種山ヶ原(物見山)(イーハトーブを巡る旅4)と中尊寺

2024年06月01日(土) [日帰り]

• GPS: 03:50
• 距離: 7.4km
• 登り: 283m
• 下り: 283m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:17
• 休憩: 0:34
• 合計: 3:51

距離 7.4km 登り 283m 下り 283m

5:01 スタート地点
6:19 6:20 物見山レーダ雨雪量観測所
6:24 6:37 物見山
6:38 6:53 モナドノックス
7:32 7:37 種山高原星座の森
8:52 ゴール地点

天候

晴れ！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

車を遊林ランド種山(休館中)の駐車場に。
レーダードームの下にも駐車場あり。

コース状況／危険箇所等

一般登山道から遊歩道レベル、舗装路もあり。
谷沿いの道は渡渉があったり整備控えめなところも。

その他周辺情報

中尊寺と毛越寺
それぞれ有料駐車場あり。
中尊寺金色堂の拝観は1000円(中尊寺自体は無料)、毛越寺拝観は700円。
毛越寺と中尊寺を周回できるトレッキングコースあり。

花巻温泉
日帰り温泉はホテル紅葉館、ホテル花巻、ホテル千秋閣の三件。いずれも千円。
バラ園との共通駐車場(無料)や車中泊専用駐車場あり(こちらは有料)

釜淵の滝
グーグルマップにはホテル紅葉館そばに滝用の駐車場記載あり。遊歩道を数百メートル歩く。遊歩道はホテル佳松館のそばに出てくる

写真

6/1 4:03

道の駅種山ヶ原。昨晩の滝のような雨がうるさくてロクに寝れなかった😰
ガスが取れるかな？

6/1 5:00

登山口

6/1 5:09

ヤマボウシや

6/1 5:11

サワフタギも水を含んでキラキラ

6/1 5:18

東北自然歩道のコースをゆっくり登る。ちょっと整備されすぎかなあ

6/1 5:31

ムラサキサギゴケの白花品種、(シロバナ)サギゴケ。

6/1 5:39

林内に朝日が差し込む。ようやく太陽を感じる登山ができた😊

6/1 6:02

ズダヤクシュのかわいい花🌸
中国地方には分布してないので新鮮です。

6/1 6:13

森を抜け、高原に出てきました。3日目にしてようやく快晴

6/1 6:16

アズマギク

6/1 6:20

物見山レーダードーム

6/1 6:22

山頂付近にはレンゲツツジが咲き誇る

6/1 6:35

物見山(種山ヶ原)登頂！

6/1 6:23

雲海の隙間に街並みが見える。絶景です

6/1 6:26

遠くに雪をいただくのは栗駒でしょうか？

6/1 6:31

カッコウが最高のソングポストで高原感を演出してくれる。30mくらいまでは近づかせてくれる

6/1 6:39

アズマギクもご機嫌

6/1 6:43

そしてお目当てのモナドノックス(残丘)。山頂から少し南に

6/1 6:45

写真の角度を変えようとしたらカッコウが戻ってきた。喉の羽が少し落ちてます。『セロ弾きのゴーシュ』では「ぼくらならどんな意気地ないやつでものどから血が出るまでは叫ぶんですよ」とゴーシュに諭しています

6/1 6:52

モナドノックス、角度を変えて😅

6/1 6:56

ホオアカのようだけどなんか違うさえずりの主は、アオジでした。中国地方では冬鳥なのでさえずりを聴くことが無いんです。

6/1 7:00

ここではキレンゲツツジも混じってます。(多分)自生のものは初めて見ました

6/1 7:07

ホオジロも他の鳥に負けじと歌う

6/1 7:11

種山ヶ原は馬の放牧地でした。『風の又三郎』では柵の外に馬を逃してしまってみんなで追いかけたりしてました

6/1 7:13

おお、シメまで😳
本州の繁殖地は局地的と言われてます。標高1000m未満のここで見られるとは驚き！

6/1 7:18

ウスバシロチョウ、まだ羽化してそれほど経ってないみたい。シロチョウとついてますがアゲハチョウ科です

6/1 7:25

ここにもウラジロヨウラク

6/1 7:32

種山高原、山開きは明日ですが、もうオートキャンプを楽しんでる方たちがいました

6/1 7:33

風の又三郎銅像

6/1 7:53

6/1 8:01

クヌギタケの仲間

6/1 8:06

何スミレ？葉に特徴がありますね

6/1 8:10

水辺の広場まで降りてくると、クリンソウの群落！
見頃は過ぎてるものの、感動です😊

6/1 8:11

いいルートを選択しました

6/1 8:13

ニホンカワトンボ連結。東北にはアサヒナカワトンボが分布してないので楽ですわ😁

6/1 8:16

ここにもズダヤクシュ。もう結実が始まってます

6/1 8:23

コケイラン

6/1 8:28

渡渉もあります

6/1 8:33

谷沿いのルートの方が雰囲気いいですね。メマトイ出るようになったら大変でしょうけど

6/1 8:40

ギンランかな、ササバギンランかな？

6/1 8:56

ゲザーン！
ここで、ストック置き忘れに気づく。又三郎銅像とか探し回って、結局山頂にありました😅

6/1 11:23

ところ変わって、世界遺産毛越寺まで南下してきました。岩手に来て中尊寺外すわけにはいかんでしょ

6/1 11:21

芭蕉の句碑。広く囲まれてて読めん😡
奥州藤原氏の繁栄と没落を「夏草や兵どもが夢の跡」と詠んだ地です

6/1 11:24

広大な寺領のそこかしこに残る礎石から往時の姿を想像するほかありません。ARアプリとかあればいいのかと思いますが、やはり夢の跡は夏草の陰にしまっておくのがいいですね

6/1 11:28

こ、これはホンサナエ(東日本型)じゃないですかー😳
河川中流域のトンボなので素人にはなかなか見つけられん上にかなり数を減らしてます。

さすが世界遺産だ。駐車場と拝観料計1000円ですがお釣りが来た😎

6/1 11:43

いやーいいとこですね😁(現金)

6/1 12:26

そして、お近くの中尊寺。ほんとは毛越寺と周回できるトレッキングコースを歩くつもりでしたが想像以上に疲れが溜まってるので車で。

6/1 12:30

雰囲気いい坂を登る。みなさま苦戦しております😁

6/1 12:35

弁慶堂。中尊寺に到達するまでにかなりの数の堂宇とお守り屋が続きますが、特にここは人気

6/1 12:37

弁慶堂からは眺望もいい

6/1 12:42

中尊寺。わりと新しい。ここまでは無料(駐車場代のみ)で来れます。親切😊

6/1 12:45

薬師堂。眼病に霊験あらたかだそうなのでお守りをいただきました。鳥見も花見も目が命

6/1 13:03

金色堂関連は当然ですがほぼ全て撮影禁止。
奥州藤原氏四代の繁栄がギュッと詰まったお堂でした

6/1 13:05

超読みにくいですが、賢治の詩碑。彼も(修学旅行で)中尊寺を訪れて『中尊寺』をのこしています。

6/1 13:12

金色堂の旧覆い堂。金色堂創建から50年くらい経ってから覆い堂が作られました。これは室町時代のもの。この中にあった金色堂を昭和の大改修で今のコンクリ覆い堂に移したそうです。

6/1 13:23

お土産屋の看板猫。いいお寺でした。

6/1 14:09

花巻に移動する前に前沢SAで前沢牛すき焼き丼🐃
本物のステーキは目の玉が飛び出るのでこれで我慢

6/1 16:57

花巻市に移動して、イーハトーブの風景地指定の釜淵の滝鑑賞。

6/1 17:00

上から見ると確かに釜があります😁
『台川』という作品がのこされてます

6/1 17:03

遊歩道いい雰囲気ですが、なかなか高低差。お風呂入る前で良かった😅　この後すぐ隣の花巻温泉(ホテル花巻)で汗を流します。

6/1 18:45

明日登る南昌山。えぐい山容だ😅

撮影機器：

NIKON D500 NIKON CORPORATION

DC-FZ85 Panasonic

iPhone 14 Pro Apple

感想

もみじ🐤@momijiosamu

イーハトーブを巡る旅、4日目は賢治が愛した残丘の中でもとりわけお気に入りだったと思われる種山ヶ原(物見山)。風の又三郎の舞台となり、銀河鉄道の夜のインスピレーションを与え、多くの詩にも登場した、まさに聖地。

山頂や残丘からの眺望は最高！　昔から牧草地だったので賢治も同じ風景を満喫したことと思います。
鳥もたくさん。カッコウは杜鵑4種の中で唯一サービス精神旺盛ですし、まさかのシメまで。
花もズダヤクシュにクリンソウなど今までの山とはまた一味違う。

ストックを山頂に置き忘れてしまいましたが、星座の森のスタッフの皆様には親身に相談に乗ってくださり感謝です🙇🏻
いつか泊まりに来たいです。

午後から天気が不安定なので世界遺産中尊寺で藤原氏の栄華をしのぶ。
ホンサナエが見れたので拝観料も安いもんです😁

最後に明日の南昌山のために花巻へ戻り、ちょっとリッチに花巻温泉。