針ノ木岳
- GPS
- 08:30
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,587m
- 下り
- 1,589m
コースタイム
- 山行
- 7:52
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 8:28
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
赤沢の雪渓はだいぶ割れてきているので、渡る時は注意が必要! |
その他周辺情報 | 葛温泉 温宿かじか 850円 泉質の良い温泉でした |
写真
感想
いつか行きたいと思ってた針ノ木雪渓。
土曜日天気が良さそうだったので急遽計画。
道の駅で前泊して、扇沢無料駐車場に5時前に到着。ガラガラ。装備を整えて出発。
樹林帯では朝露で透き通ったサンカヨウやキヌガサソウも見れて良かった。
途中渡る赤沢の雪渓はだいぶ割れてきており、そろそろ注意が必要。
大沢小屋を過ぎてちょっと行くと雪渓に降りるポイント。いよいよ雪渓の入口に到着。ちょっと登ったところでアイゼン装着。
噂の雪の壁はだいぶ高さが下がったのか、中央部をアイゼンのみで簡単に登れる。
その後は延々と雪渓を歩く。積雪期と違って、残雪期の雪渓は茶色く汚れてるし、落石リスクも高いので、これまであまり雪渓には興味なかったけど、なぜか針ノ木雪渓だけは歩きたいと思ってた。
2月、3月の雪質の方が好きだけど、これはこれでありか。のどのあたりまでは黙々と快調に歩みを進めるが、マヤクボ沢に入り、高度が上がるにつれ斜度も上がるため、徐々にペースダウン。しんどい。
2,300mあたりでストックからピッケルに換装。雪の表面は弛んでるけど、ところどころ氷結してて硬い。
追い抜いていった方が小スバリ岳へ直登していかれたが、ここからさらに斜度が上がるため、マヤクボノコルと同じ高さまで上がったところから水平トラバース。もっと下の方から斜上した方がオススメです。
マヤクボノコルにあがると、立山連峰と剱岳、黒部湖の絶景。素晴らしい。疲れも吹き飛ぶところだけど、思ってた以上に体力消耗、脚も削られました。雪渓登りを舐めてた。反省。
ちょっと日和気味だったけど、当初予定通りスバリ岳へ行くことを決断。
結果、来て良かった。山頂は貸切。贅沢は贅沢だけど、誰もいないので写真も撮ってもらえない。ちょっと残念。
それでも、1人のんびりと絶景を堪能。薬師岳から五色ヶ原、立山、剱岳と、スバリ岳から北に続く針ノ木サーキット、爺ヶ岳から白馬三山に続く後立の山々。素晴らしい稜線が続く。サイコー。
そこからコルに戻ると何人か登山者がいらっしゃったので、写真を撮っていただく。この日最初で最後の記念撮影。ありがとうございます😊
そこから針ノ木岳への登り。ガレザレ。雪解け直後はしょうがないけど、ところどころザレザレで結構悪い。落石注意。
で、針ノ木岳山頂に到着。ここもやっぱり貸切。針ノ木山頂からは槍穂高まで見渡せる。何より蓮華岳の威容が素晴らしい。でっかい。
そこから夏道をしばらく降って、再び雪に乗ってトラバース。そこそこの斜度でのトラバースで雪面緩んでるので注意は必要だけど、落ちても止まりそうなくらいに緩い。
このまま降っても良さそうなくらいだけど、せっかくなので予定通り針ノ木峠まで行くことにしてトラバース続行。結構長い。
で、ようやく針ノ木小屋に到着。ここから見上げる蓮華岳がやっぱりデカい。
余力があれば登る予定だったけど、雪渓登りで想定以上に削られたので、今回は断念。でも、いつか必ず登りたい。かっこよさに惚れました。
そこからはあっという間の雪渓下山。スキーで降りたら気持ちよさそう。それでもやっぱりなかなかに長かった。
針ノ木岳からの絶景を見たくて計画したけど、ホントに来て良かった。想定を超える素晴らしい景色。ホントに良い景色、良いお山でした。
次は蓮華岳、針ノ木サーキットに行きたい。
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