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Yamareco

記録ID: 6872983
全員に公開
沢登り
霊仙・伊吹・藤原

瀬川谷とその左岸尾根と林道

2024年06月01日(土) [日帰り]
 - 拍手
78podory その他2人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
09:46
距離
11.6km
登り
641m
下り
642m
歩くペース
ゆっくり
1.92.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:47
休憩
0:00
合計
9:47
距離 11.6km 登り 641m 下り 642m
5:41
2
スタート地点
5:42
5:42
556
14:58
14:58
28
15:26
15:27
1
15:28
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
T字尾根登山口兼瀬川谷入渓口の駐車スペース
駐車場てはなくあくまで路肩
コース状況/
危険箇所等
【瀬川谷】
出合いから水量は多くなく川幅は狭く水深も浅いが稜線近くまで水量はそれなりにある
泳がないと通れない箇所はない
それなりに川原もあり大半は水に足をつけずに川原歩きも出来る
ロープは不要だけど落差が大きい高巻き必須の滝は2箇所
2箇所目は高巻きのトラバースが細い急斜面で木も少ない
それなりに深い谷で木々も生い茂ってるので日差しは届きにくい

【瀬川谷左岸尾根】
⚠️下り視点だと一歩通った尾根ではなく何度か分岐するので道迷いに要注意

⚠️何ヶ所かで背丈を超える激ヤブがある

激坂は林道の直上のみで歩きやすい傾斜
林道と御池川の間は地形図の等高線的に激坂が予想されたため安牌をとって林道を歩いてスタート地点へ戻った

⚠️その林道の直上がほぼ崖で今回のルート取りはかなり難航し、ベストなルートではない

⚠️サンヤリ側の林道は大きな問題はない(落石は多数あり)が御池林道は大規模な崩落(1人分の幅が残るのみ)が1ヶ所、中規模の崩落(幅2m位は残ってる)が1ヶ所あり
共に徒歩での通行は可能だが残された部分が崩落しない保証はない
その他周辺情報 【道の駅 奥永源寺渓流の郷】
飲食店、売店、自販機、トイレあり
瀬川谷出合
いきなり御池川の渡渉から始まる
すぐに小さな滝あり
2024年06月01日 05:49撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 5:49
瀬川谷出合
いきなり御池川の渡渉から始まる
すぐに小さな滝あり
川幅は狭く水深も浅く水量も多量ではないので流れの中をジャブジャブ遡上する感じではない
2024年06月01日 06:09撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 6:09
川幅は狭く水深も浅く水量も多量ではないので流れの中をジャブジャブ遡上する感じではない
炭焼き窯跡が上流まで多数点在すること
2024年06月01日 06:14撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 6:14
炭焼き窯跡が上流まで多数点在すること
2024年06月01日 07:10撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 7:10
釜はいくつもあるけど小さく水深も浅いので泳ぐほどではない
2024年06月01日 07:49撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 7:49
釜はいくつもあるけど小さく水深も浅いので泳ぐほどではない
2024年06月01日 08:01撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 8:01
2024年06月01日 08:05撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 8:05
ミルフィーユ状の地層が現れた
2024年06月01日 08:06撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 8:06
ミルフィーユ状の地層が現れた
ゴルジュ
短い
足をつけたくないなら右岸に上がればいい
2024年06月01日 08:17撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 8:17
ゴルジュ
短い
足をつけたくないなら右岸に上がればいい
右岸にロープあったが劣化が激しい
2024年06月01日 08:18撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 8:18
右岸にロープあったが劣化が激しい
2024年06月01日 08:20撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 8:20
谷の上を通る林道から落ちてきたと思われる側溝の縁取りらしき金属
2024年06月01日 08:33撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 8:33
谷の上を通る林道から落ちてきたと思われる側溝の縁取りらしき金属
2024年06月01日 08:35撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 8:35
6〜7mの滝
左岸から高巻き
2024年06月01日 08:38撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 8:38
6〜7mの滝
左岸から高巻き
高巻き中に見えた二つ目の滝
そのままこの滝も高巻いて二つ目の滝の頭に降りる
2024年06月01日 08:42撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 8:42
高巻き中に見えた二つ目の滝
そのままこの滝も高巻いて二つ目の滝の頭に降りる
高巻き中にも炭焼き窯跡
2024年06月01日 08:44撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 8:44
高巻き中にも炭焼き窯跡
2024年06月01日 08:52撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 8:52
鉱山でもあったのか?
2024年06月01日 08:59撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 8:59
鉱山でもあったのか?
タニウツギ
2024年06月01日 09:24撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 9:24
タニウツギ
2024年06月01日 09:30撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 9:30
2024年06月01日 09:53撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 9:53
チャルメルソウ
2024年06月01日 09:54撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 9:54
チャルメルソウ
本流は右で、左の支谷へ進むとサンヤリ直下へ行ける
2024年06月01日 09:54撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 9:54
本流は右で、左の支谷へ進むとサンヤリ直下へ行ける
2024年06月01日 09:55撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 9:55
2024年06月01日 09:59撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 9:59
2ヶ所目の高巻きの滝
滝のすぐそばをロッククライミング的によじ登れるがリスク高い
高巻きも滑りやすい急斜面から細いトラバースで安全とは言い難い
1番の難所
2024年06月01日 10:04撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 10:04
2ヶ所目の高巻きの滝
滝のすぐそばをロッククライミング的によじ登れるがリスク高い
高巻きも滑りやすい急斜面から細いトラバースで安全とは言い難い
1番の難所
石積み
炭焼き窯にしてはどこか不自然
2024年06月01日 10:15撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 10:15
石積み
炭焼き窯にしてはどこか不自然
2024年06月01日 10:30撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 10:30
この辺りから傾斜がかなり穏やかになる
2024年06月01日 10:41撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 10:41
この辺りから傾斜がかなり穏やかになる
滑床
2024年06月01日 10:42撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 10:42
滑床
2024年06月01日 10:46撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 10:46
2024年06月01日 11:02撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 11:02
2024年06月01日 11:49撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 11:49
2024年06月01日 11:52撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 11:52
2024年06月01日 12:00撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 12:00
瀬川谷源頭部
稜線の直近まで水がある
このすぐ先で稜線に到達する
2024年06月01日 12:25撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 12:25
瀬川谷源頭部
稜線の直近まで水がある
このすぐ先で稜線に到達する
帰路の左岸尾根
2024年06月01日 12:48撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 12:48
帰路の左岸尾根
一部で激ヤブ
2024年06月01日 12:52撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 12:52
一部で激ヤブ
イワウチワが群生してる
2024年06月01日 12:55撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 12:55
イワウチワが群生してる
林業?
2024年06月01日 13:05撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 13:05
林業?
激ヤブをさまよってたらナイフエッジに出た
2024年06月01日 13:07撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 13:07
激ヤブをさまよってたらナイフエッジに出た
2024年06月01日 13:26撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 13:26
椎茸
2024年06月01日 13:31撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 13:31
椎茸
激ヤブ
2024年06月01日 13:34撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 13:34
激ヤブ
ここで尾根から外れて斜面を降りて斜面から生える支尾根に移る
標識はもちろん目印は何もない
2024年06月01日 13:37撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 13:37
ここで尾根から外れて斜面を降りて斜面から生える支尾根に移る
標識はもちろん目印は何もない
支尾根が見えてきた
2024年06月01日 13:39撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 13:39
支尾根が見えてきた
ヌタ場が目印
2024年06月01日 13:39撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 13:39
ヌタ場が目印
下に林道が見えるが落石防止ネットも見える
そもそも斜度は崖で降りられる斜度ではない
2024年06月01日 13:50撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 13:50
下に林道が見えるが落石防止ネットも見える
そもそも斜度は崖で降りられる斜度ではない
林道への最後の斜面は降りられそうな雰囲気だったが
2024年06月01日 13:57撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 13:57
林道への最後の斜面は降りられそうな雰囲気だったが
最後は崖
ここはネットもコンクリでもないけど斜度がきつすぎて降りられない
2024年06月01日 14:02撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 14:02
最後は崖
ここはネットもコンクリでもないけど斜度がきつすぎて降りられない
尾根の末端から引き返して降りられそうな場所を探してここから林道へ降りたがここも斜度が厳しく無理やり降りた
2024年06月01日 14:25撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 14:25
尾根の末端から引き返して降りられそうな場所を探してここから林道へ降りたがここも斜度が厳しく無理やり降りた
尾根の末端、林道から撮影
実際にはもっと急斜面
容易に登れるものではない
2024年06月01日 14:33撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 14:33
尾根の末端、林道から撮影
実際にはもっと急斜面
容易に登れるものではない
大半がコンクリで護岸されてる
2024年06月01日 14:35撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 14:35
大半がコンクリで護岸されてる
なんと令和元年製
2024年06月01日 14:52撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 14:52
なんと令和元年製
腰越橋
2024年06月01日 14:54撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 14:54
腰越橋
林道崩落箇所その1
路肩が人が1人通れるくらいは残ってるが
そこが崩れない保証はない
2024年06月01日 15:03撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 15:03
林道崩落箇所その1
路肩が人が1人通れるくらいは残ってるが
そこが崩れない保証はない
崩落箇所その2
2024年06月01日 15:05撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6/1 15:05
崩落箇所その2
撮影機器:

感想

愛知川上流の三大支流の一つ御池川の支谷
瀬川谷へ

瀬川谷は天狗堂とサンヤリを源流とする谷で西尾本によれば「技術的には何ら問題とならない」谷らしい(人それぞれ技術の基準が違うが)

西尾さんが調査した頃はまだ作業小屋があり造林作業者が多く利用してたとか
そのさらに昔は炭焼きも盛んに行われていたらしく炭焼き窯跡が上流部まで多数あった

入渓直後こそ踏み跡がハッキリついてたけど規模的に登山者の利用はほぼないみたいだから踏み跡は基本的にない

ほとんど足を浸けずに遡行可能
いくつか優しい滝が連続して高巻きしたのは二つだけ
高巻き2つの内の1つは高巻きすらエグかった

最上流部は河口付近かのような緩い流れで穏やかに稜線へ詰め上がれる

ジャブジャブ泳ぎながらの沢登りとしては物足りないけど、今の時期みたいに足を浸ける程度の沢登りとしては最適かも

瀬川谷は登山としてはボチャン前提ならまあありかも



帰路に使った左岸尾根は一部で背丈を超える石楠花ジャングル
かなり面倒
全体の1割程度だけど

林道に出る時は尾根のまま進むと崖っぷちで降りられそうにないので要注意
かなり早めから林道に降りられそうな箇所を探しながら進んだ方がいい
林道の崖っぷちと石楠花ジャングルのおかげで気軽に行ける尾根じゃない

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