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Yamareco

記録ID: 686198
全員に公開
ハイキング
妙高・戸隠・雨飾

高妻山ー360度大パノラマー

2015年07月26日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 新潟県 長野県
 - 拍手
GPS
06:06
距離
11.8km
登り
1,402m
下り
1,398m

コースタイム

日帰り
山行
5:48
休憩
0:18
合計
6:06
4:29
78
5:47
5:50
41
6:31
6:32
83
7:55
8:09
59
9:08
33
10:35
0
10:35
ゴール地点
天候 晴れ 一時曇り
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
戸隠キャンプ場に宿泊
コース状況/
危険箇所等
一不動避難小屋までは渡渉の繰り返し
前日、横手山頂から高妻・戸隠方面を眺めました。
2015年07月25日 10:33撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/25 10:33
前日、横手山頂から高妻・戸隠方面を眺めました。
夜明けを待って、キャンプ場を出発。
五地蔵山には、前日と同様に雲がかかっていました。
2015年07月26日 04:32撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/26 4:32
夜明けを待って、キャンプ場を出発。
五地蔵山には、前日と同様に雲がかかっていました。
朝早いと動物たちが寝られないのでふれあい牧場への入場禁止との看板があります。ただし、登山者はお通りください。なんと登山客に寛容な。
2015年07月26日 04:35撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/26 4:35
朝早いと動物たちが寝られないのでふれあい牧場への入場禁止との看板があります。ただし、登山者はお通りください。なんと登山客に寛容な。
牛さんたちも朝から草を食んでいます。
2015年07月26日 04:35撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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7/26 4:35
牛さんたちも朝から草を食んでいます。
2つのゲートをこえて、いよいよ登山道へ。
2015年07月26日 04:45撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/26 4:45
2つのゲートをこえて、いよいよ登山道へ。
沢沿いの緩やかな傾斜の中を進みます。
2015年07月26日 05:00撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/26 5:00
沢沿いの緩やかな傾斜の中を進みます。
切り立った稜線が朝日に照らされています。
2015年07月26日 05:09撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/26 5:09
切り立った稜線が朝日に照らされています。
渡渉を何度か繰り返し、登山道を水が流れる中を進みます。一枚岩を滑るように流れる瀧。その横を鎖に頼って登ります。
2015年07月26日 05:21撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
7/26 5:21
渡渉を何度か繰り返し、登山道を水が流れる中を進みます。一枚岩を滑るように流れる瀧。その横を鎖に頼って登ります。
流れ落ちる滝を上から眺めました。
2015年07月26日 05:23撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/26 5:23
流れ落ちる滝を上から眺めました。
帯岩の下の断崖。
2015年07月26日 05:28撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/26 5:28
帯岩の下の断崖。
帯岩の通貨には足場がしっかりとありますので、心配ありません。すぐ後にかかる短い鎖はステップがなく、鎖に頼って登ります。
2015年07月26日 05:29撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/26 5:29
帯岩の通貨には足場がしっかりとありますので、心配ありません。すぐ後にかかる短い鎖はステップがなく、鎖に頼って登ります。
一不動避難小屋。し尿処理の問題があるようです。
2015年07月26日 05:49撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/26 5:49
一不動避難小屋。し尿処理の問題があるようです。
2015年07月26日 05:51撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/26 5:51
2015年07月26日 05:51撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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飯綱山。独特のシルエットですね。
2015年07月26日 05:58撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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7/26 5:58
飯綱山。独特のシルエットですね。
ひとまず目指す五地蔵山が見えてきました。
2015年07月26日 05:58撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/26 5:58
ひとまず目指す五地蔵山が見えてきました。
オオバギボウシの咲く稜線。ただし右側は切れています。
2015年07月26日 06:00撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/26 6:00
オオバギボウシの咲く稜線。ただし右側は切れています。
稜線左手の木立の中から高妻山が見えてきました。 
2015年07月26日 06:01撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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7/26 6:01
稜線左手の木立の中から高妻山が見えてきました。 
2015年07月26日 06:02撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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2015年07月26日 06:05撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/26 6:05
五地蔵山の祠。
2015年07月26日 06:30撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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五地蔵山の祠。
右手に入ると五地蔵山山頂。
2015年07月26日 06:31撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/26 6:31
右手に入ると五地蔵山山頂。
妙高山が見えます。
2015年07月26日 06:31撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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妙高山が見えます。
五地蔵山からのパノラマ。左から妙高山、黒姫山、飯綱山。
2015年07月26日 06:32撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/26 6:32
五地蔵山からのパノラマ。左から妙高山、黒姫山、飯綱山。
六弥勒。
2015年07月26日 06:34撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/26 6:34
六弥勒。
六弥勒から下る稜線で、高妻山がはっきりと見えてきます。
2015年07月26日 06:34撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/26 6:34
六弥勒から下る稜線で、高妻山がはっきりと見えてきます。
妙高山と黒姫山。
2015年07月26日 06:42撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/26 6:42
妙高山と黒姫山。
アップダウンを繰り返した、八観音の祠。
2015年07月26日 06:58撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/26 6:58
アップダウンを繰り返した、八観音の祠。
九勢至は登山道のど真ん中にあり、いよいよ山頂手前の急登に向かいます。
2015年07月26日 07:07撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/26 7:07
九勢至は登山道のど真ん中にあり、いよいよ山頂手前の急登に向かいます。
写真ではなだらかにも見えますが、ロープもかかる急登が続きます。おまけに背中から夏の太陽を受けて、消耗が進みます。
2015年07月26日 07:16撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/26 7:16
写真ではなだらかにも見えますが、ロープもかかる急登が続きます。おまけに背中から夏の太陽を受けて、消耗が進みます。
急登をこなし、稜線を進むと岩場が…。十阿弥陀に到着。あと山頂までもう一息。
2015年07月26日 07:51撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/26 7:51
急登をこなし、稜線を進むと岩場が…。十阿弥陀に到着。あと山頂までもう一息。
後立山連峰を背にした山頂碑。右手の岩に上ると、奇跡の360度パノラマが広がっていました。
2015年07月26日 07:56撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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7/26 7:56
後立山連峰を背にした山頂碑。右手の岩に上ると、奇跡の360度パノラマが広がっていました。
左奥には雨飾山。火打、妙高、黒姫、飯綱。奥には志賀、白根、浅間。富士山、八ヶ岳、中央アルプス、北アルプス。ありえない絶景でした。
2015年07月26日 08:01撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/26 8:01
左奥には雨飾山。火打、妙高、黒姫、飯綱。奥には志賀、白根、浅間。富士山、八ヶ岳、中央アルプス、北アルプス。ありえない絶景でした。
白馬の大雪渓から白馬三山、乗鞍。雨飾山、焼岳、火打、妙高山。
2015年07月26日 08:02撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/26 8:02
白馬の大雪渓から白馬三山、乗鞍。雨飾山、焼岳、火打、妙高山。
唐松、白馬三山(白馬鑓、杓子、白馬)、乗鞍。
2015年07月26日 08:03撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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7/26 8:03
唐松、白馬三山(白馬鑓、杓子、白馬)、乗鞍。
鹿島槍、五竜の向こうには、立山連峰。
2015年07月26日 08:03撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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7/26 8:03
鹿島槍、五竜の向こうには、立山連峰。
槍ヶ岳から穂高連峰。
2015年07月26日 08:03撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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槍ヶ岳から穂高連峰。
中央に富士山。右に八ヶ岳。
2015年07月26日 08:03撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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7/26 8:03
中央に富士山。右に八ヶ岳。
火打山山頂からの高妻山(翌日撮影)。
2015年07月27日 10:44撮影 by  iPhone 4S, Apple
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7/27 10:44
火打山山頂からの高妻山(翌日撮影)。
火打山からの高妻山(翌日撮影)。
2015年07月27日 10:10撮影 by  iPhone 4S, Apple
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7/27 10:10
火打山からの高妻山(翌日撮影)。
下山中の稜線から飯綱山。
2015年07月26日 09:19撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/26 9:19
下山中の稜線から飯綱山。
手前には戸隠牧場。
2015年07月26日 09:19撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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手前には戸隠牧場。
一不動まで下りてきました。
2015年07月26日 09:41撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/26 9:41
一不動まで下りてきました。
ここからは90分で下れます。
2015年07月26日 09:41撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/26 9:41
ここからは90分で下れます。
暑さと水分補給の失敗で、フラフラになりながら牧場に。
2015年07月26日 10:24撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/26 10:24
暑さと水分補給の失敗で、フラフラになりながら牧場に。
ようやくふれあい牧場の受付に。ここに登山届を出す場所があります。
2015年07月26日 10:35撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/26 10:35
ようやくふれあい牧場の受付に。ここに登山届を出す場所があります。
2015年07月27日 10:42撮影 by  iPhone 4S, Apple
7/27 10:42

感想

「7月26日、27日で火打山、妙高山に登りません?」
妹と母親(82歳)からのお誘いを受け、
夏休みを兼ねて戸隠キャンプ場に泊まりました。

もちろん、妙高の前に百名山の一つ高妻山に登るためです。
母親も高妻山を希望していましたが、さすがに道中ハードなこともあり断念。長男を連れて行くはずでしたが、体調不良で高妻山は自重し、僕一人の単独行となりました。

翌日に妙高登山を控えており、さらには週半ばから北アルプス縦走を予定していましたので、ここは足をためて軽く登るはずでしたが…。

***********************

キャンプ場のバンガローを出発したのはちょうど4:30。夜明けは近く、ヘッドランプは不要でした。前日下見をした登山道入り口には、動物休眠中のため立ち入り禁止と掲示があり、ゲートが閉まっていました。ただし、登山の方は左手通路からお入りくださいと。

10分余りで牧場を抜け、沢沿いのなだらかな樹林帯を登っていきます。
途中からは渡渉を何度も繰り返し、挙句の果ては、水流の中を登っていくことに。
途中一枚岩の滝のすぐ横を鎖でのぼり、大きな一枚岩「帯岩」を鎖でトラバースなど、変化に富んだコースです。
ただし、水がなくなると途端に夏の暑さと、急傾斜に、消耗が始まります。這う這うの体で稜線にたどり着くと、先行者が一不動避難小屋で休憩中。上半身裸で休んでいたので、何となく近寄りづらく、小休止で先を急ぐことに。

とたんに急な登り。これをこなすと、稜線を歩くことになりますが、アップダウンを繰り返し、ふもとから見える五地蔵山を目指します。左手の木立に中から高妻山が見えるようになり、その稜線の山々も見えるようになってきます。

五地蔵山からは妙高、黒姫、飯綱山がきれいに見えました。ここで稜線は左に直角に折れて、高妻山を正面に見て進みます。翌日火打山から撮影した写真を見ればよくわかりますが、3峰ほどアップダウンを繰り返し、山頂直前の急斜面に取りつきます。
ここが、予想以上にきつい。朝8時前とはいえ、太陽が背中から照り付け、いつもは休息をほとんど取らない僕ですが、給水を兼ねて15分間に3回も立ち止まりました。翌日に備えて、足をためる作戦も、ここでパー。必死で斜面に食らいつくこと25分、ようやく山頂かと思ったら、登山道は右方向へ。つらい。
ただし、左手には白馬三山を中心に北アルプスの大パノラマが広がっていて、勇気づけてくれました。

早い時間だったので、山頂独り占めかとほくそえんでいましたが、山頂手前から見ると先行者が二人。残念。と思ったのもつかの間、その方たちは僕が山頂にたどり着く前に下山開始。若い男性2名でしたが、朝3時に出発されたとのこと。やはり山頂手前がきつかったとのことでしたが、絶景を堪能されたようでした。

***********************

かくして、山頂独り占めをかなえた僕でした。
山頂碑のすぐ右側にある平らな岩に上ると、本当に360度の大パノラマ。明日登る妙高・火打、黒姫、飯綱、白根、富士山、八ヶ岳、穂高連峰、立山、後立山連峰…。
今週末には登っているであろう槍ヶ岳まで、はっきりと見てとれました。

ただ、すぐに後続の方が登ってこられて、独占は終了。

こうなれば、キャンプ場チェックアウトの10:00に間に合うように下山開始です。

下山の途中ではひどく暑く感じられ、一不動下の水場で給水し、濡らしたタオルで頭を冷やすも、すぐに熱感に襲われる始末。幸い渡渉箇所も多く、その都度沢の水で頭や体を冷やしながら、下山しました。原因は水分補給が遅れ、脱水になっていたようです。のどの渇きを感じなかったので、タイム優先で登っていましたが、結果としてプチ熱中症となっていたようです。

本年初の暑い太陽の下での登山でした。もっともと、ハードなコースとガイドブックにも書いてあるようなコースですが、異常なまでの消耗はコースのせいだけではないでしょう。



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無雪期ピークハント/縦走 妙高・戸隠・雨飾 [日帰り]
戸隠山・高妻山・乙妻山縦走
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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