由布岳~鶴見岳(由布岳登山口 周回)
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- GPS
- 06:58
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 1,766m
- 下り
- 1,765m
コースタイム
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 6:53
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
由布岳(西峰) お鉢 東口登山口 鎖場あり |
写真
感想
久々の九州は、ミヤマキリシマを求めて由布岳&鶴見岳へ。
先週のトラブルの影響は未だ残っているが、幸いにして右足首の捻挫は軽度。ロキソニンテープとサポーターを付けてハイカットブーツで固定
虫刺されようやく枯れてきた感じなので大丈夫。
由布岳登山口
4時50分、登山を開始。辺りはまだ暗いが、徐々に白んできている。登山口からみる景色は飯盛ヶ城や由布岳がきれいに見える。
飯盛ヶ城や由布岳裾野に広がる草原は、ススキだろう。3月に野焼きが行われるらしく、鬱蒼とすることなく、涼しい風に足下をくすぐる程度。今が良い季節のようだ。
久住などもそうだがこの一帯の火山性土壌に広がる植生は独特でとても美しい。
飯盛ヶ城へ
緩やかな草原を登り、森の中へと入っていく。
森に入る手前で急に暖かな風が吹いてきた。火山性の熱を帯びているのか、朝の光で温められた空気なのか、はたまた温泉の湯気か^ ^
由布岳は釣鐘型火山と言われているが、裾野は緩やかだ。(山頂近くの急登が心配、、、)登山道は火山性の土壌たからか、水はけの良さを感じる。
草原にはちらほらとニホンジカが見え、こちらの様子を伺っているようだ。
合野越の分岐から飯盛ヶ城へ向かう。緑の小高い丘は見晴らしが良く、霧に包まれた湯布院が美しい。もうしばらくすると朝焼けに包まれ、いっそう美しく輝くのだろう。
そして、由布岳と遠くに鶴見岳。二山は朝焼けを浴びている。角度的に影になるのがちと残念。
由布岳東峰へ
合野越に戻り、由布岳を目指す。次第に登山道が急になってきた。1300m付近からだろうか、ミヤマキリシマが増えてきた。お鉢のミヤマキリシマへの期待が膨らむ。東峰西峰を分岐するマタエに到着。いよいよお鉢。西峰の北方にミヤマキリシマが拡がっている。美しい‼️
まずは東峰へ。東峰への登りは急ではあるが、しっかりと足場を確認しながら残れば問題ない。東峰から由布岳西峰を眺める。マタエから登る切り立った岩と山頂部の嫋やかな稜線。このあと向かう西峰が楽しみだ。お鉢の印象は、地図で見ていた姿とはずいぶん違う。大きく落ち窪んだ北縁と東側の岩場。これは難儀しそうだ。
由布岳西峰へ
東峰からマタエに下り、西峰を目指す。西峰はクサリ場が続く難路である。ヘルメットの着用が望ましい。難しくはないがアドベンチャー感が楽しい。クサリ場を抜け、ミヤマキリシマに囲まれた山頂までのアプローチをゆっくり進む。西峰山頂も素晴らしい景色だ。先程までいた東峰、これから目指す鶴見岳、遠くの久住連山を眺める。南方に見えるのは祖母・傾山系か。
お鉢巡り
西峰山頂後にし、ミヤマキリシマ群生地へダイブ^ ^
ここが最も密度が濃いな。
ミヤマキリシマを堪能し、お鉢を巡る。ただ、北側は大きく落ち窪んでいるので、お鉢を廻っているというかお鉢の底に向かって歩いている感じだ。
そして、そこからお鉢東側の岩場へ登り返す。
この辺りも西峰のクサリ場と同様に慎重に歩く必要がある。
下山し鶴見岳へ
東口登山口に下る分岐に入る。こちらの下りもクサリ場、ロープ場が続く。由布岳はそう簡単な山ではないということだ。
ロープ場を抜けるとたおやかな自然林が広がる。日向岳に立ち寄りつつ、心地よい森林浴を思いっきり満喫する。
鶴見岳へ
東口登山口に着くと今度は鶴見岳だ。休むことなくそのまま鶴見岳に向かう。序盤は工事用整備林道が続くため、興が削がれる感もあるが、砂防ダム横から山道になる。ここは黙々とただひたすらに鶴見岳を目指して登っていく。
馬の背に上がると鶴見岳が眼前に捉えられる。馬の背からはミヤマキリシマを眺めながら、緩やかな稜線歩きである。
鶴見岳山頂からは国東半島、別府湾が望め、大変素晴らしい景色だ。
ロープウェーから登ってくる観光客も数名いるが、さほど人は多くない。
鶴見岳山頂で昼食を取った後、再び下山し、南平台を目指す。予定より時間が早いので、南平台でゆっくりと由布岳、鶴見岳を眺める^ ^
ここにベンチと木陰があったら最高なのだが^ ^
由布岳登山口へ戻る
鶴見岳下山後は舗装路歩きも交えつつ山歩き、草原歩き。気持ちが良い。
思いのほか早く下山できたのは、裾野が緩やかで起伏が少なかったからだろうか。
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