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Yamareco

記録ID: 6882172
全員に公開
ハイキング
中国山地西部

十方山(二軒小屋から周回)〜眺望抜群の山【西中国山地、広島県】

2024年06月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:23
距離
9.3km
登り
651m
下り
654m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:08
休憩
0:16
合計
3:24
距離 9.3km 登り 651m 下り 654m
10:27
1
スタート地点
10:28
10:29
9
10:38
24
11:02
11:03
9
11:12
15
11:27
11:33
20
11:53
11:54
5
11:59
5
12:04
12:10
7
12:50
6
12:56
12:57
30
13:27
24
●コースタイム
二軒小屋駐車場 1027 ― 藤本新道入口1036 ―作業道から山道への入口 1039 ― 稜線、藤本新道分かれ1102 ― 丸子頭分岐点 1126 ― 丸子頭 1127/1133 ― 丸子頭分岐点 1134 ― 那須分かれ、前三ツ頭 1152/1154 ― 奥三ツ頭 1204/1209 ― 論所 1216 ― 十方山 1224/1250 ― 1,328mピーク 1257 ― 獅子ヶ谷登山口 1327 ― 二軒小屋駐車場 1351

●行動時間 3:24
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●今回の移動
(広島家=二軒小屋P)
二軒小屋駐車場―藤本新道入口―丸子頭―前三ツ倉、奥三ツ倉、十方山―獅子ヶ谷登山口―二軒小屋駐車場
(二軒小屋P=広島家)

●登山口へのアクセス
○二軒小屋駐車場
・中国自動車道「戸河内IC」を降り、インターから直進の国道191号を進む。およそ5km先の「戸河内バイパス西口」交差点を左折し、出合橋を渡って右折、県道252号へと進む。道なりに約12kmで恐羅漢山登山口の麓に到着。左折し次の道分かれの先に二軒小屋駐車場
・県道252号は、恐羅漢へと行く人ならばよく知っている悪路。中間は改良されているが、その前後はすれ違いも困難な区間が数km単位で続く
・駐車場は広い。不詳だが、100台規模で駐車できそうだ。料金はいずれも無料
(2024.6現在)
コース状況/
危険箇所等
○二軒小屋〜藤本新道〜藤本新道分かれ
・藤本新道入口までは車道歩き。悪路として有名な県道252号を歩く。狭い車道にクルマが来ることもあるので要注意。藤本新道入口からしばらくは林業用作業道を上る。やがて左手に内黒峠や十方山への道分かれの案内が現れる。そこから左手の急登道に入ると藤本新道。終始急登が続き、内黒峠から十方さんへと至る
・分岐の案内はあるが、途中に標示はない。道筋自体は明瞭だが、誘導テープのみが頼り

○藤本新道分かれ〜丸子頭〜前三ツ頭〜奥三ツ頭〜十方山
・頂稜だが、幅もあり起伏も少ない。奥三ツ頭から十方山の間に細い水流があり、その前後にはごく短い梯子やロープがある
・樹林の中、笹原の中を行く道。仮に整備が廃れると道も分かりにくくなるかもしれないが、現状はよく手入れされており明瞭
・地図にて「前三ツ頭」とされるところは「那須分かれ」であった。奥三ツ頭はその名の通りであった。中三ツ頭というのもあるようだが、確認することはできなかった

○十方山〜獅子ヶ谷登山口〜二軒小屋登山口
・十方山から1,328mピークまでは先ほどまでの続きのようななだらかな道取り。そこからは緩い斜度だが一気に下降する。道筋は明瞭でありよく開かれている。木の根が卓越したところも多々あるため足下には十分に注意を
・獅子ヶ谷登山口で恐羅漢からのルートと合流する。そこからは林道歩きとなる。最初のうちはクルマが走れないほどに荒れた林道だが、徐々に路面状態はよくなる。獅子ヶ谷から二軒小屋までの2/3ほど進むと連続した舗装路になる
(いずれの記述も2024.6現在)
その他周辺情報 ●買う、食べる
○二軒小屋
・二軒小屋駐車場にはトイレのほかには何もない。そこから恐羅漢へとクルマで上った牛小屋高原には恐羅漢レストハウスがある。飲食できるようだが、立ち寄っていないので不詳
・コンビニエンスストアは、戸河内IC出てすぐと、その少々先にあるものが最後。IC出口には道の駅もあり、道の駅にもレストランがある。また戸河内の市街地には洋食レストランなどもあるようだ

●日帰り温泉
・戸河内には「グリーンスパつつが」がある。日帰り入浴もできる。大人600円
(いずれの記述も2024.6現在)
駐車場には先客一名のみ
【二軒小屋駐車場にて】
2024年06月02日 10:27撮影 by  ,
1
6/2 10:27
駐車場には先客一名のみ
【二軒小屋駐車場にて】
駐車場前にて十方林道方向を見ます。
帰りはここから降りて来る予定
【二軒小屋駐車場にて】
2024年06月02日 10:28撮影 by  ,
6/2 10:28
駐車場前にて十方林道方向を見ます。
帰りはここから降りて来る予定
【二軒小屋駐車場にて】
県道を上っていき、藤本新道への入口まで来ました
【藤本新道登山口にて】
2024年06月02日 10:36撮影 by  ,
6/2 10:36
県道を上っていき、藤本新道への入口まで来ました
【藤本新道登山口にて】
標示はこんな感じ。
同じ様式のものがルート上の分岐点ごとに設けられています
【藤本新道登山口にて】
2024年06月02日 10:36撮影 by  ,
1
6/2 10:36
標示はこんな感じ。
同じ様式のものがルート上の分岐点ごとに設けられています
【藤本新道登山口にて】
最初は作業道。特殊車両ならば入りそうです
【藤本新道登山口にて】
2024年06月02日 10:37撮影 by  ,
6/2 10:37
最初は作業道。特殊車両ならば入りそうです
【藤本新道登山口にて】
脇にはこんな注意書き。
ウィークデイは入らない方が良さそうです
【藤本新道登山口〜藤本新道分かれ】
2024年06月02日 10:37撮影 by  ,
6/2 10:37
脇にはこんな注意書き。
ウィークデイは入らない方が良さそうです
【藤本新道登山口〜藤本新道分かれ】
ちょっと上ると山道の入口。
標記は一瞥では分かりにくいですが、
とりあえず山道へと進むとやがて稜線に至ることが示されています
【藤本新道登山口〜藤本新道分かれ】
2024年06月02日 10:39撮影 by  ,
6/2 10:39
ちょっと上ると山道の入口。
標記は一瞥では分かりにくいですが、
とりあえず山道へと進むとやがて稜線に至ることが示されています
【藤本新道登山口〜藤本新道分かれ】
地主さんの好意で造られた道とのことですが、
ところによっては段付けなども整備されています
【藤本新道登山口〜藤本新道分かれ】
2024年06月02日 10:42撮影 by  ,
6/2 10:42
地主さんの好意で造られた道とのことですが、
ところによっては段付けなども整備されています
【藤本新道登山口〜藤本新道分かれ】
巨岩もゴロゴロ
【藤本新道登山口〜藤本新道分かれ】
2024年06月02日 10:52撮影 by  ,
6/2 10:52
巨岩もゴロゴロ
【藤本新道登山口〜藤本新道分かれ】
稜線に出ました
【藤本新道分かれにて】
2024年06月02日 11:03撮影 by  ,
6/2 11:03
稜線に出ました
【藤本新道分かれにて】
標示の建つ合流点から先を見ます
【藤本新道分かれにて】
2024年06月02日 11:03撮影 by  ,
6/2 11:03
標示の建つ合流点から先を見ます
【藤本新道分かれにて】
稜線道ですが、笹や樹木に囲まれた穏やかな道です
【藤本新道分かれ〜丸子頭】
2024年06月02日 11:12撮影 by  ,
6/2 11:12
稜線道ですが、笹や樹木に囲まれた穏やかな道です
【藤本新道分かれ〜丸子頭】
コバノフユイチゴ
【藤本新道分かれ〜丸子頭】
2024年06月02日 11:13撮影 by  ,
1
6/2 11:13
コバノフユイチゴ
【藤本新道分かれ〜丸子頭】
これもコバノフユイチゴ
【藤本新道分かれ〜丸子頭】
2024年06月02日 11:13撮影 by  ,
1
6/2 11:13
これもコバノフユイチゴ
【藤本新道分かれ〜丸子頭】
ニガナ
【藤本新道分かれ〜丸子頭】
2024年06月02日 11:16撮影 by  ,
1
6/2 11:16
ニガナ
【藤本新道分かれ〜丸子頭】
分かりにくいですが、右へと逸れていく道に
左からの合流道があります。
左は奥三ツ頭から十方山方面、右は丸子頭山頂
【藤本新道分かれ〜丸子頭】
2024年06月02日 11:26撮影 by  ,
6/2 11:26
分かりにくいですが、右へと逸れていく道に
左からの合流道があります。
左は奥三ツ頭から十方山方面、右は丸子頭山頂
【藤本新道分かれ〜丸子頭】
丸子頭に到着しました。
稜線ルートをちょっと外れた位置にあります
【丸子頭にて】
2024年06月02日 11:26撮影 by  ,
6/2 11:26
丸子頭に到着しました。
稜線ルートをちょっと外れた位置にあります
【丸子頭にて】
陽が差しているように、上は開けていますが、
眺望はありません
【丸子頭にて】
2024年06月02日 11:27撮影 by  ,
6/2 11:27
陽が差しているように、上は開けていますが、
眺望はありません
【丸子頭にて】
上は明るいです
【丸子頭にて】
2024年06月02日 11:32撮影 by  ,
6/2 11:32
上は明るいです
【丸子頭にて】
戻って分岐からは右(=先ほどの写真の左のことです)へ進みます
【丸子頭〜奥三ツ頭】
2024年06月02日 11:34撮影 by  ,
6/2 11:34
戻って分岐からは右(=先ほどの写真の左のことです)へ進みます
【丸子頭〜奥三ツ頭】
前三ツ頭が判然としないうちに那須分かれに到着
【丸子頭〜奥三ツ頭】
2024年06月02日 11:52撮影 by  ,
6/2 11:52
前三ツ頭が判然としないうちに那須分かれに到着
【丸子頭〜奥三ツ頭】
位置関係を見るに、ここが前三ツ頭ということでしょうか
【丸子頭〜奥三ツ頭】
2024年06月02日 11:52撮影 by  ,
6/2 11:52
位置関係を見るに、ここが前三ツ頭ということでしょうか
【丸子頭〜奥三ツ頭】
先へと進みます
【丸子頭〜奥三ツ頭】
2024年06月02日 11:53撮影 by  ,
6/2 11:53
先へと進みます
【丸子頭〜奥三ツ頭】
奥三ツ頭に到着
【奥三ツ頭にて】
2024年06月02日 12:04撮影 by  ,
6/2 12:04
奥三ツ頭に到着
【奥三ツ頭にて】
狭い山頂です
【奥三ツ頭にて】
2024年06月02日 12:09撮影 by  ,
6/2 12:09
狭い山頂です
【奥三ツ頭にて】
穏やかな稜線道には不似合いな木段とロープがあります。
ここか次が「論所」でしょうか
【奥三ツ頭〜十方山】
2024年06月02日 12:16撮影 by  ,
6/2 12:16
穏やかな稜線道には不似合いな木段とロープがあります。
ここか次が「論所」でしょうか
【奥三ツ頭〜十方山】
もう一本水流越え
【奥三ツ頭〜十方山】
2024年06月02日 12:18撮影 by  ,
6/2 12:18
もう一本水流越え
【奥三ツ頭〜十方山】
これもニガナ
【奥三ツ頭〜十方山】
2024年06月02日 12:24撮影 by  ,
1
6/2 12:24
これもニガナ
【奥三ツ頭〜十方山】
タチコウガイゼキショウ
【奥三ツ頭〜十方山】
2024年06月02日 12:24撮影 by  ,
6/2 12:24
タチコウガイゼキショウ
【奥三ツ頭〜十方山】
山頂に到着。
開放的な山頂です
【十方山にて】
2024年06月02日 12:24撮影 by  ,
1
6/2 12:24
山頂に到着。
開放的な山頂です
【十方山にて】
南西面。
奥右から寂地山、吉和冠山、羅漢山。左端手前は女鹿平山
【十方山にて】
2024年06月02日 12:25撮影 by  ,
6/2 12:25
南西面。
奥右から寂地山、吉和冠山、羅漢山。左端手前は女鹿平山
【十方山にて】
南〜南南東面。
左端が立岩山。左奥は大峯山。右端は女鹿平山
【十方山にて】
2024年06月02日 12:25撮影 by  ,
6/2 12:25
南〜南南東面。
左端が立岩山。左奥は大峯山。右端は女鹿平山
【十方山にて】
東南東面。
左端は市間山、中央奥は東郷山、右は大峯山
【十方山にて】
2024年06月02日 12:25撮影 by  ,
6/2 12:25
東南東面。
左端は市間山、中央奥は東郷山、右は大峯山
【十方山にて】
その続き
【十方山にて】
2024年06月02日 12:25撮影 by  ,
6/2 12:25
その続き
【十方山にて】
東〜東北東面。
奥には臥龍山などがあるはずですが、見分けられません。
右寄り奥は白木山
【十方山にて】
2024年06月02日 12:25撮影 by  ,
6/2 12:25
東〜東北東面。
奥には臥龍山などがあるはずですが、見分けられません。
右寄り奥は白木山
【十方山にて】
奥三ツ頭を見ます。
あちらのほうが背が高い
【十方山にて】
2024年06月02日 12:41撮影 by  ,
6/2 12:41
奥三ツ頭を見ます。
あちらのほうが背が高い
【十方山にて】
1,328mピークを見ます。
確かにあちらの方が高そうです
【十方山にて】
2024年06月02日 12:41撮影 by  ,
6/2 12:41
1,328mピークを見ます。
確かにあちらの方が高そうです
【十方山にて】
奥に頭を出しているのは恐羅漢でしょうか
【十方山にて】
2024年06月02日 12:41撮影 by  ,
6/2 12:41
奥に頭を出しているのは恐羅漢でしょうか
【十方山にて】
山頂は一面笹原です。
チマキザサとのこと
【十方山にて】
2024年06月02日 12:47撮影 by  ,
6/2 12:47
山頂は一面笹原です。
チマキザサとのこと
【十方山にて】
さて、下山。
写真の右手から来ました。下山は左手へ
【十方山にて】
2024年06月02日 12:50撮影 by  ,
6/2 12:50
さて、下山。
写真の右手から来ました。下山は左手へ
【十方山にて】
真ん中にある倒れた標示はこの通り。
瀬戸の滝へと下ると獅子ヶ谷の二倍くらいは係りそうです
【十方山にて】
2024年06月02日 12:49撮影 by  ,
6/2 12:49
真ん中にある倒れた標示はこの通り。
瀬戸の滝へと下ると獅子ヶ谷の二倍くらいは係りそうです
【十方山にて】
アカモノ
【十方山〜獅子ヶ谷登山口】
2024年06月02日 12:50撮影 by  ,
1
6/2 12:50
アカモノ
【十方山〜獅子ヶ谷登山口】
十方山最高点。
この手製が唯一の手がかりです
【十方山〜獅子ヶ谷登山口】
2024年06月02日 12:57撮影 by  ,
6/2 12:57
十方山最高点。
この手製が唯一の手がかりです
【十方山〜獅子ヶ谷登山口】
振り返って撮影)
見通しのない、ルート上の1地点に過ぎません
【十方山〜獅子ヶ谷登山口】
2024年06月02日 12:57撮影 by  ,
6/2 12:57
振り返って撮影)
見通しのない、ルート上の1地点に過ぎません
【十方山〜獅子ヶ谷登山口】
樹林を抜けて坂道を下っていきます
【十方山〜獅子ヶ谷登山口】
2024年06月02日 13:17撮影 by  ,
6/2 13:17
樹林を抜けて坂道を下っていきます
【十方山〜獅子ヶ谷登山口】
ここまでは尾根筋。ここからは獅子ヶ谷へと下降。
まっすぐ行くと水越峠ですが、ご覧の通り道はありません
【十方山〜獅子ヶ谷登山口】
2024年06月02日 13:19撮影 by  ,
6/2 13:19
ここまでは尾根筋。ここからは獅子ヶ谷へと下降。
まっすぐ行くと水越峠ですが、ご覧の通り道はありません
【十方山〜獅子ヶ谷登山口】
振り返って撮影)
ここに出てきました
【獅子ヶ谷登山口にて】
2024年06月02日 13:27撮影 by  ,
6/2 13:27
振り返って撮影)
ここに出てきました
【獅子ヶ谷登山口にて】
振り返って撮影)
見ると左手には渓谷沿いの道の出口がありました。
上部は分かりませんでしたが
【獅子ヶ谷登山口にて】
2024年06月02日 13:27撮影 by  ,
6/2 13:27
振り返って撮影)
見ると左手には渓谷沿いの道の出口がありました。
上部は分かりませんでしたが
【獅子ヶ谷登山口にて】
カキドオシ
【獅子ヶ谷登山口にて】
2024年06月02日 13:28撮影 by  ,
6/2 13:28
カキドオシ
【獅子ヶ谷登山口にて】
振り返って撮影)
荒れた林道を下りていきます
【獅子ヶ谷登山口〜二軒小屋駐車場】
2024年06月02日 13:30撮影 by  ,
6/2 13:30
振り返って撮影)
荒れた林道を下りていきます
【獅子ヶ谷登山口〜二軒小屋駐車場】
道脇には清々しい滝もあります
【獅子ヶ谷登山口〜二軒小屋駐車場】
2024年06月02日 13:38撮影 by  ,
1
6/2 13:38
道脇には清々しい滝もあります
【獅子ヶ谷登山口〜二軒小屋駐車場】
このあたりは舗装路。
先でまた砂利道に戻ります
【獅子ヶ谷登山口〜二軒小屋駐車場】
2024年06月02日 13:40撮影 by  ,
6/2 13:40
このあたりは舗装路。
先でまた砂利道に戻ります
【獅子ヶ谷登山口〜二軒小屋駐車場】
ようやく連続的な舗装路になりました
【獅子ヶ谷登山口〜二軒小屋駐車場】
2024年06月02日 13:45撮影 by  ,
6/2 13:45
ようやく連続的な舗装路になりました
【獅子ヶ谷登山口〜二軒小屋駐車場】
駐車場が見えてきました。
二段になっています
【獅子ヶ谷登山口〜二軒小屋駐車場】
2024年06月02日 13:50撮影 by  ,
6/2 13:50
駐車場が見えてきました。
二段になっています
【獅子ヶ谷登山口〜二軒小屋駐車場】
林道の標記を見ると、来たほうには十方山とあります。
もちろん恐羅漢にも行けます
【二軒小屋駐車場にて】
2024年06月02日 13:51撮影 by  ,
6/2 13:51
林道の標記を見ると、来たほうには十方山とあります。
もちろん恐羅漢にも行けます
【二軒小屋駐車場にて】
撮影機器:


感想

 中国山地西部の十方山へと向かった。
 十方山は山頂からの展望で知られている。今日の天候ならば、十分に見渡しが利くかもしれない。
 十方山は山頂部に不思議がある。山頂よりも高いピークがあること、すぐ隣には同様に十方山よりも高い三ツ頭なる山があること。付近の姿を想像しにくい山頂を目指した。
 二軒小屋へは、戸河内インターから県道252号経由で向かった。一年くらい前に恐羅漢山に登った際にもこの道を使った。悪路で有名な道だ。今回は、寄りによって行きも帰りも狭小部で対向車を受けることとなった。悪路を実感させられることとなった。
 二軒小屋には先行車が1台のみ。その閑かな様を見つつ、出発。まずは来た県道252号を遡る。藤本林道への入口は急勾配だが道幅もあり、特殊な作業車であれば十分に進入できそうだ。しばらく上ると山道が分かれていく。そちらはそちらで急坂だ。県の山岳連盟の方々などが整備されたのであろうか、木段もあるしっかりとした道だ。
 急坂のままに尾根へと到達。頂稜には内黒峠から十方山へと続く道が通っている。内黒峠方面はメジャーな道ではないのかと思っていたが、見る限りは来た道やこの先のルートと同様に開かれているようだった。
 頂稜に出てからもさらに上り続けることになるが、ひじょうに穏やかな道取りだ。あまり上昇感を感じないままに丸子頭へ。樹林帯の中の山頂だ。見通しは得られない。
 コースを外れた山頂部を後にして少々戻る。きれいな三叉路を右へと曲がり奥三ツ頭を目指す。山容はますますなだらかになる。植生は笹が目立つようになる。丁寧に開削されており、道が見えなくなる心配はないものの、そのうちに埋もれるのではないかと心配になる。
 前三ツ頭を特定できないうちに「那須分かれ」に到着。ここがピークになっており、おそらく前三ツ頭もこの近辺の岩なんかがそれなのであろう。
 さらに進む。ほかの方の記録では蛇が多いとされているが、今日は見かけることはなかった。鬱蒼とした緑の中を更に進み奥三ツ倉へ。山頂からは樹間に吉和方面が少しだけ見える。大岩が最高点のようだが、上るのは止める。
 奥三ツ倉からはいったん鞍部に下りて進むことになるが、これとてさしたる上り下りではない。鞍部のどこかが論所と呼ばれているようだ。水流を二度渡るのだが、いずれかが論所なのであろうと推測。殆ど山頂部とも言えるこの辺りで水流があることにも不思議を感じる。
 登り返していくうちに、木々がなくなり明るい空間へと出る。視界も広がり十方山山頂に到着。
 背の低い笹原によって埋め尽くされた山頂からは西〜南〜南東辺りがきれいに見渡せる。残念ながら霞に遮られて遠くは見えない。海や瀬戸内海の山々を見分けることはできないようだ。また日本海側は高い木々に阻まれており、恐羅漢の頭を見るのが精一杯だ。それでも、ここを山頂とした心持ちはよく理解できる展望だ。
 眺望を楽しみ、昼食を摂る。一息入れて、いよいよ下山へと向かう。
 隣の1,328mピークは眺望がない。通過点のようなそのピークを過ぎ、道は急下降。といっても上りで利用した頂稜と比較すればというレベルであり、それほど急激な坂道ではない。
 途中で根に足を取られ、それでも倒れないように踏ん張ったところ、足を攣ってしまった。山でこんなことになるのは初めてだ。ふくらはぎの攣りが落ち着くのをじっと待ち、再出発。
 見覚えのある獅子ヶ谷登山口を過ぎ、これまた見覚えのある荒れた林道を進む。途中には見覚えのない真新しい橋がある。やがて、林道も舗装路へと変わり、二軒小屋駐車場が見えてきた。
 ほんとうは、西の登山口に近い滝や細見渓谷のような山裾も楽しんでこその山なのであろうが、山頂部の独特の眺望だけでも十分に特筆すべきものがある。
もっと知られていい好き山だと思った。

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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 中国山地西部 [日帰り]
十方山(内黒峠往復)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

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