンポウゲ科。長蔵小屋のすぐ前。気品のある紫色。
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今回の遠征の二つ目のお目当てが、こんなところに、びっくり。シラネアオイ、キンポウゲ科。長蔵小屋のすぐ前。気品のある紫色。
尾瀬沼ビジターセンター近くの森林の中。3枚の特徴のある輪生の葉に、紫褐色の異様な形の花、エンレイソウ。延齢草と書く。縁起の良い名前だ。
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尾瀬沼ビジターセンター近くの森林の中。3枚の特徴のある輪生の葉に、紫褐色の異様な形の花、エンレイソウ。延齢草と書く。縁起の良い名前だ。
林床にふと目をやると、ササの開花が見える。びっくり、ここでもササの開花が見られた。これまた、珍しいものを発見。近くにクマザサ?の葉はあるが、このササは何?
2016年の背振山のスズタケの開花に始まり、2023年雲仙普賢岳でのウンゼンザサの開花、2023年夏の北海道羊蹄山でのクマイザサ?の開花、2024年4月東京の牧野記念庭園でのクマザサの開花と珍しい現象を追い続けている。おもしろい。
このササの名前が分からず、尾瀬沼ビジターセンターの方に聞きに行くが、毎日観察している職員さんも開花に気づいていなかったということだし、名前も不明とのこと。
60年に一度の開花という珍しい現象を、注目したい。もう見ることはない植物の不思議な生態を。
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林床にふと目をやると、ササの開花が見える。びっくり、ここでもササの開花が見られた。これまた、珍しいものを発見。近くにクマザサ?の葉はあるが、このササは何?
2016年の背振山のスズタケの開花に始まり、2023年雲仙普賢岳でのウンゼンザサの開花、2023年夏の北海道羊蹄山でのクマイザサ?の開花、2024年4月東京の牧野記念庭園でのクマザサの開花と珍しい現象を追い続けている。おもしろい。
このササの名前が分からず、尾瀬沼ビジターセンターの方に聞きに行くが、毎日観察している職員さんも開花に気づいていなかったということだし、名前も不明とのこと。
60年に一度の開花という珍しい現象を、注目したい。もう見ることはない植物の不思議な生態を。
青空が広がりだし、コミヤマカタバミの白い花弁が頭を持ち上げる。3枚のハート型の葉も開きだした。
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青空が広がりだし、コミヤマカタバミの白い花弁が頭を持ち上げる。3枚のハート型の葉も開きだした。
葉の形からユリ科のユキザサかと思うと、葉の裏に隠れている反り返った緑色の花を持つタケシマラン。
昨夏、羊蹄山で見た赤い実のオオバタケシマランは、葉が大きく、花が白く、茎がジグザグに曲がるが、本種は曲がりが少ない。
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葉の形からユリ科のユキザサかと思うと、葉の裏に隠れている反り返った緑色の花を持つタケシマラン。
昨夏、羊蹄山で見た赤い実のオオバタケシマランは、葉が大きく、花が白く、茎がジグザグに曲がるが、本種は曲がりが少ない。
陽光を受けて、紫色が濃い、タテヤマリンドウの花が開く。午前中の曇り空の下では、花弁が閉じた蕾状(開花した花弁の下に見える)
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陽光を受けて、紫色が濃い、タテヤマリンドウの花が開く。午前中の曇り空の下では、花弁が閉じた蕾状(開花した花弁の下に見える)
尾瀬沼の山小屋群から沼尻へ向かう。団体ツアーの方が増える。沼尻近くの湿原に小さい茶色の塊が。よく見ると、食虫植物のモウセンゴケ。夏には見たことがあるが、雪解けまもない頃から出ていることに驚き。湿原の中に棲む代表選手
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尾瀬沼の山小屋群から沼尻へ向かう。団体ツアーの方が増える。沼尻近くの湿原に小さい茶色の塊が。よく見ると、食虫植物のモウセンゴケ。夏には見たことがあるが、雪解けまもない頃から出ていることに驚き。湿原の中に棲む代表選手
山道に入る。ここのコミヤマカタバミは、白色ではなく、ピンク。
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山道に入る。ここのコミヤマカタバミは、白色ではなく、ピンク。
ナツトウダイ?4月の丹沢山でもあったが、結構群生して咲くようだ。
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ナツトウダイ?4月の丹沢山でもあったが、結構群生して咲くようだ。
ニリンソウ
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ニリンソウ
山道の湿ったところに、ネコノメソウらしきものが。何か違う?思わず、団体さんを引率してある尾瀬の登山ガイドの方に訊ねると、すかさず「ツルネコノメソウ」とのこと。さすが速い。
葉は互生
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山道の湿ったところに、ネコノメソウらしきものが。何か違う?思わず、団体さんを引率してある尾瀬の登山ガイドの方に訊ねると、すかさず「ツルネコノメソウ」とのこと。さすが速い。
葉は互生
こちらは普通のネコノメソウ。葉は対生。
ツルネコノメソウの近くなので間違いやすい。
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こちらは普通のネコノメソウ。葉は対生。
ツルネコノメソウの近くなので間違いやすい。
林床に濃い紫色のミヤマスミレ
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林床に濃い紫色のミヤマスミレ
濃い紫色のムラサキヤシオ。これもよく見る。
ブナ林の林床に多いとのこと。オオカメノキの白色とセットでよく現れる。
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濃い紫色のムラサキヤシオ。これもよく見る。
ブナ林の林床に多いとのこと。オオカメノキの白色とセットでよく現れる。
ヒメイチゲ、低木の下に隠れている。晴れの時だけ花弁を広げる。
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ヒメイチゲ、低木の下に隠れている。晴れの時だけ花弁を広げる。
見晴の尾瀬小屋に到着。散歩に。明日歩く尾瀬ヶ原の木道から至仏山を観る。山頂は雲の中
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見晴の尾瀬小屋に到着。散歩に。明日歩く尾瀬ヶ原の木道から至仏山を観る。山頂は雲の中
二日目出発。大雨で写真撮影は中止と決めていたが。
これもお目当ての一つ、ミツガシワ。白いフリル状の花をつけ、夏に群落を作る。めしべが長い長花柱花と短い短花柱花の2種類があるそう
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二日目出発。大雨で写真撮影は中止と決めていたが。
これもお目当ての一つ、ミツガシワ。白いフリル状の花をつけ、夏に群落を作る。めしべが長い長花柱花と短い短花柱花の2種類があるそう
黄色いキンリュウカと白いミズバショウの美しさと霧模様のコンビの素晴らしさをしっかり目に焼けつけて。
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黄色いキンリュウカと白いミズバショウの美しさと霧模様のコンビの素晴らしさをしっかり目に焼けつけて。
木道の脇に、鮮やかな濃いピンク色の小さな花が目を引く。ツツジ科の小低木、ヒメシャクナゲ。小さなおちょこ口風の花弁の形も名前も愛らしい。
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木道の脇に、鮮やかな濃いピンク色の小さな花が目を引く。ツツジ科の小低木、ヒメシャクナゲ。小さなおちょこ口風の花弁の形も名前も愛らしい。
数年前に登った至仏山がやっと顔を出す。絵になる。
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数年前に登った至仏山がやっと顔を出す。絵になる。
夏に白い綿毛を広げるワタスゲも雨に濡れて、縮こまっている。
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夏に白い綿毛を広げるワタスゲも雨に濡れて、縮こまっている。
最後に見納め。ミズバショウとキンリュウカと木道。木道は、尾瀬の自然保護の象徴。尾瀬の自然の素晴らしさを物語る。
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最後に見納め。ミズバショウとキンリュウカと木道。木道は、尾瀬の自然保護の象徴。尾瀬の自然の素晴らしさを物語る。
山の鼻からの急坂を登る。山小屋の主人が言っていたように登山道が滝になっている。その脇にキスミレが。しかも葉がとても大きい。オオバキスミレ。上弁、側弁も大きい。正面から見ると象の耳のように見えるのは私だけ?
尾瀬終了。
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山の鼻からの急坂を登る。山小屋の主人が言っていたように登山道が滝になっている。その脇にキスミレが。しかも葉がとても大きい。オオバキスミレ。上弁、側弁も大きい。正面から見ると象の耳のように見えるのは私だけ?
尾瀬終了。
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